• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作おかえりさんかく

後藤丈
紘記の元彼で料理人
桐沢紘記
喫茶ミチクサのオーナー

同時収録作品おかえりさんかく

園田英征
ミチクサの客で会社員
桐沢紘記
喫茶ミチクサオーナー

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • 書き下ろしイラスト(カバー下)

あらすじ

喫茶店店主の紘記は、初めてできた恋人と別れてから静かな日々を送っていた。しかし、元恋人・丈との再会と、謎めいたお客・英征との出会いによって止まっていた時間が再び動き出し……!?

作品情報

作品名
おかえりさんかく
著者
早寝電灯 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667800
3.8

(123)

(48)

萌々

(33)

(28)

中立

(7)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
20
得点
463
評価数
123
平均
3.8 / 5
神率
39%

レビュー投稿数20

じんわり

ゆっくりと時間が流れていくようなストーリー運びで、心のセリフなどが繊細でまるでドラマのような小説のような感覚がしてとても新鮮でした
大きなことがおきるわけではないけど、それが逆に登場人物たちの心の動きをより伝えてくる感じがしてよかったです
ほんのり切なくてままならない大人たちの恋愛模様がゆっくり流れるときと合わさってノスタルジックな雰囲気でよかったです
流されて寝ちゃったところも人間味があって好きです
ラストのところでひでまさが、君と寝たことを言わなければ二人だけの秘密にできたのに、というセリフがあまりにも切なくて心を掴まれました
けど、元サヤになってよかったなと思います
ひでまさにもこれから新しい自分を受け入れて素敵な未来がありますように

0

No Title

喫茶店の店主の紘記は初めての恋人との別れから、割り切れない想いで日々を過ごしていた。ある日元彼の丈が突然店に現れて動揺する紘記。何か言いたげな丈と、その場に居合わせた客の英征。1年半の間止まっていた時間がまた動き出して…。
お互い好きなのにそれをうまく伝えられない不器用な紘記と丈。英征の存在が本心に気づくきっかけになるけれど、英征もまた2人と出会った事でやっと自身のセクシャリティと向き合う事が出来た。皆がもどかしくて愛おしい。
離れてた間の寂しさを認め合えた2人にはこれからうんと幸せになって欲しいし、英征がまた切ない立場でとてもいじらしいので、どうか良い相手が現れるスピンオフを是非に〜!
電灯先生の作品は、読んだ後に何とも独特な感覚に包まれる。胸の奥がキュッとして切ないけど、誰かを愛する優しさでいっぱい。

0

英征にも春を

 なかなかない三角関係で、早寝先生だからこそ描ける恋愛模様だなぁと思いました。丈と紘記の別れた理由は正直掴みきれなくて、恋愛初心者だった紘記が不安になるのは分かるけれど、その分丈がフォローできなかったのかなとも思ったり。悩みや不安を完璧に隠し通せるならいいかもしれない、仕事の悩みは持ち帰らないポリシーなら分かる、でも、恋人に多少なりとも気取られているなら相談までしなくても話すくらいはしてほしいですよね。お互い言葉が足りなかった。

 一方、紘記が新たに出会った英征は同じくらい恋愛初心者でありながら、ある程度年齢も重ねて吹っ切れたのか、行動力が高くて好感が持てました。堂々と元彼だと告げた紘記に背中を押され、彼と関係を持てるか試してみた英征。2人ともこの時はフリーな大人ですから、体の関係から始まっても誰に責められる筋合いもありませんね。結局くっつくことはなかったけれど、双方同意の上で、けっして悪い思い出になったわけではないと認められるところが素敵で、今後も良い友達付き合いをしていってほしいと思いました。飄々としているように見えて内心酷く孤独な英征の涙にはぐっと来ました。最初の一歩を踏み出せたのだから、これからきっと良い出会いがあると信じています。

0

感情と体験と対話と

引き込まれました…

タイトルに「さんかく」、実際3人の男のお話、ではあるけれど、私は「三角関係」「トライアングル」「本命と当て馬と」というカテゴリーの内容では無いように感じました。
主人公はカフェ店主の絋記。
1年半前に彼氏の丈と別れて、気の抜けたような、寂しくて虚しいような、そんな日々を生きている。
ところが、ある日丈が突然カフェを訪れる。
そこから絋記の時間が動き出すわけなんだけど。
はじめ絋記視点だから丈の振る舞いが勝手すぎると感じるし、偶然カフェに居合わせた客・園田の態度も馴れ馴れしくて変だと思う。
しかし、読んでいくとなんとも深くて、ひとそれぞれの心や思考の癖や行動規範がこうも違いがあって、わかりあうという事がいかに奇跡的なのか、いかに思い込みが多いのか、そこをひとつひとつ発見するような感覚。
絋記も、丈も、園田も。わかる部分、勝手な部分ありますよ。でも人間だもの。
絋記が園田と本当に寝てしまった部分が納得しきれない、という意見はホントよくわかる。
でも絋記自ら語る「あれは俺に必要だった」が全てだと思いました。
彼はちょっとこだわりが強いタイプ。だから自分の規範から外れる行動をしても自分も世界も壊れたりしない、それを自分の肉体を通して実感することが必要だったんだと思う。
園田は…園田こそ相手は絋記でなくても良かったんじゃ?
ゲイであることを認めるためのセックス。もっと割り切れる相手とのワンナイトをするべきではなかったのか。でも絋記も一応シングルだったんだもんね。
丈だって、なんで1年半も?これが一番の原因だと思いました。
園田と絋記の一件は丈にとって消えない棘になるだろうし、今後の火種になりかねない…かもね?
元サヤだからって今後はわからないし、園田にも誰かが現れるでしょう。ともかく3人が現状を打破して進んでいく。
感情と体験と対話と。その三角を取り戻す、それが「おかえり」なのかな。
さあみんな、これからいってらっしゃい…そんな恋の物語なのかな。

1

あまりの凄さにレビューが直ぐ書けませんでした

初読み作家さんです。とは言え、早寝電灯先生の作品はずっと気になっていて数冊所持していたのですが、ようやく読むことができました。

想像していたより、ずっとずっと丁寧に描かれた素敵な作品でした。

レビュー数が多いのでストーリーの詳細については省きますが、簡単に言うと三角関係の話。

なのに、なぜ「おかえり」なのだろうか?…気になっていたのですが、最後まで読んで、その深さに圧倒されました。ほんとに、凄いです。人の感情の変化をこんな風に描けるなんて、新しい発見でした。

実は読み終わってから数日経ってこのレビューを書いています。あまりの凄さに感想が纏められませんでした(笑)そして、凄いしか言葉が出てきません。伝えたいのに伝えられない、このもどかしさと語彙力の無さよ…。

どうぞ、この経験を。読んで体験してみて欲しいです。

4

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP