沙野風結子さんのレビュー一覧

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前受けに飢えている方にお勧め

刑事受け大好きな私ホイホイの本。しかも作家も絵師も最高。ディアプラス文庫っていうのがレーベルのカラーとしては意外性がありました。今回の表紙の雰囲気みたいなちょっとダークなイメージが今まであんまりなかったので。BL文庫レーベルの数が減ったのでディアプラスでもこの路線の本も出してくれるの嬉しいです。元々エロだけでなくストーリー性の高い話は多いレーベルですが。

今回は先生によると表テーマも裏テーマ…

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獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

雄の香りが魅力的…!

カッコよかったです!!!

沙野さんが作り上げる雄フェロモンあふれるキャラクター×小山田あみさんの雄臭さ溢れるイラストがガッチリハマって、とにかく眼福(∩´///`∩)としか言いようがない。文字からも絵からもムンムンと香り立つ雄×雄のストーリーでした♡

表紙は凛とした空気で美しく、口絵カラーは体温の感じられる色っぽさで…///見下ろす瞳と見上げる瞳が絡み合う濃厚な空気が良い意味でネットリ…

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「獣はかくして交わる」協力書店共通特典ペーパー 特典

スアンと同じ気持ちで

あー、いいねこれ。
本編ラストからの続きです。
タイトルは、『川沿いの道を』

明け方、川沿いの道を2人で散歩する姿を描いています。
何気ないやり取りに束の間の平和を感じることができる、鹿倉目線のショートストーリー。

どんな立場でもなく、ただの男と男として接する貴重な時間。
ほのぼのした中に、これから先の不安を感じて切なくなります。

ーー駅に着きたくない。

鹿倉のこの…

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獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

シリーズ化しそう

小山田先生の表紙がめっちゃ素敵!
写真かな?と思ってじっくり見てしまいました。
攻めのゼロ(左)と受けの鹿倉(右)のビジュアルが最高!
しかも、この2人は中身もかっこいいのよ〜
惚れるわ♡

ストーリーとしては、半グレ集団・東界連合と、それを追う刑事・謎の集団エンウとの攻防を軸に描いています。
そこに海外マフィアや検察が絡んできて複雑な作品かと思いきや、スピード感ある展開とキャラのか…

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疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

期待したのにー!

レビューを読んで期待したものの、全然良くなかった。やはり沙野さんの作品とは合わないと思い知った。
 日本人的な湿った(民族の特徴?)文体にやはり拒否反応が起こる。ストーリー自体は良いと思うので、外国人設定で英○センセか、ア○ラセンセが書くとそれなりに決まりそうだが………。
 
壮大なストーリーに釣り合わず、人物のキャラ立ちがショぼい!   みずかね氏のイラストでかろうじて救われつつ、何…

5

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

マスターピース

名作の呼び声高い本作、ずっと気になってはいたのですが、
表紙の迫力と”処女執事って(??)”な戸惑いから読めずにいたのですが…、沙野先生、天才ですか?っていう感動とともに、やっと読了しました。まさしく傑作ですね。読めてよかったです!

カズオ・イシグロの”わたしを離さないで”を想起させられました。BL版のノーベル文学賞レベルの内容です…。根幹にあるのがラブストーリーなので、めちゃくちゃ重いモ…

6

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

名作ですね

遅ればせながら読了…。迷いなく神評価で。

ヤメ検の敏腕弁護士・恩田が以来を受けた案件は、男相手の結婚詐欺。狡猾な手腕で男から金を巻き上げる美貌の詐欺師・槇から強引に示談金を巻き上げた恩田だったが…。やられたらやり返す!的な二人のシーソーゲーム(?)が面白いです。男相手の結婚詐欺??という設定がユニークなのですが違和感なく読み進んでしまいました。

恩田と槇のバックボーンが割りと複雑なので…

9

黒妖精は聖騎士の愛をこいねがう チェンジリング 小説

沙野風結子  奈良千春 

続編希望! 完結希望! のダークファンタジーシリーズ2作目

聖騎士オルトが命を懸けて守り抜くと誓った、ただひとりの主、取り替え子の王子アンリ

幼い日の純粋な忠誠と庇護欲がアンリの成長につれ形を変えて行くエピソードは、二人の体温が匂いたつようです

容赦ない運命が待ち受けていますが、前巻の主役ゼインとルカも活躍し、それぞれが全力で抗い、切り開き、互いを守り抜く!

王城、海賊船、妖精国と息もつかせぬドラマティックな展開は、ファンタジーでなければ…

9

「チェンジリング~妖精は禁断の実を冥王に捧げる~」コミコミ特典SSペーパー「ふたりの路」 特典

感慨深い

妖精の夜に森に出かけたゼインとルカが妖精の輪を探し当てた時のお話でした。

ルカはもし自分が「取り替え子」だったらそのまま妖精界に残ろうと思っていたので、ゼインに別れのような挨拶をして輪の中に飛び込みます。
そして妖精界に辿り着いたルカは自分の背中に翅がある事に気が付いて絶望するのです。何故なら「取り替え子」でなかったら元の世界に戻ってゼインの側に居られると思っていたからでした。

その…

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チェンジリング~妖精は禁断の実を冥王に捧げる~ 小説

沙野風結子  奈良千春 

面白すぎた!

や〜〜っと読みました。そして評判通り良かった♡

詳しい事は他の方が書かれていらっしゃるので感想を。

ゼインが自分を陥れたルカを憎んでいて再会した当初は酷い扱いをしているんですが、ルカ視点でも書かれているのでルカは何を隠しているのかと思いながら終盤まで進むのです。
時間が経つに連れてルカはゼインに好意を持っているだろう事も、ゼインが恐ろしいだけの海賊では無い事も分かるものだから2人の気…

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