chikakumaco
書下ろしの「ペット契約」以外は、商業誌以前のものを纏めた短編集です。
その為、今の映画的な座裏屋先生の作品からすると、とても粗削りに感じられます。
非常に実験的な作品群と言えます。
先生自身も後書きに「萌えよりエロス」と書かれてらっしゃるので。
ストーリーは…ございません。
特に「緊縛」や「mob」は、中年と言ってますが、壮年と言っていいほどのエロ親父攻め‼︎
最近の著書、美しい青年同…
【ピュアイズム】
座裏屋先生が最も得意とする余裕もあって落ち着いているけど遠慮なく想いをぶつけてくる攻めと、強気に抗ってみせるも絆されやすい受け。『眠り男と恋男』『コヨーテ』の攻め受けにも通じるものがあると思いますが、やはりオムニバスなのでしっかり前後を掘り下げられる訳ではなく、世界観に深く浸ることはできませんでした。あくまで導入といった感じです。
【Pet契約(表題作)】
弟の薬代…