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井上ハルヲ(オハル) 小山田あみ
Mackie
井上ハルヲ先生の作品、大好物です。 小山田あみ先生のイラストも、エロくて素敵。筋ばって骨ばった良い男の身体も大好物です! 主人公の湊は、美人でビッチな受け。その上、訳ありな生い立ちで、裏社会で闇金業をやってるなんて、ハードボイルドの登場人物としては非の打ち所がありません。とっても魅力的です。 自由も体も愛も、何でも金で買えるんだと信じていたけれど、結局、自分の欲しい物は何にも金では買えな…
井上ハルヲ(オハル) れの子
フランク
ネタバレ
攻めの属性が「執着」「俺様」とあるので傲慢なイメージを抱きがちだけど、「天然」が入ってるのがツボでした。 ナチュラルに大真面目に頭が痛い発言を繰り広げちゃうところが、なんだか憎めなくてかわいかった。 というのも魔界育ちの魔王様なので、人間世界との常識とは大いにズレてしまってる。 例えば「首輪」。 律が犬姿の魔王にあげた首輪を「律からの愛の証」とし、人型に変身した時ですら「愛の証を外せる…
井上ハルヲ(オハル)
碧雲
上下巻の読後感想。 痛いグロいエロを書く作家、と評される著者が、この作品で書きたかったのは、 「痛みを乗り越えた先にあるもの」=試練を超えた先の愛 人より優れた容姿と頭脳を持ち、難関国立大法学部卒、公務員上級職試験に在学中に合格した大崎。 大崎は、闇金に騙された親の自殺、親の借金の返済、拉致され凌辱や暴力を体験する。 男娼のアルバイトを強制され、搾取されながら生きていた大崎は、 黒…
モルフォ
上下巻読み終わっての感想です。 この作品は作家様が15年以上も前に初めて書いたBL作品だそうです。 改訂版の実本版を出したのが2013年で、今回再修正をしての電子書籍化だそうです。 同作家様の作品は幾つか読みましたが、自分にはこの作品が1番刺さりました。 文庫本にすると4冊分程だそうで、かなり読み応えがあります。 現在、Kindle Unlimitedにて上下巻とも読めるのですが、他…
井上ハルヲさんの作品には、恐ろし気なイメージを抱いていたけれど、これはとても面白い軽めのファンタジーだった。 本編を未読のまま、短編の本作、「狼耳の魔王が永久の伴侶を探しています」を読了。 魔王テオドールが幼体の時期からずっと恋焦がれていた、青狐のエラードが、 テオドールが発情したと知り一生懸命アピールして関心を得ようとするけど、空回りする様子がとてもおかしい。 エラードの告白が、…
井上ハルヲ(オハル) 笠井あゆみ
ましゅ
ですが、辛すぎるぅ…!とまではいかない程良いさじ加減でした。 誰もが救われるようなご都合展開にはならないところも良かったです。 この作品も受けが売られる美味しいシチュがあります。 600万…結構妥当なのでは?と根拠もなくしっくりくる自分。 ノンケの子だったので嫌がるさまが激しく、諸々刺激的でした。 度重なる仕込みと客との行為に体は反応していきますが、快楽堕ちには見えないところも良かっ…
fandesu
あとがきによれば『ちょっぴり架空戦記っぽさのあるお話』とのことですが、あくまでも『っぽさ』なんです。思い切ったことに、戦闘部分はまるっと書かれておりませんし。 かと言って血沸き肉踊らなかったかと言えば、沸いたり踊ったりしたのね。 読んでいてワクワクしたんです。 このワクワクの正体なんですけれど、主人公2人の男っぷりの良さに対して芽生えちゃった感情の様な気がするんですね。 王太子となる直…
てんてん
本品は『金獅子と氷のオメガ』のコミコミ特典小冊子です。 ウィルフリードの視点によるアデルの出産時のお話です。 ウィルフリードはイズタールの国王であり、 小イズタール公国の公主を兼任し、 ひと月ごとにラートランとイズタールを行き来しています。 今回はアデルの出産に合わせて ラートランの王都に着くように出立しましたが アデルのほうに予定が少しばかり早くなったようで ウィ…
本品は『金獅子と氷のオメガ』のフェア書店特典ペーパーです。 ウィルフリードの視点によるアデルとの謁見時のお話です。 ウィルフリードは王命で赴いた ラートランの王宮に足を踏み入れた時から 得体の知らないものを感じていました。 最初は戦場で感じる武者震いのようなものかと 思っていましたが、 ラートラン王の凜とした声を聞いた瞬間、 紛れもなく性的な欲情を感じます。 乳母…
今回はイズタール国第6王子とラートラン国国王のお話です。 最後の王族である受様が攻様を伴侶として国を統合するまで。 受様はラートラン国王の長子として生まれます。 年父王の即位10年の祭典とともに 立太子の儀式が行われれば正式に王太子となります。 儀式を3日後に控え 受様が後宮の庭園を名残惜しく楽しんでいると 金髪に青い瞳の異国の少年が迷い込んできて 受様は少年が貴賓の…