ロッキーさんのレビュー一覧

きみが終着駅 コミック

ロッキー 

さらっと読んでいいのかよくわからない

一読では難しいのかも。
わかったようなわからないような。
ページの表面をさらうだけでは足りない意味があるような。

絵がとても美しいですね。
沙樹は親友の性指向を理解したくて、相手に届かなくてうずうずしてたのかな?
別に自分が恋人になりたいわけではなくて。

バーで知り合った幸村。
隙がなくカッコよく押しも強くなく。
部屋へ招いて病気を打ち明けてどうしたかったのかな?
自分を…

0

86万円の初恋 コミック

ロッキー 

形に縛られない関係

表紙の絵がすごくきれいで購入しました。
表紙の右の方が攻めです。


カフェでの突然の出会いから押しかけまでが早く
スピーディーにお話が進んでいくのかな?と思いきや
思っていたよりゆっくりとお話が進んでいきます。

マリちゃんが受け身すぎて心配だったのですが
案外自分の意思もあり安心しました。

キスやセックスはするのに付き合ってはいなくて
この関係は一体なに…?と思ってい…

0

かげふみの恋 コミック

ロッキー 

表題作を同時収録作がどんどん上回っていく

◆かげふみの恋(表題作)
 好きな人には好きな人がいた。自分よりずっと年上の叔父に不毛な恋をする高校生・悠太。そこまで分かった上で、この若さで積極的に迫る勇気があるのがすごいなぁと。父に似ている自分の容姿すら、利用する。お互い何も隠していない関係性ですから、そこに第三者が口を挟む隙はないですね。勢いを落とさず、伯父を射止めた悠太に素直に感心しました。

◆僕たちはまるで誘蛾灯のように / 籠…

0

きみが終着駅 コミック

ロッキー 

重い…、だがそれがいい

初読では感じたことを消化しきれずに、レビューを書けませんでした。
数年寝かせて読み返し。

飲み会のあと飲み足りなくて、ひとりでバーに入った沙樹。
周囲の客の雰囲気に違和感を覚えつつも、帰りに名刺を渡された彼は…。

という始まり。
「間違えて入っちゃった」経験ってすごくよく分かる。
「たまには違う店に行ってみよう」と入った日比谷の古い喫茶店がヅカファン御用達だったり、アメリカ留学…

0

かげふみの恋 コミック

ロッキー 

描き下ろしとカバー裏!!

短編集ですが、描き下ろしとカバー裏で十分すぎるほどの補足がされています。
本編で萌えなくても、そこまで読んだらきっと萌える。

【かげふみの恋】 萌2
伯父の秋文に片思いする悠太と、妹の夫になった友人にずっと片思いしていた秋文。
父に似た顔を利用して「父の身代わり」でもいいから秋文のそばにいたい悠太に、秋文の言葉がきちんと届かないのがもどかしい。
「似てる?」という言葉に対して、秋文は…

1

僕の幸福を紹介します コミック

ロッキー 

穏やかだけど、一癖二癖

ロッキーさんの作品は、一度だけ読んだときと何度か繰り返し読んだときとで、全く違う評価になる気がします。
一度読んで「好き!」となる作品もあるけれど、この短編集は一度では理解し尽くせないような。
というわけで、初読時の評価と読み返した際の評価の両方を残しておこうかと。

【僕の幸福を紹介します】 中立→萌
マンションの隣に住むお兄さんと、弓道に勤しむ兄弟の弟。
片方が若年層すぎる年の差C…

0

86万円の初恋 コミック

ロッキー 

相手を見て、自分を知る

作画が大好きすぎる作家さんのひとり。
初読のときに評価だけ入れていたので、ほぼ3年ぶりに読み返してレビューを。
本棚整理のたびに背表紙は見ていたけど、内容をだいぶ改変して記憶していたようで、思っていた話と違ってました。
たまには読み返すのも良いことですね。

仕事で疲れ切って注意散漫。
その結果、カフェで人のコートにコーヒーをぶちまけてしまった喜屋武真理(きやたけまさみち)。
「86…

1

しあわせに満ちた夜の庭 コミック

ロッキー 

受けが美しい〜

『かげふみの恋』の中の一作のスピンオフ。
ロッキー先生のオメガバースは美しいですね。

α同士でもαとΩでも、自分が惹かれる相手と出会ったら、それが「運命」ということ。
権力と財力を使って周りに認めさせちゃう展開も良かったです。

αの一と、αのノア。
惹かれ合う2人の、性と本能を超えたラブストーリー。

ノアが美しかったです。
そして、意外と強か。
一の「運命の番」を遠ざけ…

1

きみが終着駅 コミック

ロッキー 

良作と思います。

デッサンがしっかりしていて描写が綺麗。
場面展開がシネマのようで、読んで疲れなかった。
難を言うなら、白黒ページは人物の識別が難しいように感じただけです。

情動せず冷静な分析を心がける主人公の、人関係構築を感情を抑制しながら観察した記録のような展開の、シネマっぽい背景の描写。
同性愛嗜好がカミングアウトして、親に拒否られた時の心の傷が癒えない年上と、でき婚した姉を持つ大学生の恋について…

1

きみが終着駅 コミック

ロッキー 

物悲しい…?切ない…?

読み終わっての印象が、(いい意味で)物悲しい…?切ない…?なんていえばいいのかなぁ…うーん…

という感じだったので、タイトルがこんな感じになってしまった…

他の方のレビューに、「胸に沁みる」とあって、あ、なるほど!っと、なりました。そう!胸に沁みる!

基本的に私は、分かりやすい明るい感じのラブラブハッピーエンドものが好みなので、切なそうな表紙のこちらの作品を読もうかどうか悩みまし…

0
PAGE TOP