火崎勇さんのレビュー一覧

安上がりでもいいよね「アナタの見ている向こう側」番外編 特典

主人公視点の後日談

本編の後日談、恋人になってからの話です。

宮本(受)は、関東(攻)に「一緒に買い物に行こう」と誘われて、楽しみでウキウキしていたのに、当日待ち合わせ場所に行ったら買い出しの手伝いでガッカリ。それでも幸せを感じてしまう安上がりな恋人…という内容でした。

本編同様、宮本(受)の視点からしかないので、実は買い出しでも一緒に出掛けたかった、と関東の胸の内を読めば楽しいかも!とは思ったのですが、…

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ヒトデナシは惑愛する 小説

火崎勇  小椋ムク 

ヒトでないもの

表紙買い。
ヒトでないもののちょっとしっとりせつなめな恋物語、「雑誌掲載分140P超+その続き130P超+あとがき」です。人外ものがお好きな方にはよいかも。攻め受けとも良いなと思ったので萌にしました。

鴻巣書店というレトロな古本屋でアルバイトする希(のぞみ)。大学に入ってから一人暮らしで、潤沢でない生活資金を補うためにバイトをしているのですが、この古本屋の店主、縁(ゆかり)さんは希が小さい…

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ヒトデナシは惑愛する 小説

火崎勇  小椋ムク 

ヒトデナシなのは…

今回は神隠しの子と厭われる古書店店主と
古書店でバイトする大学生のお話です。

忌子として長く隔離されていた攻様への
受様の長い片恋が実るまでと
攻様の弟が訪ねてくる事で
受様の秘密が詳らかになる続編を収録。

大学生の受様は両親の離婚により
母に引き取られて育ちますが
母の再婚で家を出されて
1人暮らしを始めます。

実父からの養育費は学費と家賃に消え
生活費は飲食店…

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傷つかないからキスをして 小説

火崎勇  梨とりこ 

湯けむり温泉殺人事件

信じてないからキスをして、の続編。
こちらは恋人になってから、なので、できれば前作を読んでからの方が楽しめると思います。

加倉井が腕をけがし、療養することになったため、千条を誘って温泉街へ。二人でしっぽり、のはずが、なんと殺人現場の第一発見者となってしまう。
「縄張りを荒らすわけにはいかない」と、刑事であることを隠して捜査には協力しようとしない加倉井。一方、正義の人千条は、捜査に関わって…

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信じてないからキスをして 小説

火崎勇  梨とりこ 

検事と刑事

刑事×検事でサスペンス風ときて火崎さんなら買わねば、と買って積ん読してた本。
ようやく読みました。
サスペンス部分のネタバレはなしでレビューします。

サスペンスの方もなかなかで面白かったです。堅物童貞恋愛知らずの検事が、いい加減に見えるが芯は優しいやさぐれオヤジ刑事にほだされるという構図。

検事の千条があまりにも現実離れした堅物で、まーこんな人いないわな、痴情のもつれ事件のときは推…

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恋人になりたい 小説

火崎勇  六芦かえで 

誰かを好きになること

ノンケの明るい男性が、どこか翳のあるバイ男性に惹かれていく物語。

出会いは男女の合コン。
数合わせで呼ばれて、女性陣の前で大家族だとバラされて射程外になった秋山優。
わざわざフリーターだと発言し、自ら射程外になった河乃のどこか孤高な雰囲気が気になって声をかける。
古い映画が好きだ、という共通の趣味がわかり、その晩河乃の部屋で飲み直し、2人ともしたたかに酔ってひとつのベッドで寝ようとする…

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足枷 小説

火崎勇  Ciel 

監禁はよくないけど、愛があるなら・・

初読み作家さんです。
私がBL初心者の頃に読みました。(今でもまだまだ初心者ですが)
そして、愛のある監禁ならいいなと思うようになったきっかけの本でもあります。っだから、思い入れは深いですが、語り部が一人称なのが好きではありません。(俺は・・と進む話は一人称ですよね?すみません。あまりよくわかってません)
それがすごく気になって・・。調教もよくわかりませんでした。一応復讐モノなんですよね?だ…

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リインカーネーション ~胡蝶の恋~ 小説

火崎勇  水名瀬雅良 

うん? 読んだことあるような。。。

電子書籍版を購入。

えーと、本作、購入前に悩みました。
というのも、あらすじも表紙も見覚えがある気がして。
電子書籍版を主に購入しているせいか、はたまた、乱読しすぎるせいか、同じものを購入してしまった経験数知れず。。。

で、いろいろ確認して、きっと未読であろうと、エイヤーと購入。

読み始めると、「夢」や「前世」というキーワードや、「攻めが、自分のなかに前世の自分を見ていると悩…

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この恋は君のもの 小説

火崎勇  あさとえいり 

1冊目よりは好きでした

『すべて愛になる日まで』のスピンオフ作品です。
主人公達が変わっているのと前作についての言及はあるものの、前作の主人公達がストーリーに深くかかわってくることはないので、この作品だけでも理解できると思います。
しかしながら、シリーズ通して読んでみたいという方は、『すべて愛になる日まで』から読まれるといいと思います。

終始羽鳥視点で、羽鳥が語る形でストーリーが進んでいきます。
受け様視点と…

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すべて愛になる日まで 小説

火崎勇  あさとえいり 

微妙でした…

火崎さんは好きな作家さんなのですが、今回は萌と中立で悩み、ちょっと厳し目に中立にしました。
挿絵のあさとさんも好きなので、両方の作家さん目当てで読みました。
小説にしては本編210ページ程なので短めだと思います。

主人公の2人は隣同士に住む幼馴染なのですが、年は少し離れていて既に恋人同士です。
かなり甘々な状況から始まるので、恐らく何らかの困難が待ち受けているんだろうとは思ったのですが…

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