表題作展示会と迷子の話

久坂眞澄
瑞口薫

あらすじ

アートイベントの会場で迷子に出会った2人のお話です。

作品情報

作品名
展示会と迷子の話
著者
緋汰しっぷ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
ひたひた<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
5

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萌々

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

サブタイはヘブンリーホワイトキューブ番外編

「ヘブンリーホワイトキューブ」の全年齢向番外編です。

展示会場で迷子になった小さな女の子が薫にしがみついて離れない、泣き止まないので困ってしまった薫が
「助けてくれ」と眞澄に電話します。
コインの手品で女の子のご機嫌を上手く取る眞澄。
無事お母さんに引き渡した後で、2人はそのヘルプコールにそれぞれの思いを込めて過去を感慨深く思い出しています。
眞澄が日本に戻った日、梅苑画廊にまで押しかけてきた客達に弄ばれた日。
眞澄がどんなに薫を救いたかったか、薫がどんなに眞澄にすがりつきたかったか。
お互い求める気持ちがその時の電話でカチリとはまった瞬間だったんだと感じました。

私にとっても3年ぶりに2人にまた会えたようで感慨深く読ませて頂きました。
薫は「眞澄」と呼び、眞澄は「薫さん」と呼ぶその間柄にもほっこりしてしまいます。
2人が同じ画廊に所属し、共に働きお互い切磋琢磨し成長していくんだなあと嬉しくなった薄い本でした。
絵柄もほぼ変わってなくて、緋汰しっぷ先生ありがとうございます♡
続編もどうかよろしくお願いいたします!

2

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