尾賀トモさんのレビュー一覧

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

若さゆえの未熟さ

安西先生作品の好きなところはたくさんあるのですが…
中でも特に好きなのが、作品によって職業や設定も様々なのだけれど、細やかな心理描写を交えながらごく普通の恋愛をする人々をとても丁寧に切り取っているところ。
登場人物たちの名前も、漢字と読みも含め普通に読むことができる親しみやすさがあって好きです。

記憶喪失の元彼と数年ぶりに再会したことをきっかけに始まる、2度目の恋のお話。
特定の相手の…

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恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

最高の余韻に浸れる(+わんこが可愛いいいいい!!!)

犬が大好きなので、表紙のわんこに惹かれて購入。雑種わんこで、その名は”はちみつ”。可愛い…(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
作品中にも何回も登場し、挿絵のはちみつもべらぼうに可愛いです◎
散歩しながら、はちみつのお尻を微笑ましく眺めるところとか…細かな描写の数々に「安西先生、犬飼いの気持ちを分かっていらっしゃる…」と感激してました。

…という犬目当ての購入動機で大変申し訳ない感じなのですが、安西リ…

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初恋王子の甘くない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

受けの男気と格好良さ、ピカイチです・:*+.

作者様買いです。

絆され攻めと一途受け。

いつもは名倉先生の書かれる「受けのことが好きすぎて様子のおかしくなる攻め(笑)」が大好きなのですが、今作は受けであるフィンレイのキャラがすごく良かった…!

初っ端から、野鳥狩りをしている場面で驚きました。
狩りが好きで得意な受け様って、けっこう珍しい気がします(攻めにはいそうだけど)。
しかも狩りができるだけじゃなくて、解体・組み立て…

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恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

堅実さの中にときめきいっぱい

何回だって恋に落ちる…という展開は大好き!
再会記憶喪失復縁もの~と要素がモリモリなようで堅実的で穏やかな日常が軸になってるのが良かったです。

若気の至らなさを克服し、愛されるだけやなく伝えてこうって気持ちの変化や
実は寂しがりな相手を男前にどんと支えるようになったのもグッときました。

いつもはひたすらに優先甘やかしてくるのに(といってもクールに)ベッドの上では意地悪ってのも~好き…

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恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

こういう話をもっと読みたい

安西先生〜…最高ですぅぅ。
この何でもないような日常の空気感に浸るBLが何より大好きなもんで……たくさん楽しませてもらいました。

BL小説界にはファンタジー作品が溢れきっていて、もちろん私もファンタジーは好きでよく読みますけど、現代ものにしか感じられないすぐそこにある親近感がすんごい好き。読者と同じ世界線に存在していると思わせるストーリーの進み方や時間軸をベースに、作品の中から溢れ出るキュ…

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恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

最高です!

この作家さんが大好きで、
電子になっているものはほぼ購入してます!

なかでも、こちらの作品は1番好きかなと。
ネタバレになるので詳細は書けませんが、
かっこいいスパダリ系攻めと、
美形だけど、自己肯定感低めの受けが登場して、
ワチャワチャします。

スパダリ系の攻めが、
受けにベタ惚れしちゃう
おなじみの構図なんですが、
いやー、何度も読んでもいいんですよ。

すごく…

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初恋王子の甘くない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

受けが男前

問題提起的な事案が少ない代わりに感情描写が豊かで、元々しっかりとした人物像の受けのフィンレイの心の揺れがとても分かりやすく、読み手の心を揺さぶる様に描かれているなと思いました。
勿論攻めのフレデリックの感情の変化も同様です。

フレデリックは民にも慕われている有能な領主だけど、兎に角フィンレイが出来過ぎなほど人間的に素晴らしく、受けにしておくのが勿体ない!
フレデリックに嫁がずあのまま母親…

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初恋王子の穏やかでない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

許せない

ネタバレあり

前のシリーズが面白く読み返してから、こちらの本を読破しました。
結論から言うと、フィンレイはお前には勿体ないの一言です。
どんだけ嫁の世間狭くしたら気が済むのでしょうか。
朝帰りして口論になった途端、お前も浮気してるんだろう発言は100年の恋も冷める言葉です。
フィンレイが強かだったから良かったですが、普通なら離縁して実家に嫁さん帰ってますよ

最期の仲直りも読者が…

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恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

お互いしかいない!再会もの

記憶をなくしたのに昔をなぞる元カレと、今でも忘れられない自分との狭間で揺れ動く一葉。
しかも隣に引っ越してきてしまった元カレ、仁科。

はちみつ、という雑種のワンちゃんが良い仲介役になってます。

記憶を無くしてるがために、何故別れることになったのか、そして一葉のことだけ思い出せないのか、仁科は悩みつつも、現在の一葉に惹かれてしまいます。
一葉の方は、仁科が別れの際に引き止めなかったこ…

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初恋王子の穏やかでない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

前作が良かったからこそ。

前作を無かったことにして、執着ヤバめで視野が狭い旦那×健気な王子の話だと思って読めばとても面白いです。
実際、前作が頭によぎりつつも読む手を止められず一気読みでした。
読みやすい文体ですし、相変わらず健気な主人公は応援したくなります。
ただ他の方も書いていらっしゃるように攻めどうした?と突っ込みをいれたくなります。
溺愛がヤバい方向にいっていて、それなら主人公を構い倒せばいいものを、仕事を…

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