英田サキさんのレビュー一覧

「LOVE NEST」付属無料配布SS付きペーパー 特典

ヨシュア、可愛いよ、ヨシュア!

英田サキさんがずいぶん久しぶりに、商業番外の同人誌を製作、J.GARDEN41で販売するとのこと。どうか通販がありますように。
と、続報を待っていた私に、悲報が届きました。
私の大好きなDEADLOCKシリーズのロブ×ヨシュアのSSは、当日配布の無料ペーパーのみに登場とな! ああ、なんとかペーパーを入手する方法はないものか?
……結果として、通販で購入した同人誌「LOVE NEST」に添付し…

4

LOVE NEST 小説

英田サキ 

あの彼らの「愛の巣」♡

英田先生、同人誌を出すのは8年ぶりだそうです。
ネット発表されたもの、ドラマCDブックレットからの再録の他、書き下ろしが6本もあり、とても嬉しい一冊でした。書き下ろしのものに絞り、レビューします。
「アイシテル」 ディック✖️ユウト
なんとデッドロックが一発目にきましたよ!
ラブラブな日々を送る中、ディックに中東アブダビでの警備のお仕事が入りました。
心配&寂しいユウトは、ロブ…

11

今宵、天使と杯を 小説

英田サキ  ヨネダコウ 

無感情ヤクザの初恋(とEDリーマンがまた勃つまで)

ヤクザxアルコール依存のリーマンのCP、黒い印象の表紙、天使という単語から、勝手にド・シリアスで死ネタ?という先入観で読み始めましたが、意外とユーモラスな面もあり、何よりハッピーエンドだったのが良かったです。
ヤクザの四方がなぜこんなに無表情なのか、なぜこうも受けの冴えないリーマン柚木に執着するのか、その理由は彼の酷い子供時代にあるし、また柚木の抱えるEDや家庭問題、リストラ事情は全く笑えない深…

5

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

これが王道

未読箱から発掘。
でも、とっても凄く既読感あるのは、実際に既読だからか、はたまた、超王道展開だからか、果たしてどっちだろうと、最後までどちらとも決定できないまま読了。
確かに、他の方も書かれているように「The BL」な展開で、適度なエロを挟みつつ、切ないすれ違いから誤解が解けてのハッピーな結末。
最後の方、ちょっと急ぎ足で畳みにかかっている雰囲気もなきにしもあらずだけど、全体にわかりやすく…

2

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

2組のカプとも良かったです

新装版ということですが、今回初読みでした。
2組のカプのお話しで、どちらも良かったです。
・893となった湊と大学時代の同級生加持のカプ
・湊を支える武井と義兄のカプ

過去のすれ違いで憎み憎まれる関係だった湊と加持は、再会してから過去の真実を知り変わっていきます。
職業柄強く生きている湊も加持に対してはすごく不器用な弱さがあって、そのギャップがよかったです。
海辺のシーンは泣けまし…

7

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

泣く用意はできている

私の「泣いたCD」不動のベスト1「春に降る雪」を含む「すべてはこの夜に」の新装文庫版。
旧版に、その後書かれた番外編や、この文庫のための書き下ろしなど、追加ストーリーが収録されているので、この作品を読んだことのない方は勿論、旧版で読んだ方にも、この新装版はおすすめ。
全体の構成としては、旧版をドラマCD化した時のシナリオに合わせて、各話の順番の入れ替え、加筆がされているそうで、確かに、以前旧版…

8

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

想いは伝えようよ二人とも!!不器用すぎるよ

あらすじに『英田ワールドの原点』と書かれていましたが、私にとってBLとの出会いの原点と言える作品です。
初めはドラマCDで感動のあまり原作が気になり新書版の本を読み、作者の他の作品も読みたくなりました。
今回文庫化に当たって書き下ろされる短編が読みたいし好きな笠井さんのイラストで読んでみたいと思いさっそく手に取りました。
ひとことで言うと読んでよかった、未読の方にも旧版既読の方にも強くお勧め…

11

君のために泣こう 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

はなしあおうよ!

BLあるあるなご都合主義展開にニヤニヤが止まりませんでした。
シリアスなシーンでもニヤニヤしちゃう。
二人がそういう関係になるまではご都合主義だな〜と時折思いつつも文章がうまくて楽しめました。
ちょいちょいはさむエピソードとか設定とかもいいですし。
ただ起承転結の転部分、恋人のふりを頼むあたりから、ん?なんか違う……そんでストーカーするのも、んんんん???なんか違うぞ……!
もっと!はな…

0

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

武井に全部持ってかれました

英田さんはたま~に当たりはずれがあるので(いや、失礼)買おうかなあ、どうしようかなあと悩んでいましたが、笠井さんの表紙につられてしまいました。めっちゃカッコいい…!

読み始めてすぐに、「ハズレかも…」と思いました。受けの加持が情けなさすぎる。

自分では解決できないほどの多額の借金を抱えているのに自己破産せず。
喫茶店の開店資金を横領されても警察に訴えることもできず。
その理由が「世…

21

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

不器用にも程がある

絶版なのでなかば諦めていたところに文庫化の朗報!
小躍りしてしまいました。

不器用にも程があるぜ、湊サンよ…。
と頭抱えたくなるぐらい、感情の表しかたがとことん下手くそなヤクザさん。
加持は加持で臆病というかなんというか…二人ともすれ違いばかりで、何一つ理解できてないところが焦れったい。
武井さんと志郎がいなけりゃ二人は平行線どころか反比例したままだったんじゃなかろうか。


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