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14/22(合計:220件)
上田にく
hepo
ネタバレ
惚れさせておいて、どっぷり浸からせておいて、急に「好きだから、お前にはふつうのしあわせが似合う!」って身を引こうとするゲイ許すまじ会会長です。 ふつうのしあわせとはなんぞや。 「午前3時の家出」(1〜3話+描き下ろし) 萌 ずっと一緒にいると思っていた恋人に去られて2年。 幸人と暮らした家に住み続けている高岡の前に、幸人そっくりな少年が現れて…。 きちんと理由が分かって別れても引きず…
BLハマりたての頃、「表紙に食べ物が描いてある」=買う!という時期があって、この短編集が初めて読んだ上田さんの作品でした。 Amazonで見つけて、届いて、表紙を直で見たときの興奮を今も覚えています。 ただ初心者には厳しい内容でした。 常識でガチガチな人間にとって、BL界にはさまざまな試練があるものです。 この作品では複数やビッチみたいな分かりやすい地雷はないけれど、何かもやっとする。この…
「おとなごっこ」「夜が明けて恋の輪郭」 萌2 「援交してる、AV出てる、怖いバックがついてる」と噂されている孤高のDK・徳間と隣の席になったおおらかすぎる転校生・長谷川の話。 出だしのモノローグのテンポが絶妙で、開始1ページ半くらいで引き込まれてました。 徳間がめんどくさいと思うことを全部「普通だろ」の一言で片付ける長谷川。 この「めんどう」「普通だろ」、「煩わしい」「普通だろ」、「どうし…
いわゆる一般論として、男性は確信がないと告白しないと言いますが、その根底にあるのは「フラれたらカッコ悪い」というメンツの問題だと思うのです。 ただこれって異性愛の場合であって、同性愛の場合はもっと深刻だよなあ。 友人をなくすかも、軽蔑されるかも、もう二度と笑いかけてすらもらえなくなるかも。 そんな不安が臆病にさせるのだろうな、という短編集。 「臆病者は恋をする」 萌2 バイト先が一緒…
藻とカレー
表題作。 しちめんどくさいw 美容師の桜井が自分に気があるのをわかっているけどお尻は守りたい、でも友達はほしい、と誘いに乗る宮田。 一緒にいて楽しいから友達でいたい、そういう関係になりたくない、もしそうなったらどうなんの?とネット検索したりゲイビを見たり。 宮田はネット掲示板オタクで自分の状況のスレを立て、レスでいじられ煽られるのはおもしろいけど、結局ソッチに興味津々で墓穴を掘るという…
表題作。 幸人と直人の兄弟どっちもめんどくさいw 幸人は同棲中の高岡くんのもとから何も言わずに出て行ってしまう。 それも勝手に一人ネガティブになってBLあるあるの彼(高岡くん)は自分と一緒だとダメだ、普通の家庭をもってしあわせにならないと、と思い込むやつ。 なんもわからないままおいてけぼりになる高岡くんがかわいそう。 そりゃ、出て行かれたまま幸人に連絡とることもできひんわ、と共感してしま…
アキタ
いやいや、こんなんもうならないわけないやろ〜!っていうね。 人気上昇中の若手俳優の周は一時的な人気で終わらないために、自分の立ち位置や売り出し方を分析して真面目に仕事に取り組んでいて、そんな姿には好感しかなくて、間違いなく私の中で好感度高い俳優(キャラ)ランキングの上位に食い込んできます。 周はWEB番組に出演した際に共演者で俳優の卵の新谷にキスをされてしまうというドッキリを仕掛けられ…
銀次郎
タイトルからして、BLになるしかないだろう!という感じでした。 お話の内容とか話展開は、結構今どきな感じがします。 個人的には、淡々と進み、あっさりと読めてしまいました。 小湊の素と芸能人としての顔の差はツボでした。 劇的な差があるわけではないですが、なんか良いですこういうの。 対する新谷はずっと変わらず新谷なので、小湊とのギャップも楽しめます。 あんまり劇的な展開がな…
うーゆむ
上田にく先生の作家買いです。 先生の描くどこか、すっとぼけた感じが好きです。読むと、ほっとするんですよね。 暗さがなくて、優しい。 こちら、芸能界のお話でした。 今時は、テレビだけじゃないし活躍する媒体はたくさん有りますよね。 何が自分を輝かせるのか? この選択は難しい。取り巻く周囲の人たちにもよりますし。芸能界って現実的に大変なんだろうなぁと思います。 そんな気持ちを軸に展…
まりんまいん
タイトルから面白そうな予感がひしひしとして来たので読んでみました。 芸能界ものだし、私は"ファンの声"とかで、主人公たちの関係がどんどんしんどくつらくなっていく系はあまり見たくないタイプなので、読む前は大丈夫か不安でしたが、その心配は全然いりませんでした。 意外とかなり日常的で、コミカルにテンポよく明るい系でした! しかも、漫画なのでもちろんファンタジーですが、ファン…