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榎田尤利 木下けい子
まふまふ
ネタバレ
三十路の男が「普通」という枠からはみ出さないように必死に踏ん張る姿はどこか滑稽で、でもそれが非常に人間くさくて良い作品でした。 最初にこの作品に興味を持ったのは、ちるちるさんの特集コラムでした。 その時はまだこの新装版が出るとは思ってもいなくて、必死に探したのですけど見つからずにずっと気にはなっていたのですけど。 「普通」の人が「普通」に出会い、「普通」に仕事をして、「普通」に恋をし…
榎田尤利 鳥人ヒロミ
むつこ
榎田尤利さんお得意の、ユーモアたっぷりのラブコメです。 全体的なトーンは漫画家シリーズとか藤井沢商店街シリーズみたいな感じ。 ポップで、笑えて切なくなって優しい気持ちになれる、そういうお話です。 主人公は30歳を目前にした有能なリーマン。クールビューティメガネ受け、その心は恋愛下手のクソ真面目人間。六年半ものあいだ、親友に片思いしている。 物語は、その親友が結婚し、離婚したところから始まります。…
榎田尤利 宮本佳野
乱菊
「普通」にこだわり自分の気持ちに「自然」になれないふたりを描いた前作『普通の男(ひと)』。 そして心のままに「自然」に相手を想う気持ちが、自分にとって「普通」なんだと気づいた、その後のふたりを描いた本作『普通の恋』。 どちらからでも問題ないが、出来れば順番に読んだ方が、まどろっこしい男どもの心情が追えて楽しいかもしれない。 宮本佳野の挿絵もほんのり色っぽくて、榎田尤利との相性は相変わらずバッ…
榎田尤利 高橋悠
もこ
七転八倒。いろいろありますが、やっぱり可愛いな。 ラストの泉くんは本当に可愛いです。 両想いになったからというよりかは、飴屋が素直になったぶん、そのまんまの泉がみられたからというんでしょうかね。 甘える仕草が凄く可愛い!!!!! 子犬!そう、まさに子犬。 結合がないのに超がつくほど甘くて大満足です。 最後に、たっぷりねかせたら、ベッドに連れ込んで、もう寝かさないとか。 挙句には、…
榎田尤利 石原理
シリーズ番外編にして最終巻です。短編が三つ入ってます。 ついに沓澤が主役です。 沓澤の出世っぷりが凄まじいw 『Double Trap』 時間を遡って、沓澤と核の出会いが描かれます。 オヤジ好きにはたまらんエロオヤジ発言のオンパレードですw 『The Day Off』 沓澤の側近である杣さんの休日のお話です。 本編では無口サイボーグである杣の人間的な一面が見えます。 『完璧なる休暇』 最後の…
榎田尤利さんのスゴイところは、読者のニーズに合わせてシリーズの形をほどよく変形させることができるところだと思う。 この三作目では、このシリーズの大人気キャラである沓澤の出番がドーンと増えます。増えるのを通りこして一番のメインキャラになってる。これは絶対、二作目までの読者の反応を読んだからだと思う。 一作目では、どちらかというと天と正文のコンビの比重が高くて、核と沓澤のコンビはオマケっぽい扱いだった…
シリーズ二作目は、香水づくりの天才が作った、とある媚薬効果のある香水をめぐるストーリーです。 運び屋やヤクザが入り乱れ、またもアクションたっぷりです。そのせいか怪我率が異常に高い。常に誰かが怪我してるシリーズ。 ワンコな正文が怪我するとワクテカします。心配のあまり天がブチギレてしまうのが楽しくて楽しくて。あいかわらず天のオバカっぷりには癒される。正文への苛立ちの感情が恋愛感情だということをやっと自…
運び屋の美形兄弟、核と天のお話です。といっても近親相姦モノじゃないです。核と天は濃厚なキスしたり一緒にお風呂に入ったり一緒のベッドで抱き合って眠ったりするキモいほど仲良しな兄弟ですがw、肉体関係はありません。 核はクールビューティな受けです。頭が良くて淫乱。核の相手役はヤクザの沓澤。 天はアホで単純な野獣攻めです。天の相手役は幼馴染みでワンコな正文。 ひょんなことから子供を預かることになった美形兄…
ありぃ
(以下、ブログよりほぼ転載した感想になります) BL本だけど人目にさらしたくなる美しい表紙! ぎゃ~~~!花ちゃん、かわいすぎ~~~!!! とにかく花島をはじめ、人物がとってもステキに書かれているので、面白かったです! 花島は、元グラフィックデザイナーということで、センスがよくかわいい顔立ちなので女性に結構モテます。一見とっつきにくそうだけど、天然はいってて可愛いところのある、…
榎田尤利 金ひかる
satoki
かつて最高級の男娼ブルーローズこと青を買った高瀬。 ある日彼はその青がつまらない男相手にウリをしているところを目撃する。 以前男娼として高瀬の前に現れた時とはあまりに違う青の様子に、約束を破りもう一度青を買うことを決意する高瀬だったが…… 前回描かれることのなかった青の内面に踏み込んでいく『Blue Rose』続編です。 物語の前半は前回の客である高瀬、青の幼なじみのトオル、そして青の…