榎田尤利さんのレビュー一覧

erotica 小説

榎田尤利 

大事な1冊

私にとって人生で初のBL小説です
BLに関してはコミックス(商業・同人)1本でウン十年で来たワタシ…
小説の良さを知る機会を得た事で急速に興味が湧き、その興味の泉が溢れ、欲望に変わった事を素直に受け止めとうとう遅咲きの小説デビュー!

たくさんのアドバイスやリアルな声を伺いながら自身の嗜好と照らし合わせ辿り着いたこの1冊!

実物を手にした時の感動、忘れません
ツルっとした表紙の感触…

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犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

薄幸受け

体格がよく、なよってない薄幸受け。
ストーリー展開はありがちでしたが犬プレイがよかったです!

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寡黙な華 小説

榎田尤利  雪舟薫 

執着愛の物語

雪舟 薫 先生の絵を楽しみたくて、随分前に紙本を購入。
・・バランス良い人物画、丁寧な書き込み、雪舟先生の絵はとても綺麗。

魚住君シリーズの魚住君と似たパターンの、失ったものを取り戻す話。
侯爵家の嫡男 千早と久しぶりに再会する邦彦。
でも、千早はトラウマを解消できず、外に出られない。

そして跡取り候補になった邦彦は、
千早に執着する余りに千早を追い詰めて、壊してしまいそうにな…

0

Blue Rose(2) Sleeping Rose 小説

榎田尤利  金ひかる 

青が失ったものを得るまでの物語

傷だらけの青の過去についての巻。

一見客と一度だけ、一週間の契約を交わす高級娼婦、青薔薇。
・・の筈が、「フィラメント」に内緒で場末の街で売りをする青を見かけた高瀬。

高瀬は、フィラメントでもう一度、青を指名。
高瀬は、全身傷だらけの青を救いたい、そして、青の「たった一人の人」に気付く。

青のトラウマは複雑
宮乃と篠宮は、ずっと青を見守っていた人達。
トオルは、知っている…

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Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

青の生き方が気になる

極初期の作品を推敲して2012年に発刊した作品。
電子版は、三部構成と合冊版があって、挿絵無し。同じあとがき。
紙版は、3部合冊版と、2001年の「Blue Rose」と「SleepingRose」の二種類。
紙版を破棄して、電子版を購入したら、挿絵が無くて凄く残念。

一度きりしか注文に応じない男娼、
青は「愛を売る」というけど、客から壊されたがる。

愛人契約をした客の家で、幼…

0

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

続編希望!

長編ファンタジーBL小説。
上下二段組の文章が載っているので、通常の2冊分ぐらいの内容です。それでも飽きることはありません。素晴らしい世界観に浸れるので、あっという間に完読しました。

読む前にタイトルの「賢者とマドレーヌ」ってなんだろう?と思って読み進めていくと、ふたりのことだとわかりました。
物語の中の名前や呼び名は外国のようですが、日本語にも繋がっています。
読んでいくうちに、異次…

2

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  丹地陽子 

これほど素敵なギャップに虜になった作品はない

顧客の犬になる…と聞いて拒否反応発動で、SMも好きじゃないし自分の好き属性には当てはまらんだろうとスルーしてました。
榎田先生の作品は少しずつ読ませてもらっていて、高評価もあり気にはなっていた作品でしたが、もう少しBL小説の経験値を上げてからと購入はステイ。ついに読む決心がつき、恐々としながら読み始めましたが……これは完全に参った。

こんなに色んな感情にもみくちゃにされた作品は初めてかも知…

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犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  丹地陽子 

は〜、面白かった!

交渉人シリーズが大変面白かったので、評価の高いこちらの作品を読んでみました。旧版は未読です。

ほとんど前知識なしに読みましたが、大変面白くて一気に読了しました!これから読む方にも、ぜひあまりネタバレは無しで読まれるのをおすすめしたいです。

以下少々ネタバレあります。


始まりからしばらくは色っぽさ皆無で、空虚さを抱える受けの倖生と、何を考えてるのかわからないドライな攻めの轡田が…

4

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

本当に素晴らしい名作!

こちらの1巻から全8作を通して読みました。すみませんが、その上で感想を書かせていただきます(ネタバレはいたしません)。

10年以上前の作品ですが、答姐でおすすめされていて、執着攻めが好きなのと、試し読みしてとても面白そうだったので読んでみました。

どの巻も大変面白くて感動しました!年月が経っても全く内容の面白さが色褪せないですね。さすが何年もご活躍されている作家様だなと思いました。

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永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

間違いなく名作

とにかく泣けると聞いて、最新の文庫本を購入しました。旧バージョンを読んだことはないのですが、私のように最近知った人でも今から読めるので、古参ファンの方が発売当時からたくさん応援し続けてくださったんだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。そして、文庫化までしていることからも本当に名作です。今知って読んでも間違いなく感動できると思います。

いきなりネタバレになりますが、いわゆるハッピーエンドではない…

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