早寝電灯さんのレビュー一覧

おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

唯一無二の共通項がなくなってしまったら

幽霊が見えるという共通点が縁で仲良くなりルームシェアをしている二人。あるとき突然玲志から霊感が消えてこの世ならざる者が見えなくなってしまう。二人の関係に変化が訪れるお話。
幽霊とか霊感とか言うとホラーっぽいですが、そこまでホラー寄りではありません。ここに描かれる霊は、我々生きている物とは関係なく、ただ通り過ぎて行く影のような存在。何か悪さをしたり向かってきたりということはありません。
そして、…

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おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

ホラーではなくほっこり

幽霊が見えるという共通点からルームシェアを始めた玲志と依良。ずっと見える事を隠して生きてきた玲志にとって、依良は初めて出会った気持ちを共有できる存在。でもある日急に玲志は霊が見えなくなってしまい⋯。
お互いにずっと周囲と違う事に孤立感を抱えてきた2人。依良もまた玲志とは対照的に動きながら苦しみは一緒で⋯。見えなくなった事で依良と一緒にいられなくなるのでは⋯と焦った玲志が、自分の依良への本当の気持…

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『おまえの吐息を奪っていった』電子書店特典 描き下ろし漫画2P 特典

冷たい手を握る

「おまえの吐息を奪っていった」電子書店限定描き下ろし漫画となります。
2p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



(本編内、コンビニで玲志がアイスを買ってくれた帰り道で。依良視点で)

玲志が頬に当ててくれた手。

本当はあの時 玲志の手を取りたかった
あの時握り返していたら
どうなっていただろう


これはどこの時間軸で思い返しているのかな。
その夜?

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おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

恋情はいつだってインビジブル

あいまいな世界の狭間で、君を見つけた。
この言葉が作品をよくあらわしてる。
「あいまいな世界」をすくいあげ、繊細に色付けするのが非常に素晴らしいのが早寝電灯先生の持ち味。
今回の設定は「幽霊が見える」というオカルト的なテーマ。
見える者同士、という出会い。そこに生まれるケミストリー。
しかし一年後、ひとりが見えなくなる。
嬉しいはずなのに、2人で形作っていたケミストリーが消えてしまうよ…

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おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

自分と”違う”あなたのことを、いつも考える

『52ヘルツの共振』『See you later,Mermaid』などが
大好きな、早寝電灯先生の新刊!☺︎

幽霊が見えなくなった男×幽霊が見えている男。
人ならざる者が”見える”という共通点をきっかけに、
ルームシェアし始めた二人の物語です。
ホラーではないけれど、”幽霊”が出てくるということで
オカルト要素あり、かな?(怖い話ではありません)

今作も、しっとりと読ませてく…

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おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

特別な存在であることの優越感からの脱却

幽霊題材ということで好みかも…と(既刊もほぼ読ませていただいておりますが)
試し読みして購入。

幽霊が見えるという共通点で距離が近くなり、ルームシェアをすることになった二人。適度な距離感で過ごしていたが、ある日、玲志は幽霊が見えなくなって、依良と一緒にいられなくなるかも…と焦るんですが、
ここまでは、共通点が幽霊である必要性あるのかな?と正直思いました(すみません)。

けれども中盤…

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おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

意味や解釈を考えたくなる

作家買いです。より絵がきれいになられましたかね。特に眉や目のふちの描き方とか(ど素人なので詳しいことはわかりませんが)。

早寝先生の作品は題材とテーマの絡ませ方がすはらしくて本作も見どころたくさんでした。
同じ高さでは歩けない出口が必要な幽霊、見えること、見えないこと、人と同じこと、違うこと…などがメタファーになっている。

幽霊が見える玲志と依良。それがわかる初対面のシーン、玲志と依…

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おまえの吐息を奪っていった コミック

早寝電灯 

「見る」表情が豊かだった

依良の側にいれば幽霊が見えなくなるかもしれないとルームシェアをはじめた玲志。ある日、幽霊が見えなくなり「同じものを見ているという優越感」がなくなって、一緒にいられなくなるかもと思い、はじめて依良への気持ちを自覚する。
イライラとからかいと酒の勢いで玲志が依良を押し倒すと、依良に幽霊がいるから性的なことができないと伝えられ、そのまま依良の手伝いをすることに。
初心な依良の赤面や焦る様子がすごくか…

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おかえりさんかく コミック

早寝電灯 

じんわり

ゆっくりと時間が流れていくようなストーリー運びで、心のセリフなどが繊細でまるでドラマのような小説のような感覚がしてとても新鮮でした
大きなことがおきるわけではないけど、それが逆に登場人物たちの心の動きをより伝えてくる感じがしてよかったです
ほんのり切なくてままならない大人たちの恋愛模様がゆっくり流れるときと合わさってノスタルジックな雰囲気でよかったです
流されて寝ちゃったところも人間味があっ…

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君にはふれると鳴るとこがあって コミック

早寝電灯 

するする相手の心に入っていくような

田舎の学生たちのお話。出会いは恋愛漫画あるあるな感じ。山の中では自然体でいられる灯司と、距離感が無駄に近い樹。意図的でない接近で、するすると相手の心に入っていくような描写がとても良かったです。
欲望先行ではあったっぽいけど、気持ちを先に自覚したのは樹の方で、灯司とはすれ違ってしまいます。ハラハラの展開ですが、ここでアシストするのが灯司と同じ顔した妹。それ以外にも随所に家族の描写はあって、灯司が愛…

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