yocoさんのレビュー一覧

恋する犬のしぐさ図鑑 小説

海野幸  yoco 

可愛い<心配、になってしまったので

好きな人に犬耳しっぽがくっつき、気持ちが読めるようになっちゃった!?ってとこまでは楽しく読めたが、ヒトがイヌ化していく展開はシュールというか何というか……。キャラが心配になるばかりで萌えるどころじゃなかった。

真柴は天然なのかあほのこなのか、思考がよく分からない。そこでポジティブになる?そこで卑屈になる?と自分の感覚とは真逆をいくキャラで、最後まで遠いとこから見ていた感じ。

重倉は犬耳…

0

ピノと、彼の初戀 小説

伊勢原ささら  yoco 

名作だ

これはまいった。
ファンタジー作品ですが、よく見かける壮大な舞台じゃなくて、ほっこりと心が温かくなるハートウォーミング系のファンタジー作品です。
おとぎ話調で優しい調べの筆致。内容も分かりやすく、誰にでもウェルカムな感じが非常に好感が持てました。また、主人公・ピノの明るくて前向きな性格と言動が、読む者の気持ちを明るく朗らかにそして元気にさせてくれます^ ^


木の魔法人形・ピノの初恋を…

12

生まれた時から愛してる 小説

夜光花  yoco 

双子の弟→兄への執着愛

面白くて読み始めたら止まらなくなり、夜中3時まで読みふけってしまいました。
本当に小説の中には理想の執着攻めがたくさんいるなあ…

ガチ兄弟(双子の弟×兄)ものです。
(以下大きなネタバレありです)

========================









読み始めてすぐ、「一卵性の双子なのに身長が20センチも違って、お兄ちゃんの方が子供みたいに見えるっ…

2

ピノと、彼の初戀 小説

伊勢原ささら  yoco 

パオロ不在380日目に来た【送りびと】の恋

★電子版購入。
挿絵画は、yoco先生。いつものように表紙は全体の要約。
「ピノキオ」や既刊「嫌われ魔物の大好きなひと」と通じる、「かけがいないもの」がテーマ。ほんわか・じんわり
★三人でパオロを探す旅で夫々が大事なものを見つける物語。パオロが籠めたピノの純粋さが切ない。


ピノ:三歳児大の木製 パオロが作った最後の魔法人形。健やかな18才の心を宿す 
造られて8年一緒に暮したパオ…

9

ピノと、彼の初戀 小説

伊勢原ささら  yoco 

切なくも温かいストーリー。

作家買い。
作家買いですが、yocoさんの描かれた優しい表紙に思わずうっとりしながら手に取りました。伊勢原先生と言えば健気受けのイメージが個人的に強いのですが、今作品の受けちゃんも超絶に可愛かったです。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





木でつくられた人形のピノ。
彼を作ったのはパオロという男性。優しく穏やかで、ピノにいろいろなことを教…

12

罪も罰も棘も蜜も 小説

弓月あや  yoco 

父が惚れた人

yoco先生の挿画に惹かれて購入
いつものように、表紙に物語の全てが込められている。

あとがきに、
「ごんぎつね」を意識したこと タイトルは明菜ちゃんの歌を意識したこと等が書かれてます。
死や別れの折々の表現が、切ない。
切ない展開を、無理やりハピエンに押し込めたようで、結末は呆気ない。

父の遺品の手帳は、ある人の為に命を捧げた記録が綴られていた
生前、無口で無愛想な父は見合…

0

ピノと、彼の初戀 小説

伊勢原ささら  yoco 

心優しい人形の切なくも心あたたまる恋物語

木人形のピノがとっても純粋で明るくて可愛い。

突然消えた父親代わりのパオロをいつかいつかと心待ちにしながら一年以上も孤独に帰りを待っているピノがすでに可哀想でのっけから切なくなります。

そこに現れる絵本にでてくる王子様みたいなラウルが登場し二人のパオロ捜索の旅が始まります。

木人形のピノに対して冷ややかなラウルの態度にピノが全然へこたれないのでピノの心の強さを感じました。

17

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

茶系の表紙 白黒対比の挿絵 

yoco先生の絵に惹かれて購入、
白抜きの部分と描き込み部分、白黒の対比、内面描写を工夫されているな、と思った。

文学調の大人し目なタイトル、緩やかな展開、細かい心理描写 
飛び込みの一見客に、自分の眼鏡を貸す律。その人は、律が愛読する小説の作家だった。
律の手作り弁当を気に入り、ID交換、友人・・と、西に押されて展開していく。 
西兄弟との交流で、律は、毒母の虐待と共依存する自分に…

3

『えとがみ-干支神- 辰神は童貞太子に愛される』コミスタジオ特典ペーパー 特典

愛しい皇子のために

本品は『えとがみ-干支神- 辰神は童貞太子に愛される』の
フェア店特典ペーパーです。

本編直後のイチャイチャ話です。

中央府大宮殿の地下牢で翠綺を抱いた牙王丸は
翠綺への恋が実っただけではなく
早速ふたりの子までできた事が贅沢過ぎて
翠綺の腹にほおずりしつつ夢を見ていようだと思います。

感極まって涙が出そうになった牙王丸は
翠綺に得意げな顔で笑われて
牙王丸は翠綺の変…

0

えとがみ-干支神- 辰神は童貞太子に愛される 小説

犬飼のの  yoco 

過去を悔やむ辰神が選択した解決方法とは

今回は亥神の太子と辰神の皇子のお話です。

受様が寅神の元太子と冥王の契約破棄に挑み
攻様を巻き込んだ結果、攻様と新たな縁を結ぶまで。

始祖神に十二支と定められた十二種族は
始祖神が霊界へ登ると干支神となり一つの国を作ります。

人界では十二の神に格差はないように語られますが
実のところ辰神と他の種族の差は明確であり
辰神の大将は大神として干支神の頂きに座しています。

3
PAGE TOP