エデン・ウィンターズさんのレビュー一覧

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

サブタイトルの「還流」の意味が衝撃…

めちゃくちゃ面白かった…!!
ラッキーとボーの掛け合いが最後の頁まで続いてツボに刺さりました。

芸能人や若い世代の麻薬や覚醒剤の問題は良く上がりますが、この小説では麻薬に限らない薬物のグレーマーケットの世界を知れて興味深かったです。
冒頭で迫力があったので、ラッキーの仕事はギャングか…と思ってしまった。
世の中色々な仕事があるんだな。。

近年ニュースや情報番組では、お金儲けが一番…

2

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

続刊が翻訳されると聞いて

シリーズの続刊が翻訳されると聞いてこちらも読みました。
面白かったです。

序盤、ラッキーのモノローグに慣れず、一度挫けました(笑)
うるさめの下ネタ男で、上滑りしてる感がすごく、嫌い云々の前に引いてしまった。
慣れてしまえば結構好きです。

過去に傷がある二人の傷の舐め合いみたいな恋愛。
距離の詰め方が分かりやすくて、頭に入って来やすい。

話が進むにつれ、二人とも可愛く思え…

1

密計 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ  冬斗亜紀 

実に7年ぶり‼待望の続編!

前作「還流」にドハマリして、原書沼に飛び込み全9巻(+番外編3本&スピンオフ1本)を読破。とはいえ、やはり日本人ですもの日本語で読みたい!というわけで、この日を夢にまで見ておりました、ついにドラッグ・チェイス第2巻「密計」が発売されました!

翻訳では7年も空いてしまったが、前作のラストからひと月、SNBに「サイモン・ハリソン」として復帰したラッキーとボーは秘密の関係を続けている。職場内の恋愛…

13

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

バディもの!さいこう!

最初に読もうとしたときは翻訳もの独特の文章構成に数ページで積読したまま。2作目の版権をモノロマ文庫さんが取得したと聞き再度挑戦したところ…すっごく面白かったです!海外ドラマやバディものが好きな方は読んでほしい!原作は6作出版されているようですね。

主人公のラッキー(攻め)は普段は受けのボーをからかったりおちゃらけていますが、仕事は出来る頼りになる男。
受けのボーは薬学部卒のザ・インテリ風で…

3

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

途中からぐっと面白くなる!

最初は軽いゲイ小説のよう。性欲に忠実であからさまな表現も多く、恋愛とは程遠い。所々で挟まれる下ネタは、上手く訳したなぁと感心するものがいくつかあり、原文と読み比べたくなった。
設定が面白く、犯罪ものかと思いきや取締側で、楽しく読めた。

始まりのご挨拶程度に最初の仕事が終わると、ラッキーとボーで組み、潜入捜査パートに移る。ここからぐっと面白くなっていった。

なぜか反発し合っていたのに、…

5

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

これぞバディ兼恋人ものの醍醐味!!

2016年刊。
海外M/M小説はほとんど読めていないのでどんなものが好みに合うか手探り状態だ。
取り敢えずモノクローム・ロマンス文庫なら”はずれ”はないだろうと買ってあった一冊だったが、いざ読んでみたら自分の好みにどストライクだった!!
いや~、ホント買っておいて良かったな~(´∀`)
翻訳された海外の文章独特の言い回しも、どうにか馴れてくると本来の物語の面白さに引き込まれていく。
この…

8

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

スパイ物?っぽい

モノクローム・ロマンス文庫は全て話が面白い。翻訳物ということで日本の作家とは表現や構成が違っててとっかかりにくい所もあるけど、話に乗ってしまうとラストまでノンストップで読み続けたくなってしまう面白さです。

薬物捜査局のエージェントということでクリニックや薬品会社の社員として潜入捜査するスパイのような仕事でバレたら怖いのでとってもスリリングです。攻めは前科者でそういう特別枠で働かせてもらってい…

2

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

最後には二人が愛しくなっている

翻訳ものの小説です。
”パートナー”という関係が好きなら楽しめる作品。
それも、最初は非常に互いの印象が悪く仲が悪い、というある種のお約束な関係です。

主人行のラッキーは薬物を違法に扱う組織を調べ・摘発するという(日本で言うマトリのようなものでしょうか)お仕事をしており、潜入操作・おとり捜査なんでもありな感じです。刑事や探偵ではないですが、事件・捜査ものなのでストーリー部分もかなりドキド…

2

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

おくすりは相棒

シナリオ的なレビューはもう必要なさそうなので
いわゆるバディ物のM&MなのですがM&Mのお約束に漏れず、互いが互いの心の傷を埋め合うお話
日本の大多数のBLと比べてM&Mは主役の年齢層が高く、明確な攻め,受けというものはありません。
序盤を読んだ人は恋に臆病な年上男のラッキーの方を内面的に受けっぽいと思う人もいるのではないかと思う。
ラッキーにしてもボーにしてもそれぞれ三十路を越えている分…

5

ドラッグ・チェイス(1) 還流 小説

エデン・ウィンターズ  高山しのぶ 

紙上アクション大作2時間見込み

色々読んでおりますとメンズロマンス(ゲイロマンス)にも
ある程度の傾向分岐があると言う事が読み取れます。
それは一般小説の傾向に結構寄せてあるもので…作品によっては
ロマンスの方が虫食い部分の穴埋め要素になっているのでは
ないかとお節介ながらも冷や冷やする事もございます。
じゃあこの本はどうなのかと申しますと…冒頭から読み進めて
退屈を感じたなら敢えて後ろから読み進めてみる事をお勧めし…

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