ハンサム国宝
とにかく絵の、圧倒的な強さで押し切られてしまう。筋肉と綺麗な顔の強さ、しなやかさ。それに対してストーリーはシンプルかも。
有名俳優の2世である龍之介は、父と父の個人事務所の「商品」として、息苦しさを覚えつつ。俳優の仕事自体は愛していたが、いかんせん、整った顔に期待されることは、イケメン役。ただ美しければ良い、イメージ大事。イケメン俳優の皆んながフツーに通る道。不満を持ちつつ諾々と仕事をしてい…
俳優である自分自身をも演じ続けている攻×不器用ドジっ子記者受です。
まず何と言っても圧巻の画力、このクオリティの絵を全編通じて一切崩れることなく描き切れるというのが素晴らしいです。作画にどれだけの時間と手間をかけているのか、最早心配になるレベル。絵だけで神評価としたいほどですが、ストーリーも良い意味で王道で複雑すぎず、攻と受のキャラクターにも人間らしい隙が感じられ、愛着が持てました。
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