yocoさんのレビュー一覧

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

重い血の宿命と愛を抱いて

パブリックスクール第3巻となります。
レビューをするには、あまりにも苦しい物語でした。
読んでいて、心が大変痛みました。

物語は、3編で構成。
最後の「八年後の王と小鳥」が表題作となります。

◆「八年目のクリスマス」

エド視点。
イギリスで仕事をするエドと日本で仕事をするレイ。
両想いになってから八か月ぶりの逢瀬になる予定だった
クリスマスが、レイの仕事の都合で取消に…

24

「ダークホースの罠」出版社SSペーパー 特典

コメディだとしても…

胡桃の女性部下・玉置にスポットライトを当てたSSです。

殺人事件の現場に遅れてやって来た玉置。

キャリーバッグを引きながら現れた姿に、
「ご苦労さん。旅行中だったのか」
と胡桃が尋ねると、
「コミケですよ。今日、初日だったんです」
という返答。

更に、殺人事件の概要を説明しようとする胡桃を遮り、
「戦利品」こと同人誌を安全な場所に置くことを優先しようとしたり、
18禁…

8

秘書は今日も悩んでいる「パブリックスクール-八年後の王と小鳥-」Amazon限定特典ペーパー 特典

恋は盲目♪

本品は『パブリックスクール-八年後の王と小鳥-』の
Amazon限定特典ペーパーになります。

本編後、
ロードリー視点での2人のその後のお話です。

エドワードは
世界を股に掛ける
巨大コングロマリットの社長にして
史書にも明らかな血筋を誇る家の
本家直系の次期当主です。

本日もつわものぞろいの役員会議でも
冷静、大胆な話術で切り抜けた手腕は
見事なモノで

11

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

過ぎたるは及ばざるがごとし、かな。

時空を越えた純愛物語。
かな?
プラハとボヘミア王国を、伝説の狼王のタペストリーを介在に行き来するファンタジー。
夜は狼の姿で狼の王国を治め、昼は人間の姿で王国を治めなければならないボヘミア王家の王をめぐる、呪いだの、陰謀だのに翻弄される、王国の王太子アレシュと、彼の側でなければ生きることができない予言者であり運命が定めた花嫁悠羽。
果たして悠羽は伝説のタペストリーのように、アレシュを王に…

4

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

樋口流(&yocoテイスト)、なつかしの身分差もの

前2作は既読。
8年後ということで、30代になっている二人の話かと思ったが
(←個人的な期待?)実際には違いました。
パブリックスクールを出てから8年後、
『群れを出た小鳥』の最後からは8ヶ月後の冬、
二人が恋人になってから初めてのクリスマス〜の話。

最初に短編が二つ。

『八年目のクリスマス』
思いが通じて後遠距離恋愛中のエドが、
久しぶりに会えるクリスマスを前にウキウキ…

16

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

礼が試されるの巻

今回収録されているのは
「八年目のクリスマス」(小説Chara Vol.33掲載)
「つる薔薇の感傷」(Char@ Vol.20掲載)
「八年後の王様と小鳥」(表題作/書き下ろし)

●「八年目のクリスマス」
イギリスと日本で遠距離恋愛中のエドが、クリスマスに礼に会えるとウキウキする。でも急な仕事の都合で礼はクリスマスにイギリスへ行けなくなり
エドがっかり……でも、その代わりもっとい…

48

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

イギリスに1ミリも魅力を感じない女子なんていない。

先生のおっしゃるとおりです。英国に魅力を感じない、興味が1ミリもない女子なんていないとおもいます。
はっきり言って、想像以上のお話でした・・・!!
個人的に大好きな設定が夢のように詰め込まれた世界観でした。
エド・・・!気高く、傲慢な、パブリックスクールの王。なのにどこか寂しげな美しい貴族・・・
最高です!!!!!!

礼にもエドにも感情移入しすぎて胸が何度締め付けられたことか・・・!…

25

ダークホースの罠 小説

谷崎泉  yoco 

すみません、辛口です

谷崎泉さんの商業百冊目の作品。
480ページ近くある長編です。

あらすじ:
捜査一課の刑事・胡桃(攻め)は、父の葬儀の帰り、道に倒れていた謎の外国人・カミル(受け)を拾う。
記憶喪失の彼をなりゆきで自宅に住まわせ、彼が唯一覚えている「ベネディクト」という人物を探す手助けをすることに。
そこに、家出してきた甥っ子・朝生も加わり、胡桃の周囲は一気に賑やかに…

帯に「くせ者揃いのスラ…

24

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

異世界トリップもの

チェコに住む、生まれつき耳が聞こえない悠羽(受け)は、伝説の狼王アレシュに憧れ、職場の美術館で彼の物語を紡いだタペストリーを見るのを楽しみに生活を送っていた。しかしある日、異世界からその狼王・アレシュ(攻め)がやって来る。大怪我をしたアレシュは悠羽を預言者だと言い、狼の姿になるためと言って悠羽を抱くが、後日火事に巻き込まれた悠羽もその異世界へと飛ばされ…。


異世界トリップものです。
個…

7

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

話の展開に無理がある気が…

不憫で孤独な受けが異世界の王様に愛される、というよくある王道ストーリーが大好き、また表紙絵も素敵なので迷わず購入しました。
異世界トリップとタイムトリップものなのですが、話の進め方が強引すぎる気がしました。特に最後のオチの付け方には納得できませんでした。。本編の2人はそれでハッピーエンドだけど、2人が未来を変えたことで他の時間軸の2人はどうなるの??という疑問がありました。
攻めが受けを好きに…

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