安西リカさんのレビュー一覧

甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

じんわりくる萌

七生と佐倉は認識としてはセフレの関係。
佐倉が会おうと誘い出し、七生がヤろうとけしかける。このいつものやり取りが終わる?

佐倉は実家の病院に戻る、と言います。そして結婚すると。ドライなセフレの関係は終わらせることになるのか…

七生は佐倉に対して、数いるセフレの一人と言ってましたが、実は佐倉一人。手慣れた風に言いつつも、それは嘘で…。好きな気持ちを、恋人になりたい気持ちを隠しながら無理…

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あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

愛の形?

一目惚れした攻めの高良が自分では興味もない日本画の画材屋に毎週通う理由…それは毎週火曜日にくる相手。綺麗な、受けの環紀。

ゲイの自覚もないまま、半年の間、声もかけられずにいた高良が意を決して話しかけようとするのですが、出来ず。。。そんな時にアクシデントで怪我をした高良を家で手当するという。
環紀は実はゲイだということをその時に知ります。

もー、最後まで、なんていうか、モヤモヤしてしま…

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可愛い猫には旅をさせよ 小説

安西リカ  ユキムラ 

安西さんのファンタジー

うーん、残念ながら私には響かず。
もともとファンタジーがあまり得意じゃないってこともあるんですが、途中でだれちゃって最後まで読破出来ませんでした。
パラスティックソウルはなんとか読めたんですが。

可愛い、ほんわり、ってのがダメなのかも。
でも、そこに萌えを感じる人もいると思うので、もうこれは趣味による、てことしかないのかもしれません。

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

先生と生徒

とはいえん、先生は家庭教師の先生です。
でもやっぱりちょっと萌えシチュですよね。

今回は年下の攻め君(入江)がだいぶん頑張り屋さんで、ずっと先生のことが好き、と言い続けるんですよね。また、先生の方も、親友がゲイってこともあって、それそのものにはなんの抵抗も偏見もない。
でも自分はノーマルだからっていう固定概念?があって、素直に入江のことも答えてあげられないんですよね。
振り向いてくれな…

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可愛い猫には旅をさせよ 小説

安西リカ  ユキムラ 

たしかに”可愛い猫”でした

作家買いです。
これまた、作家様が周年記念インタビューで好きなカップルにあげていたので。
安西先生のファンタジーは”聖邪の蜜月”がめちゃくちゃ素晴らしかったので、もしやこちらも…とか思ったんですけど、なんだか私の性癖にはあんまりささらず…。

なんといっても、”可愛い猫”が受っていうお茶目!(そういう意図だったんだろうか…?)ピュアッピュアほのぼのキャラです。お昼寝が趣味で、みんなに可愛が…

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運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

オメガバースだった

全くそうだと知らずに読んだのですが、普通のオメガバースじゃ無かったので面白かったです。
オメガ性の世界からそうじゃ無い世界へ移動してしまった二人。

オメガ性の世界なら、番、伴侶という絶対的なつながりがあるのですが、普通の世界にはそれが無い。すぐに別れることだって出来る。
そんな不安定な関係に不安を感じながら、戻るべきか悩む受け。
オメガ性の世界では、オメガであることに引け目を感じ、妊娠…

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恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

足して割ってちょうどいいCP

作家様が周年記念インタビューで好きなカップルとしてあげていたので読んでみました。

読み始めて、”本当にこの二人でLOVEはじまるの?”と不安を覚えましたがw、”いいお友達”からはじまってお互いを深く知ることで特別な感情が芽生える、ある意味とても王道でした。ガサツすぎる攻と乙女すぎる受、まったく異なる二人だからこそ絶妙な塩梅で歩み寄れる、というか、初めてできた親友に対してもっと濃い感情が追加さ…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

受けを甘やかす攻めが好き

とても良かった。
プライドが高くて負けず嫌いでちょっと性格の悪い受けと、キャリア採用で中途入社してきたデキる後輩(同い年)攻め。
序盤の、攻めがいけ好かない受けと、受けに片思いしている攻めの温度差が面白かった。
そして攻めの気持ちに気付いて優越感から調子に乗っていく受けと、そんな受けを甘やかすのが満更でもない攻めのギリギリの会話もスリルがあって面白かった。受けがくれた付箋メモを保管しているシ…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

性格悪くないと思う。

安西さんの作品は、自分の中で神かそうじゃないか、結構はっきりと分かれがち。

この作品は

(1)性格悪い受けらしいけど、許容範囲かどうか。
(2)受けがノンケなのに、男相手(しかも嫌いな男)に「抱かれることを許す」ようになるというBLファンタジーを、どれだけ違和感なく読めるか。

という二点が不安だったのでスルーするつもりだったのに、発売から3ヶ月ちかく経ってもまだランキング上位に…

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「好きで、好きで」電子限定SS 特典

底なしの愛

二人が付き合うようになって1年が経った頃のお話で志方視点になります。

穂木が可愛くて仕方なかったです。
まだ付き合って1年ぐらいなので、本編より初々しい雰囲気があり
それもまた良かったです(*´▽`*)

穂木はこうやって何回も言いたいことを言わず
志方の負担にならないように我慢してたんだろうなぁ…と思うと少し切なくなったし
もう少し志方は気持ちを伝えてあげて欲しいなぁと
この…

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