崎谷はるひさんのレビュー一覧

まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~ 下 コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

伏線の回収が凄い

『まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~』の上巻と同日発売になった下巻。
今作品は今シリーズの時系列でいうと少し後のお話。ということでセルゲイが少しオッサンになってます。それが表紙から分かるのがまた素晴らしい。

「Flower shop MASAOKA」を傘下に置くために、買収しようと試みるセルゲイだったが、花屋の店主・正岡と身体の関係を持ってしまって…?

という上巻からの続きから…

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まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~ 上 コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

今度はセルゲイのお話。

冬乃先生と崎谷先生がタッグを組んだ人気シリーズ、「バタフライ・キス」シリーズの最新作。今シリーズはホストクラブ「バタフライ・キス」を舞台に繰り広げられるお話ですが、1作目が2009年に刊行された『ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~』。ということで長きにわたり、作家の崎谷先生にも読者に愛されている人気シリーズです。

同人誌も多く刊行されていますが、商業誌のみで記載すると、
①ぼくらが…

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ANSWER 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

こちらは序章

飲み会の帰りにいきなり、酔っ払って正体を無くし?強姦されちゃう秦野。
強姦した方は結婚式帰りで、新郎は元カレ!しかも同じ会社だって〜。上司の娘と結婚して、出世コースに乗っかる元カレ井川。

本来は真面目で優しい真芝。

そんな強姦から始まった関係で、なぜかこれまた優しいというか達観している秦野は体だけの関係を受け入れる。。。
そんな関係にも二人はただのセフレ以外の気持ちを持ち出します。…

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インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

博多弁BL

メモ
九州から上京してきた美少年・未紘の受難。
ラッシュ時の電車で、何度も痴漢に遭う。
痴漢と人違いして怒鳴りまくり、相手の指を電車のドアに挟んで骨折させてしまう。・・痴漢の真犯人は捕まらないまま。
謝罪に行くと、熊のようなモサイ外観の相手は、彫金デザイナーだった。
出会いは最悪だけど、甘々な関係になる。

 大学生・早坂未紘 ミッフィー
 怪我させた相手、ジュエリーデザイナー秀島…

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しなやかな熱情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

さすが長く続いているシリーズだけある

図書館でシリーズが揃っていたので最初から…と思って手に取りました。

な、な、なんですか、コレは。
エロい。
皆さんのレビューを見ていたので予想はしてましたが、イメージ(表紙のイラストも含めて)の臣から想像もできない誘い受け。
んー、どっちかっていうと、攻めの慈英にやられちゃう感じかと最初は思ってたんですよね。それがまさかの攻めがヤラれちゃうシチュエーションとは。

エロな表現の原作…

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くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

キャラの魅力がちっとも分からない

攻めに酷いことされてしまう理不尽な受けが読みたくてこの本にしてみましたが、正直個人的にはハズレでした。

横暴な攻めアルアルだけど、強烈な存在感だとかカリスマ性だとか雄全開な魅力に受けは囚われがちですが、読者からするとそこに惹かれた受けの気持ちは事実として分かっても、共感ってしにくいんですよね。ピンとこないどこかで見たようなテンプレ文ばかりな印象。

しかもこの中身が複雑骨折だかしている攻…

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くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

ドSの傲慢攻めx無自覚ドM

バタフライシリーズ。シリーズで著者お気に入りは「秀穂」だそう。
「ぼくらが微熱になる理由 バタフライキス」コミック
「微熱の果実 バタフライスカイ」コミック 等々、この作品以外コミック。
「くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~」コミック版の関連。ノベル

『とにかくエロ』、ストレス溜まった人にお薦め。ドMの千晶がメッタメタ。

捻じれた性格、ドSの攻、将嗣は美男、夜の帝王。
将…

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ぼくは恋をしらない 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

読み終わった後にやさしい気持ちになりました

慈英&臣シリーズのスピンオフですが、単体で楽しめます。
主役の1人灰汁島先生は「あまく濡れる呼吸」にも登場してますが、もう1人の衣沙くんはきちんと表に出る分には新キャラです。

初恋のきらきら感が詰まっていて、素敵なお話でした。
お互いがお互いに憧れていて、でも自分に自信が無くて、まさか相手も自分に自信が無いなんて全く思っていなくて、っていうのがものすごくじれったかったです。
完全に灰汁…

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ぼくは恋をしらない 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

初々しい2人が可愛い♡

ラノベ作家灰汁島セイ×俳優瓜生衣沙。スピンオフとは知らずに購入したけど、単品でも十分面白かった。
瓜生が灰汁島のファンで感動して泣いちゃう気持ちよく解る。灰汁島は戸惑ってたけど、元担当編集の事があって人間不信で卑屈になってた灰汁島には、素直に感情表現して好意を伝えてくれる瓜生が可愛かったし救いだったんだと思う。順調に仲を深めるかと思いきや、灰汁島の不器用さから誤解が生じたのは可哀想だったけど、想…

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ほのかに鼓動が揺らいでる 小説

崎谷はるひ 

オメガバース設定で書かれた番外編

「静かにことばは揺れている」の番外編SS。
崎谷先生御自身がオメガバース設定で書かれたパロディです。
時系列的には、「静かにことばは揺れている」と「爪先にあまく満ちている」の間で、寛くんが中学生の時にあたります。

元の作品にはオメガバース要素はないので、この設定は本作限りですし、今後グリーンレヴェリーのシリーズが出たとしても引き継がれない、単体のお話として充分に堪能しました。

オメ…

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