崎谷はるひさんのレビュー一覧

手を伸ばせばはるかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

崎谷はるひ作品で一番好きな作品はコレです。

た・ま・ら・んっ・:*:・:(ノ'∀`*):・:*:・
“ブルーサウンド”という海沿いのカフェ&バーで
繰り広げられる恋模様v
シリーズ第2弾☆

出来のよい弟と比べられ
すっかり自分に自信をなくした瀬里は
“ブルーサウンド”に、自分の場所を見つけるというお話なのです。

瀬里のお相手は、厨房チーフの大智。
態度も身体も心もアソコもでっかい男!それが大智w
この人の…

2

くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

苦い官能小説

どエロです。そして苦い。痛いというより苦い作品でした。王将が薬でラリった女を抱きながら千晶の股間を足で弄っていかせる場面には正直ドン引きしました。ストーリーに甘さは無く、12年という歳月は長く千晶の精神はボロボロです。それが読んでいて苦しかった。

ホストクラブのオーナー・柴主将嗣(源氏名・王将)とSE・柳島千晶の話です。二人が出会ったのは大学生の時。王将はその頃からホストをしており、傲慢で俺…

11

少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

よくぞコレを出版したと、、

その剛胆さに拍手したくなるような、
荒唐無稽なセックスファンタジーと対極にある、真摯に文学的なポルノグラフティでした。
耽美で装飾的な挿絵と、ガッツリ対峙するのは、
豪華なドレスに包まれた、克明な調教物語。

それにしても、この2段組でたっぷりと、
ここまで書くか、の、調教と開発の詳細なプロセス。
底なし沼にうっとりと沈んでいくような結末。
「BL」では括りきれない、ある意味究極の…

8

インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

擬音までファンシーv

ジュエリーデザイナー・秀島照映×大学生・早坂未紘
「しなやかな熱情」のシリーズのスピンオフ作。
慈英の叔父の照映の出てくるお話。

毎朝のように何故か電車内で痴漢に遭ってしまう未紘。
勇気を出して告白しようと掴まえたのは別人で。
しかも、怪我まで負わせてしまい…。

緊張したりテンパったりすると方言が出てしまう未紘がかわいかったです。
福岡弁てのも初体験でしたし。
自分の気持ち…

0

絵になる大人になれなくても 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

恋愛は本音と生身のぶつかりあいってことかな?

突然自分や仲間の前から姿も消息も消した男が、8年ぶりに目の前に現れたら。
互いの複雑な思いが絡み合い、ぶつかり合い、それは互いを思いやっているのか、思いやり過ぎて遠慮になっているのか、つまらない意地の張り合いになって平行線。
表面は取り繕いながら、底にあるいつまでも子供のままの感情でしか接することができなくても、それが本音のぶつけ合いなのかな?と感じました。

一見大人びた坂上は、突っ張っ…

1

キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

ちょっぴり物足りない…。

フリーのSE・岩佐憲之×ライブハウス店員・天野脩

なりゆきで始まった関係。
元々は同じ店で出会ったケンカ相手のような関係。
好きだからと始まった関係ではなかったけれど、ずっと一緒にいるうちに脩はすっかり憲之のことが好きになっていて…。

うーん…なんだろ。
ちょっぴり物足りなさを感じました。
盛り上がりにかけるというか。
好き好き同士じゃないからなのかなぁ。
なんか、メイン2…

1

恋愛証明書 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

変身!エロ魔人~

エロいんですけどね、エロくてAVみたいだったんですけどね、攻めの春海さん、変身しすぎですよ。大映映画の「大魔神」みたいです。

カフェの常連の春海に片思いの遼一、仲良さそうな夫婦だったのに離婚して傷ついていると思い込んだ為、二丁目で見かけた春海の慰めになるならと体の関係を持ちます。
きっと本意ではないからと、リードして、ただただ春海を気持ちよくさせる関係を一年も続けます。
それにしても遼一…

1

あしたのきみはここにいない コミック

山本小鉄子  崎谷はるひ 

やっぱり私は、この作品が好きだな!という結論にいたりました。

CD→小説→コミックスの順で楽しみました。
どれも同じシナリオですが、どんな形で何度読んでも
やっぱり私は、この作品が好きだな!という結論にいたりました。

先生と生徒の禁断の恋。
ずっとドライで身体の関係(しかも触りっこだけ)しかしてくれなかった
先生が思いをぶちまけてるシーンは、何度も何度も読んでしまいます。
ギリギリまで感情をセーブしてた先生のたがのはずれっぷりが見物v
愛の…

6

ヒマワリのコトバ ― チュウイ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

強い想い。

信号機シリーズ第3弾。
トリはアダルトチームなわけですが。
ものの見事にブラックボックスでしたね。
正直、こんだけいろいろ詰め込まれるとどうしたものかと…。

メインは昭生と伊勢の12年にも渡る歪んでしまった関係なんだけども。
その歪み方がものすごいし、その要因ともなる相馬家の特異な家族形態とかもやっぱり馴染めないところがあったりして。
基本的にはいろんなことを1人で背負い込んでぐる…

1

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

しっかり者ミオより、ブラック北原が好き。

先月、ちるちるで盛り上がっていたので気になって読んでみました。
みなさんのレビューやコメントを見ないように苦労いたしましたよ(涙)

最初の15ページ行くまでに、この北原先生はネコだ!直感いたしましたよ。
そうしましたら、案の定でしたね~多分~
いきなりですが、きっと将来的にミオはタチもこなすようになるに違いないと自分の中で確信しております。

お話は、マンガ・CDが先のものを小説化…

3
PAGE TOP