三池ろむこさんのレビュー一覧

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

万年発情期のビッチうさぎとの入れ替わりもの

攻めのペットのウサギと、受けが入れ替わってしまう!というモフモフほのぼの系でなかなか楽しめました。

幼馴染の舜也(攻め)が可愛がってるペットのうさぎを見て、俺もいっそのことうさぎだったら可愛がってもらえたのかも……と思う八尋(受け)。

そんな八尋の密かな願いをウサギの神様が聞きつけて叶えてしまったから大変……!!というやつです。

日の出ている間は、ウサ耳シッポ付きだけど人間に戻れ…

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ユア・オンリー・アイドル コミック

三池ろむこ 

かっこ可愛さ健在

売れっ子アイドル×一般人の幼馴染で
のちにスキャンダルがスクープされるという展開はあふれていますが
三池さんだと読みたくなってしまうのでズルイです。
優斗が秋朋を大好きでしょうがない事を
誤魔化したりせず素直に伝えてくれるので何も心配せずいられましたし、
秋朋も最初は戸惑いがありつつも受け入れてくれて
自分が知っている幼い頃の優斗とみんなが知っているアイドルの顔でときめいたりして
な…

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愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

内容は面白かったけど



「明日になっても傍にいる」のスピンオフで、前作カップルの後輩の話です。
ただ、時系列的にその後ではあるけど、前作とは全くテイストも違うため本作だけでも全く問題なく読めると思います。
ただ、前作カップルが結構がっつり絡んでくるので、この二人の背景がわかるといった感じで読んでいると楽しいと思います。

<あらすじ>
可愛い容姿に幻想を抱く恋人・間宮に三行半をつきつけた幸春(受け)でし…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

設定ならではの胸きゅんシーンに悶絶。

一度はすれ違ったふたりが結ばれるところとか、エッチの時とか、大事な場面では心の声が聞こえる設定がきちんと生かされており胸きゅんできます。
最中、心の中では名前で呼ぶ長谷部にはほんとにやられた。年下かわいい。

それから、個人的にはっとさせられたのが、増岡店長の思わぬ心の声にびっくりして余村が振り返るところ。
何気ないワンシーンなのですが考えさせられるものがあってお気に入りのシーンです。

1

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の声が聞こえたら

人の心がある日突然聞こえるようになってしまった話。

プロポーズした恋人の本音、友人だと思っていたはずの同僚の本音、いつだって人の本音と建て前は裏腹。その裏がある日突然見えてしまったら人間不信になるのは当然。恋人と別れ、仕事も辞め、引きこもって数年。生きていくにはお金がかかる。心の声が聞こえる事にも少し慣れ、派遣社員として社会復帰したが、接点のないはずの同性の同僚が自分の事を好きだと気付いてし…

2

愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

引き込まれました

「明日になっても傍にいる」は既読ですがスピンオフとは知らずに読みました。

読み応えありました。そして心霊現象が怖くてドキドキしました。それと井上につきまとう女の思い込みが不気味でした。

なかなか心霊現象の原因が分からなかったので、面白かったです。

最初は幸春のキツい性格が読んでいて受けつけなかったんですが、井上との関係が進むにつれて可愛げが出てきました。それと井上の図書館司書と副…

1

青ノ言ノ葉 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

孤独な天才科学者の救世主



「言ノ葉」シリーズ。
とはいえ、前作から300年ほど未来の話なので、今作だけで十分だと思います。
人の心が聞こえるようになった科学者の話。

9歳にして、言葉を発せず会話ができる技術を開発した天才科学者ソウマ(攻め)は、ある日突然他人の「心の声」が聞こえるようになった事に気が付きます。
それは自分の現在の研究テーマでもありました。
が、自分の状況を解明できないばかりか、他人の「…

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狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

何を言ってもケチをつけるネガティブ受け

超ネガティブな受けということである程度覚悟はして読みはじめたのだけど、「どうせ……俺なんか……」みたいなウジウジ系ではないんです。
ネガティブだけど攻撃的というか、相手の言葉尻を卑屈に捉えてケチつけて反論してくるので疲れるというか……。

何でも屋である攻めに「高校の同窓会にゴージャス美人を連れ添って幸せな俺を見せつけてやりたい」という依頼をした受け。
髪ボサボサで貧相な依頼人と「ゴージャ…

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愛とか恋とかどうでもいい 小説

椎崎夕  三池ろむこ 

ちょっと怖かった

なんと少しホラーテイストありのお話でした。びっくり。ひー読めませんというほどまでは怖くなく、ホラー部分以外はいつも通りの椎崎先生テイスト、ぐるぐる話です。ぐるぐる長いなあとやはり思ったのと受けの性格が今一つ好きではなかったので中立にしました。本編340Pほど。「明日になっても傍にいる」のスピンオフですが前作未読でも問題ないと思います。

喫茶店で別れ話を切り出した幸春。可愛い顔をしているからか…

5

青ノ言ノ葉 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の中は未来も同じ

「言ノ葉」シリーズ第5作。
例によって「心の声が聞こえてしまう人間と普通の人間が出会い、惹かれて求め合うが能力ゆえにつまづき、危機があり、また愛で結ばれる…」の展開に沿っています。
今回の舞台は300年後の世界。
これは成功していると思う。
というのは、これまでのシリーズ作品は全て現代日本のパラレル的な世界観で、その部分が次第に「こんな能力の人がいっぱいいるわけないでしょ」的無理やり感が出…

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