早寝電灯さんのレビュー一覧

目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

過程の大切さ

とても良かった。
オメガだから人より注意しなきゃいけないことが多い現実と、だからって危険を全て避けて日常生活を諦めたくない受けの気持ちが胸に刺さった。初めはこれは流石に怖くないか…?ちょっと警戒心ないよとハラハラしてたんだけど、それを理解した上での受けのポリシーというか頑固さみたいなものを知ってハッとした。

一方アルファ側の困難と身体的症状についてもフューチャーされていて、その描写も良かっ…

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52ヘルツの共振 コミック

早寝電灯 

No Title

オメガバースで同級生の再会もの。
タイトルから運命の番の話かと思ったのですが、違いました。
オメガとかアルファとか関係無いところで最初から共振してたってことなのかな(?)
互いに自分の気付かぬうち相手の支えになっている、とても素敵な関係性の二人でした。
お互いにとって良い存在であることが読者にしっかりと伝わって来たので、とても応援しやすかったです。

作風ですが、全体的にモノローグの多…

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

おだやかなオメガバ

ソフトオメガバでした!

個人的には兄CPが気になって仕方がないので、スピンオフが出て欲しい…!

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

感情寄りのオメガバかな

過去作「52ヘルツの共振」と同じ早寝電灯先生オリジナルの身体共鳴するオメガバ設定。
会社帰りに古書店で地震が起こり帰宅できなくなった波止が店主の和巳に助けられることから物語ははじまります。

この時から和巳は身体共鳴で波止に対して運命を感じていますが、波止は鈍感で次にバーで和巳と会っても和巳のことすら気づきません。
和巳の波止への接し方や波止を見つめる瞳、パチパチと感じる共鳴が普段の様子と…

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

オメガバースの名作、神作品といっていいでしょう!

オメガバースもいろいろ進化してきたなぁと感じた作品です。

圧倒的な力関係がついてしまうもの、という認識があったオメガバース。
そこにしっかりと焦点をあてて丁寧に描いたもの、というと伝わるでしょうか。

ほのぼのとしたパートと切ないパート、現実をつきつけられるしんどいパートがしっかりと描かれているので、
架空の設定のはずのオメガバースがすごく現実味がありました。

メインとなる二人…

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

尊いってこういう事を言うんだな

出会った時から身体共鳴により波止がΩだという事をに気づいていた和巳さんに対して、フェロモンに鈍感で全く気づいていない波止くん

αの衝動ではなく、Ωだからではなく、波止くんの相手を思いやれる性格に惹かれて、αとしての焦燥感に駆られながらも地に足をつけて波止くんに選ばれたいと想い続ける和巳さんの優しさと大人の色気が最高にかっこよかった

フェロモンに鈍感で和巳さんと身体共鳴しちゃってることに…

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

普通

普通って、難しいですよね。それがオメガバであればなおさら。運命の番とか、フェロモンとか、自分じゃどうしようもないところに左右されてしまう。Ωだけど少し鈍感で、普通の人間関係をひとつずつ作っていきたい受けが、とても誠実で応援したくなりました。一方の攻めも、過去の出来事で、αの本能に抗おうとしてもがいてる。強引でなく包み込むような優しさが好感度大。少しずつ距離を縮めて、自分の気持ちに問いかけながら、恋…

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

至高のオメガバース

アルファとオメガ両サイドが抱いている想いを、ここまで丁寧に、それでいてあたたかく紡いでくれたオメガバース作品は初めて出逢いました。私はこれまでたくさんのオメガバース作品を好んで読んできたし、それなりにオメガバースについて考えてきたつもりでした。でも私はアルファがアルファであること、オメガがオメガであることについての想いや悩みや葛藤をまだ全然理解できてなかった。この作品を読むことで、自分の中のオメガ…

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目眩はまどいのつがい コミック

早寝電灯 

胸いっぱいです

作家買いです。
1話目から早寝先生作品やっぱり大好きだわ~とテンション上がりながら読みました。
それがずっと続いて最後まで最高でした。

波止が周囲に恵まれていると思いながらもΩとしての生きづらさを感じている。
そこへ和巳と出会い、居場所(同じ船)を提示してもらいうれしかった。

最初から和巳がどこか様子がおかしいのが、だんだんおもしろくなってきました。
年上で大人キャラが無自覚年…

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52ヘルツの共振 コミック

早寝電灯 

繊細な心の動きを描いた秀作

オメガバ設定が本当に好きで今までずいぶんたくさん読んできましたが、これほどオメガとアルファがそれぞれに抱く心の葛藤を繊細に描いた作品は初めてだなと感動。
確かにエロは少なめだけれど、そこにたどり着くまでの過程がしっかり描かれているので物足りなさはありません。(でも続編出てくれたらもちろん飛びつきます!)
つよつよアルファが最初からオメガをガッツリ抱え込む系も好きですが、お互いが本能なのか自我な…

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