緋汰しっぷさんのレビュー一覧

ラベルド・タイトロープ・ノット retie コミック

緋汰しっぷ 

心はそばに

前作では歪んで拗れまくっていたふたりでしたが…それまでの日々の反動でしょうか、無事にお付き合いを始めてからの彼らはどこを見ても甘くて。
一緒に居られることに幸せを感じているのがとても良く伝わってきてすごくほっこりしました。

そして夏生もそうですが、榛臣の表情が柔らかくなっていたのがすごく嬉しかったです。
夏生のことを試すようなセックスをしていた時は、色っぽさはあってもどこか諦めたような冷…

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ラベルド・タイトロープ・ノット コミック

緋汰しっぷ 

歪みながら、繋がる

両想いだった高校時代、告白された夏生は榛臣の気持ちを素直に受け取ることができなくて、すれ違ったまま終わってしまったふたりの恋。
10年ぶりに再会した彼らは当時の想いを今も宿していて、結局両想いのままではあるのだけど。
いい感じに大人になっているので子供のように素直に伝えることもできず、かといってそのまま手放すこともしたくなくて。
身体だけの関係でもいいから繋がっていたい、そんなちょっぴり歪ん…

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展示会と迷子の話 コミック

緋汰しっぷ 

サブタイはヘブンリーホワイトキューブ番外編

「ヘブンリーホワイトキューブ」の全年齢向番外編です。

展示会場で迷子になった小さな女の子が薫にしがみついて離れない、泣き止まないので困ってしまった薫が
「助けてくれ」と眞澄に電話します。
コインの手品で女の子のご機嫌を上手く取る眞澄。
無事お母さんに引き渡した後で、2人はそのヘルプコールにそれぞれの思いを込めて過去を感慨深く思い出しています。
眞澄が日本に戻った日、梅苑画廊にまで押し…

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ヘブンリーホワイトキューブ コミック

緋汰しっぷ 

続編読みたいです!

緋汰しっぷ先生の作品の中ではこれが1番大好きです。
今回こちらのCPの同人誌がもうすぐ届くので、嬉しくて久々に読み返しました。

BLにハマり出した頃に読んだのですが、今思うといろいろ地雷が埋まっている作品なのですね。
まあ、私はビッチ設定も、受けが別の人相手には攻めになるとかモブプレイだとか気にならない人なので当時も美味しく読めました。

カラダを使って絵の販売をする薫とライバル画廊…

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ヘブンリーホワイトキューブ コミック

緋汰しっぷ 

面白い設定と展開〜!

久々に再読して改めて楽しめたのでレビュー、残そうと思います・ω・

狭い業界(美術商)の中でのお話しなので
"もしかしたらそんな闇ルールみたいな事が実はあるのかも?!"
"えー!なんかちょっと禁断の世界観やーん"
と勝手に想像しながらその世界観にズブズブと浸っていけました。
緋汰先生、お上手過ぎます、、、!

この設定を活かし切る魅力的なキャ…

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イリデセンスリフレクタ(下) コミック

緋汰しっぷ 

クールなカメラマン✕天真爛漫ジュエリーデザイナー

今巻では受けの元カレが登場して恋人関係となった二人が翻弄されますが、最後にはより強い絆で結ばれるという王道ストーリーが描かれています。

受けの元カレが六年も音信不通の受けとまだ付き合っていると思っているところから、そんなことがある?と思ってしまってストーリーに入り込めませんでした。

上巻にでてきた当て馬のモデルが受けの元カレを使って二人の仲を引き裂こうとする割にまたもやあっさり身を引い…

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イリデセンスリフレクタ(上) コミック

緋汰しっぷ 

クールなカメラマン✕天真爛漫ジュエリーデザイナー

今巻ではセフレから恋人になるまでの王道ストーリーが描かれています。

お互いに恋愛しないという利害の一致でセフレになった割に、早い段階でお互いを意識し始めるので、展開の早さに拍子抜けしました。

受けは攻めを好きになっていることを自覚して攻めを避け始め、攻めは当て馬のモデルに告白されて、一波乱がありますが当て馬があっさり身を引くので、そのまま恋人関係に落ち着きます。
正直、当て馬ならもう…

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感応性プレイシングス コミック

緋汰しっぷ 

展開がミステリードラマ

 二人とも、あいつの事遊んでやろ〜って思ってるのが面白い。
 受け優位が大好きマンにとって満足のいく一冊。
 ただそんな軽い話ではなかった。
 ストーカーの話はすごくミスリードでビックリ。上手いミステリードラマ並みに「!?」ってなる。
 後半の怒涛の展開を迎えると、序盤の遊良が野分に言った「最初の印象が悪いものほど〜」ってセリフが伏線に思えてくる。
 
 今まで寝てきた数多の男からの贈…

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ラベルド・タイトロープ・ノット コミック

緋汰しっぷ 

誘い受けの神

 受けの榛臣がTOP5に入るくらいエロかった。
 攻めを誘惑し、煽り、翻弄し、嫉妬させるのも上手い。男遊びから男の扱い方まで慣れてるスーパー受け様。
 しかも黒髪ウェーブのホクロ美人。受け神様です。
 話を読んでて終始ドキドキハラハラした。

 ただ、攻めの上から目線が謎すぎる。どうしてまだ榛臣が自分を好きだと思い込んでるのか(実際榛臣は攻めの事引き摺ってたけどもその時点では確証なかった…

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ラベルド・タイトロープ・ノット コミック

緋汰しっぷ 

なんですか…この美しい作品は

今までBLで泣いたことって、片手に収まる位しか無かったのですが…
まぁ美しくて感動して、気付けば天を仰ぎながら漫画を読んでました。笑

いわゆる男性向けの、エロ!ドーン!じゃなくて、しっとりと耽美的にストーリーが進んでいくのも美しくて引き込まれました。
またこういう拗らせに拗らせた愛情って上手くいかないイメージですが、しっぷ先生はそんな心情を細かに再現しつつも、昇華してハッピーエンドに持っ…

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