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43/155(合計:1548件)
夜光花 yoco
碧雲
ネタバレ
禁断の双子愛。 物語に登場する兄の病気、「黒夢病」は、実際に無い架空の病気。安心して読書を楽しむことができた。 こんな浦島太郎を作る眠り病は、残酷すぎる。 黒夢票は、昏睡する間、衰弱するけど、外観の老化が起きない、 眠る前の状態で目覚める、まるで浦島太郎な病気。 主人公は、双子の兄。 過去に二度、黒夢病で昏睡した兄は、何時までも少年のまま。 弟と同い年に見えない、外観天使…
凪良ゆう yoco
ぱるりろん
自身のセクシャリティに悩んでオネエキャラを演じて自衛していた学生時代。 そして卒業後、上京して就職し、夢にまで見た二丁目デビューも果たした二コール。 仕事は忙しくて、ミスもするし怒られるし不満だらけだけど、投げ出さずに続けている。 初恋の彼とは思いを伝えられないまま親友を続けていて、彼には一緒に住んでいる恋人がいる。 学生時代が「泣かないで二コール」、上京後が「人生は薔薇色、ではない」、そ…
樋口美沙緒 yoco
カモミールおばさん
神の上ってなんですか? いや、もうほんと、前3巻分が秀逸だな。すごく面白い。これ以上はもうないだろうと思ってた時期がわたしにもありました。 あったよ!!!!!! これ以上、あった!!!!! もうとにかく読んでほしい。 正直言うと、途中までの展開がほんと辛い。 エドに無視されて続けてたレイが一番しんどいと思ってたけど、私の視野が狭かったです。 レイの世界がどんどんどんどん広…
谷崎泉 yoco
絵師買い。yoco先生の挿絵は、作品内容のダイジェスト。 胡桃が主役の「ダークホースの罠」より先に、 スピンオフの「その愛に終わりはあるか」を読んでしまった。 胡桃の上司、係長の南野が主役。その部下が、胡桃。 この作品の中の胡桃の役割がとても面白かった。 そしてあの美貌のバンパイアとまだ同居して一緒にいるというので、 「ダークホースの罠」も読んでみようかな、と興味が沸きました。…
これにて、一旦パブリックスクール編終了です。 いやぁ、涙が止まらなかった。 途中、前作よりエドの心が透けて見えて、あの行動の意図や想いを想像するに至り、胸が痛い痛い…。 なるほど、これが切ないという気持ちかと、ティッシュがベチャベチャになりました。 レイの世界が広がっていく一冊であるのと同時に、この後の大人になった2人編、そして前巻のエドしかいないレイとの対比をうまくこの巻で分けて…
まず、正直言って「めっちゃ好き」です。 こんなに、胸を締め付けられて、切ねえ!ってなって、うおおあおあおなんで…なんで…ってなったBLは久しぶりでした。 ほんと、なんで今まで読まなかったんだ。 パブリックスクールは、所謂閉ざされた少年だけの世界でBLとして扱いやすい題材ではあるし、読者としてもとっつきやすい世界観だと思います。 閉鎖的な学校と寮で男の子たちが恋愛をする。それだけでは…
成瀬かの yoco
フランク
コミカル系のが読みたいなぁと思って、「コミカル・シュール」で詳細検索をしてヒットしたのがこちら。 「コミカル・シュール」に該当しても、えぇ……これがコミカルなの?みたいな作品もあるので(例えば凪良さんの「愛しのニコール」がコミカル・シュールとなってるけど、私からするとコミカル??どこが?となる)念のために、レビューもザッと読んだうえで購入したのですが……。 割と最初のほうで撃沈……。 と…
ももよたん
あらすじを読んで、オネエキャラを演じるゲイの高校生のお話で切なくなったり萌えられたりするのかなぁって少し心配はありましたが、全くの杞憂でした。 前半はめっちゃ切なくて、後半にいくほど愛しい気持ちになれました。 ニコの片思いが長いので焦れますし、ニコが可哀想になって涙も出ちゃったりしますが、榮が彼氏と別れてからは軽い攻めザマァな展開もあり、ニコの長年の片思いが成就した時には胸熱でした。 …
ライラ・ペース yoco
不敬を承知で、実存する国の名を使い、 架空の王太子を登場人物に選んだのか、動機に興味が沸いた。 さもありそうな妄想を描く作家だと思う。 著者の勇気を評価して、神。 Lilah Pace アメリカ南部在住。 もともとニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに名を連ねる作家だが、そちらとは別に「ライラ・ペース」名義でも作品を発表。 イタリアや英国で暮らしたことがあり、英国の映画俳優…
杉原理生 yoco
はねっかえりのりーさん
初読み作家さんですが、美しく静謐で、まるでおとぎ話のようなお話でした。 作者さんの好きを詰め込んだ、と後書きにもありましたがラブストーリーと言うよりはある人に関する人生の一瞬を切り取った、みたいなお話で、錬金術師や国のこと、それらも深く掘り下げて書かれていました。 ので、最初はちょっと物足りなかったんです。 過去のお話もちょっと説明的かなぁ、と思う場面もありました。 なのでそれらを加味…