スカーレット・ベリ子さんのレビュー一覧

みのりの手 コミック

スカーレット・ベリ子 

みのり先生

もともと少女漫画ご出身だったのですね!知らなかった。
ジャッカス、四代目から遡る形でこちらを読みましたが、表題作・同時収録作共に、キャラクターの雰囲気などの原点という感じがひしひし。

◾︎重藤(整体師)×荘太
もうちょっとエッチな整体師オムニバスで引っ張ってくれてもよかった笑
マッサージ(整体)モノは不朽のエロスですよね…やっぱ体を預けて直に触らせてっていうのは、そういう妄想に繋がって…

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コンビニコーヒー巡りにハマりました。 ~ジャッカス! 番外篇~ コミック

スカーレット・ベリ子 

暮らしが垣間見える

hontoのクーポンをもらったのを機にジャッカス!本編を何気なく購入してから約一時間後、パンストフェチというエッジの効いたネタから生まれた青春劇に、雷に打たれたような衝撃を受けました。

ただ一つわがままを言うとしたら、屋内の布団の上でのエッチが見たかった…! と思っていた矢先に見つけた番外編でした。主に経済的な価値観の違いが浮き彫りになったりしつつも、お互いに歩み寄りながら暮らしている感じに…

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イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

面白かった!

無条件に信頼を置けるモノクローム・ロマンス文庫!
今回も面白く、夢のようなお盆休みが終わり社畜に戻らなくてはいけない現実を忘れさせてくれました。

特に好み要素がない登場人物でもストーリーの中でニヤニヤさせてくれるんですよね。
単にただのBL…というところに重きはなく、ストーリーに厚みがあるんですよ。
そこを日本人の感覚ではあまりうまくキャッチボールできないような洒落ているとも思えるセン…

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女王と仕立て屋 コミック

スカーレット・ベリ子 

艶っぽいおじさんとキラキラ王女

今更読みました^^;
やっぱりスカベリ先生はキャラの作り方がお上手!
攻めの女王・大海も受けの仕立て屋・志田もどっちも好きです。
自分の中で、こんなに攻めも受けも好きな作品は珍しい。

仕立て屋と客という関係から恋人になり、お互いの弱いところをさらけ出し合いながら成長していく……
まさに、男同士の恋愛でした。
可愛いのにかっこよくて、でもやっぱり可愛くて。
自分を変えてくれる人が大…

1

イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

ドラマチックでロマンチック!

モノクロームロマンス文庫やっぱりいいわあ。ハズレがないのは翻訳という手間をかけるから原作を厳選してるんだと思う。2014年の「ベストLGBTロマンス賞」受賞作だそうです。

舞台は1904年のイギリス。腐女子の皆さんはご存知ですよね?同性愛が犯罪とされていた時代背景です。切ないとか背徳感とかのレベル超えてます。性行為の現場を押さえられたら猥褻罪で懲役になってしまうのです。恐ろしい。

元軍…

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イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

2人の印象が変わっていくところが魅力

怪我で軍を退いたカーティスと、詩人のダ・シルヴァが主役。

カーティスは当初、頭の固い人だと思ったし、ダ・シルヴァは話し方や内容から頭の良い人だと感じました。(実際、頭の回転の早い人とあります)

しかし、当然ながら当初の印象だけの人物たちではありません。
読み進めるうちに、それは少しずつ変化したり付け足されたりしていきます。
その変化が実に鮮やか。
特に、これはカーティス視点で書か…

4

イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

英国ものは難しい

「モノクローム・ロマンスにはずれなし」の法則は変わっていません。
二転三転する筋立ても、武骨な元軍人とモダンな皮肉屋でおまけにクィアな詩人というキャラクターも、犯罪のえげつなさとその解決の『天誅感(笑)』の男らしさも、グイグイ読める面白さですが……英国の物語って難しいなと思っちゃったんです。「私、階級社会の中での身分差についてちゃんと解ってないよね」って。

時は1904年。日露戦争が起きた…

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イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

最後まで諦めない、即席バディの熱い戦いを!

めっちゃ面白かった!
20世紀初頭のロンドン郊外を舞台に、二人の男が出会い、目的は違えど利害の一致で行動を共にしていくストーリー。
ウィットに富んだ会話の数々、言葉の裏の裏まで読むような探り合いが面白くて、あっという間に引き込まれました。

2014年「ベストLGBTロマンス賞」受賞作。
主人公のアーチーは、H.R.ハガードの「ソロモン王の洞窟」に登場するカーティス卿の甥という設定で、本…

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ジェラシー 1 コミック

スカーレット・ベリ子 

バブルへG●!

睡眠も読書もセックスも
みんな
独りを自覚してしまう事への不安だ(卯一談)

人は、本質的にはどこまで行ってもひとりだけれど、一人のままでは己を実感することは難しい。家族や友人などの他者や、小説、漫画、映画、音楽など感受性に触れたものの中に自分を映し、己というものを見つける。この体験が、満たされるという感覚を知ることに繋がるのだと思う。
「ただ僕より僕を知っている人だと思って」
「本質…

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ジェラシー 3 コミック

スカーレット・ベリ子 

終わってなかった

まだまだ続きそうです。
櫓木の娘の麗華ちゃんの話は一切無くて、シリアス一辺倒だった気がします。

明虎を慕う余りに浅生田が暴走してましたが、それって上手く松見の掌で転がされてるんじゃ無いかと思ってしまいました。

「四代目・大和辰之」での明虎と浅生田にこれから繋がって行くのだと思いますけど、今回の浅生田は印象が一気に悪くなってしまいました。

明虎が潰すまでもなく、実父は先が長く無い…

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