total review:300712today:42
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/4(合計:32件)
北ミチノ 夏乃あゆみ
針山糸
ネタバレ
主人公である俳優の桐原は義理の父でもあり、恩師でもある大瀧監督を亡くしたばかり。 休業に入って半年、桐原の元に映画のオファーがくる。メガホンをとるのは大瀧監督の孫で… この撮影を通じて恋がはじまるのかと思いきや、なかなかはじまりません。なぜなら、桐原がたびたび亡き大瀧監督のことを「最愛の」という言葉をつけて思い出すので。 大瀧監督の養子でありながら「愛人」と噂された桐原、彼に憧れを持つ、大瀧…
てんてん
今回は新進気鋭の映画監督と実力派俳優のお話です。 恩師の死で俳優業を休業した受様が 攻様のオファーで再びあるくき出す顛末を収録。 受様は13才で祖母が亡くなし 受様を俳優として見出した監督に引き取られます。 彼の養子となって俳優としても育てられた 受様に撮って監督は公私にわたって かけがえのない人でしたが 恩師が76才で人生の幕を閉じると 大きな存在を失った受様の…
umeair
北ミチノ先鋭、初読みです☺︎ 夏乃あゆみ先生によるスタイリッシュな表紙絵と、 映画好きの心をくすぐるあらすじに興味を惹かれ、拝読しました。 先生の、情景がパッと脳裏に浮かぶような文章がとても好きです。 読んでいてとても心地よいな、と感じる文章でした。 こちらの御本、手に持つとずっしり、 あとがきなしで386ページの大ボリューム! その大半が作中で受け・秌(あき)が出演し、攻め…
羽多奈緒
名監督とコンビを組む名女優、という組み合わせは幾つも思い付きます。主人公アキも、俳優としての育ての親で、文字通り養父でもあった巨匠・大瀧監督と恋仲だったのかな…?と薄々思いながら読み始めました。 大瀧亡き後、アキにラブコールを送ってきたのは何と大瀧の孫の光嶋。「祖父の愛人を寝取る孫」…。いいねアツイね、とワクワクして読み続けましたが、光嶋との作品や、代役で立つ舞台に賭けるアキの想いの熱さに、…
北ミチノ みずかねりょう
柏木あきら
軍人モノなので、少し重いお話かなと若干躊躇してしまいそうですが読み出すと止まりません! 確かに軽いお話ではないですが、構成がしっかりしているので引き込まれますし、キャラたちが魅力的!映画を観ているような感覚に陥ります。 昭和初期あたりの日本を思わせる感じですが架空の国の設定です。 BL要素が少なめ?という心配はご無用かと!何故なら二人のきっかけががっつりBL。 ワンコ一途攻め、ツンツン美人…
みざき
日本風の架空の国を舞台に繰り広げられる物語。 他国も架空の名前になっているので、もしかしたらこれはあの国がモデルかな?と考えるのも楽しいかもしれません。 架空の国ではあるのですが、軍服や言葉遣いその他もろもろ…全体的に昭和始め辺りの陸軍風の味付けといったところでしょうか。 読み心地は軽くはなく、どちらかと言うとちょっぴり硬派な印象がある作品でした。北ミチノ先生は重みのあるお話を書かれるの…
あーちゃん2016
みずかね先生の軍服っすよ。買わないという選択肢はない。ということで買いました。雑誌で前半読んだ時「重い~」と思いましたが、後半も同じくどっしり目なお話でした。そのため中立寄りの萌としました。本編160pほど+その続き170p超+あとがき。 一介の歩兵少尉に過ぎない高城のもとに届いた書状。それで呼び出されて訪ねた先は陸軍小将の久我山。その久我山の依頼により、潜入捜査をすることになったのですが、…
ちろこ
昭和初期くらいの時代背景のストーリーです。 表紙が非常に美しい…。この時代にこのビジュアルとこの髪型の将校がおるかい!っとツッコミ入れたくなるくらいの美麗な2人。タイトルとともに読書欲を掻き立てられました。 しかし、その下の帯の文言「貴方に筆下ろしして頂いたあの夜から……」はかなりインパクトあるので、セルフレジ利用かネット購入をされた方が良いかも知れません。 因みに私はネット購入です。良…
湘子
高城×綾瀬 昭和の政治と軍隊の裏側という激重テーマの中で、 美しく刺さるほどの淫奔な中佐・綾瀬に 中毒のように心を奪われた少尉・高城。 2人の間には、重たい使命と義務・・・ さらに、滲み出てくるのが、 抑えられない愛情と欲望! 繊細な恋心、濃密な絡み、 2人の関係性にうっとりしてしまう! みずかねりょう先生のイラストが今回の物語にぴったり。 2人も気品溢れて魅力的で…
北ミチノ
ぱるりろん
研究職の洸はある日研究所の所長に呼び出され、部外秘の情報が闇サイトに流出していることを知らされる。所長によれば、研究室のパソコンに不正アクセスの形跡がないことは分かっており、内部の犯行を否定はできないという。 洸は情報流出の時期的に、営業職の大須賀が中途採用になった時期と重なることに気が付く、というお話。 酔っ払った末の朝チュン、知り合ったばかりの男と同衾、驚く主人公が「付き合わないか」と…