英田サキさんのレビュー一覧

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

言われてみれば確かにそう

コルブスが最後の爆破をほとんど実行できてないのは、物語としてはちょっと…。
もしユウトのサミット会場入りが困難だからだとかなら、人質になったことでテロを起こす人たちの顔を把握してるみたいな感じで会場入りさせるとか…。
こういう時こそ、BL作品のご都合主義みたいなのを発動させて欲しかった。
あ、ディックはほっといても勝手に来ると思います。

せっかく規模が大きいフィクションなんだから、もう…

2

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

日夏もエロいが

エスのシリーズにちょっぴりリンクしている裏社会物ですが、今作、随分感じが変わったように思うのは、ZAKK先生のイラストが、なかなか斬新な雰囲気を醸し出しているからかな。
クッキリと線が太くて、挿絵というよりコミックの1ページ。
身近な者の死にまつわる、愛と憎しみが絡み合った過去を解き明かしていくっていう、それなりにヘビーなストーリーなんだけど、日夏のしれっとした表情や射場の雄弁な目つきが、全体…

5

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

おっさん受けはいいぞ!


裏社会の話はは初めてなので、どうなんだろうなと思っていたが、案の定おもしろかった。
番犬気質の攻めはけっこうお気に入り。一番最初のシーンで外狩さんに腕を強く掴まれても仏頂面を保つ射場はとても印象に残ってた。それから日夏さんと過ごしているうちにだんだん彼に惹かれて、彼の前で拗ねたり泣いたりするようになって…飼い主に懐くでかい犬に見えてすごく萌えました(笑)。
受の日夏さんについてはいろ…

4

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

救いのない過去から許されていくための出会い

帯にあった言葉通り
『愛と憎しみ、魂の再生の物語』でした。

水壬楓子さん以来久々の年齢高めのカップルかもしれないおじさん同士がくっつくお話でした。
個人的に受け年齢はBL読書史上最高齢かもです。

射場 (元マル暴刑事の下っ端ヤクザ32歳) × 日夏 (企業舎弟の仕事師43歳)

3Pあり女性キャラとの絡みありリバ有り…と盛りだくさんですが、エロエロでも甘々でもないように感じまし…

3

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

ほだされオヤジ

893の企業舎弟である日夏のボディーガードをすることになった、元マル暴の射場。
互いに、過去に自責の念を拭い去れないトラウマを抱えていた二人が、互いの苦しみに同調し徐々に惹かれていった感じでしょうか。

射場は真面目なワンコです。
日夏はクールそうに見えて、結構簡単にほだされちゃうオヤジでした(笑)

事件も二人の関係も結構あっさり決着がついて、物足りなさはありましたが
面白くさらっ…

2

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

じわじわ沁みてくる作品

射場は傷害事件を起こして服役した元マル暴刑事。
出所してからは、ヤクザに身を落としています。
ある日、組のフロント企業で経済活動を行っている実業家・日夏のボディガードを任されます。
射場は日夏と過去に因縁があることに、すぐ気が付きます。が、日夏の方は気付きません。
共に過ごすうちに射場は、日夏に惹かれ彼をもっと知りたいと思うようになるのですが、同性愛を嫌悪している射場はそんな自分に苛立って…

8

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

大好きです…!

この小説を読むきっかけになったのがCDが気になって原作を先に読もうと思ったんですけど予想をはるかに超えてました…!!

まず、くたびれたおじさん×美人なヤクザのところがすごくツボです。攻めの陣内も芯が強くて優しく、受けの天海は切れ者でなかなかのやり手なところがありながらも攻めの事が大好きっていう本当にツボでしたあとたまに見せる素も好きです…ずっと昔馴染みで腐れ縁てところもすごくいいです。

3

Chara Collection EXTRA 2016 特典

予定通りの到着で嬉しかったです

この手の全プレは遅延発送が常な中、この冊子は予定通りに届いて嬉しかったです。

収録作品の中で、読む事ができて特に嬉しかったのは、「たかが復縁」、「ヴァンパイアは我慢できない」「兄弟ですが、他人です。」でした。
どれも原作本が好きで、とりわけ「たかが復縁」と「兄弟ですが、他人です。」は、(「ヴァンパイア・・・」は数冊出ていますが)1冊のみの作品なだけに、番外編が読めるのは本当に嬉しいです。

1

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

堂々の不朽の名作1位

素晴らしかった…!これしか言えないほどの良作だった。まさに堂々の不朽の名作一位!前4作は読んでいてまるでスピーディーな洋画を観ているようなので一気に読み終えてしまった。それに対して番外編の2冊はその後の話をいくつかの短編で組み上げられている。3つのカップルが穏やかな日々を送っていく中で、いろんな出来事があったり…喧嘩したり、愛を確かめ合ったりという話。

最初はあっちこっちで載っていた書き…

6

Chara Collection EXTRA 2016 特典

葉鳥が幸せそうでうれしかった

この手の小冊子からも徐々に撤退しようかと思っているのですが、今回は「ダブルバインド」「毎日晴天」「パブリックスクール」などの番外編が収録されているので、やはりはずせなかった。
なかでも、パブリックスクールの後日譚「王と小鳥の休暇」は本編シリーズを読み終えて間がないので、一番感慨深かった。
忙しいイギリスでの日々、たまたまできた休日に、二人でかつての母校と、その街に出かける話です。
エドがどれ…

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