座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

「掌の花」電子限定描き下ろしSS 特典

背徳感に燃え上がる情欲

電子書籍おまけ

ある週末の金曜日、菖蒲は聡介にあるプレゼントを渡します。
それは聡介の羽二重の黒紋付と羽織でした。

菖蒲の実家では20歳の時にお祝いと共に喪服を作る風習があるとか。
菖蒲の実家は短命な家系だそうで、敢えて不吉なことをすることで死を遠ざけようとしていたと。
実際には黒塚家の血を引いていない自分には必要がなかったかもと寂しそうに言う菖蒲にたまらない気持ちになる聡介。

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掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

うすら寒い執着愛




「掌の檻」のスピンオフと聞いて、絶対昏い話だろうなとと思って読みましたが、予想通りでしたね。
前作攻め様・雪也が何度か登場しますが、本作だけでも十分読める内容になっていると思います。
ただ、雪也の人となりがわかっていたほうがより怖さが増すような気がします。

既にたくさんのレビューがあるので感想だけ。

前作では事情も知らず数馬を「最低のヒモ男」と決めつけ、雪也のためになら…

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VOID コミック

座裏屋蘭丸 

深いなぁ…

なんだか読み終えると普通はなにかと感想をいいたくなるのですが、この作品、とても深くていろいろ複雑な思いがでてうまくいえないのです。

過去をひきずってアラタに酷くあたってしまうマキになにも知らないアラタが健気に受ける姿が印象的でした。

アラタの自分に対する想いが作られたものじゃないかと思ってしまうマキ

いろいろ紆余曲折してやっと過去を払拭したときに
二人の新しい人生がはじまるんで…

1

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

掌のうえで堕ちていく

掌の檻のスピンオフ作品ですが、読まなくても話は通じると思いますが、最初に掌の檻を読んでいた方が二倍美味しいです

手を使った描写がとても多いですが、攻め様が手に関する職業をしていたりすることもあり、とても美人さんです

対する主人公は体育会系よりだけど頭脳明晰ですごく真っ直ぐな感じです
ちょっと不器用なところもあるけれど順風満帆に表街道を歩いてきた感じの人です

そんな感じの主人公が…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

ヤンデレ最高

悩みに悩んで買ってみて読んだら…
すごく面白かったです。
テンポもよくてスピンオフの掌の花と一緒に1日にして読みきってしまいました
ただヤンデレのお話ですので人を選ぶと思います

主人公はイケメンですが、少々クズっけがありましてそれがまた以外と清々しかったりして…

そんな主人公を甲斐甲斐しくお世話する攻め様


そして全ては予定通りのすじがき…

とりあえず読んでみてく…

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掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

「掌の檻」が大好きすぎてつい比べてしまう…

「掌の檻」はとても好きだったので今回も読ませていただきました。

今回の攻めの重要パーツはなんといっても手。
繰り返し丁寧に表現される描写はとてもイメージがしやすく強烈な印象を残してくれるんですよね。

そんな菖蒲は魅惑的な妖魔のような美しさを持つ反面、背も高く力もあり決して中性的ではなく男としても魅力的な体をもっているのはいいですよね~。
そして巨根(笑)
雪也といい見た目からのイ…

3

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

世界観から濃厚

さすがです。他の追随を許さない。世界観から魅了されました。
続刊でラブが始まるかと思うと胸が高鳴ります。はやく読みたい。

4

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

一度覗いてみたいなシャングリラ

美しいですね。絵も館も庭も何もかもきっちり書き込まれていて世界観に引き込まれます。

フィーとアポロの悲しい過去が切ないです。
でも教育係としてだけでなくフィーはアポロに興味津々ですね。指輪の痕があるノンケの男が試情夫として娼館に来るなんて訳ありですから、そこからの無表情巨根何気に優しい所に無意識にひかれていってるのかな?
アポロの過去を知りたがったり。

フィーもトラウマがあって相当…

3

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

コールタール

あとがきによると「掌の檻」のスピンオフとのこと。そちらの攻め(雪也)が今回の受けの後輩として、少々出てきます。そちら未読でも読めると思いますが、雪也がちょろちょろ出てきますので読んでいた方が楽しそうだなと思いました。で、コールタールにからめとられたような読後感なので、中立にさせていただきました。お話はすごいし好きな人は猛烈に好きそうなんだけど、私は今一つハマりませんでした。先生ごめんなさい。本編2…

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掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

ほの暗い執着心がじわじわと追い詰めてくる

表紙とあらすじに惹かれ、掌の檻のスピンオフとの事でそちらを読了後に拝読しました。
掌の檻を読まなくても読めるとは思いますが、檻の方のカップルについてたびたび今作の主人公である宇津木が思い起こすシーンがあるので読んでからの方が楽しめると思います。
また、ほの暗さの比較で考えても花>檻だと思うので檻を楽しめればこちらも楽しめると思います。

主人公は前作檻の攻めである雪也の同僚であり先輩の宇津…

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