total review:289858today:37
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
25/68(合計:677件)
神香うらら 三池ろむこ
ヤマヒロ
ネタバレ
テキサスの牧場を舞台とした、カウボーイ×日系人教師の同居ラブ。二人とも出会った瞬間に、お互いに一目惚れという両片思いモノですね。 重要なポイントとなるのが、受けと攻めの両視点で書かれている事。両片思いの状態が長く続くのですが、この両視点のおかげでお互いにメロメロというのがよく分かるんです。相手を花だのフルーツだのにやたら例えたり、ちょっとした事で一喜一憂な恋する強面の乙女思考や、相手の言動どころ…
砂原糖子 三池ろむこ
ふばば
「言ノ葉」シリーズ3作目。 本作も全く新しいCPのストーリー。ですが、2作目「言ノ葉ノ世界」に登場する人がこちらの作品にも出てきます。 本作での「能力者」は、生まれつき能力を持ち、しかもお母さんも「聞こえる人」だった、というカンナ。 カンナはその能力を人に役立つように使いたい、という気持ちを強く持っていて、そのためにいつも自分は貧乏くじ。関わった人が気味悪がったり怒らせたりで、全く上手くいか…
「言ノ葉」シリーズ2作目。 といっても続編ではなく、全く違うCPのストーリーです。 設定は同じで、「声」が聞こえる人間と、聞こえない普通の人間が出会い、惹かれて求め合うのだけれど、能力につまずいてギクシャクし、また許しあう……というような展開です。 今回は攻めの方が「能力者」しかも生まれつき「聞こえる」人間です。そして、受けがゲイという設定。 ノンケの攻めが、受けに興味を持つきっかけは、心…
本作は、私がBLを読み始めたごく初期に読みまして、その時は「これがBLの切なさ!これがBLの萌え!」と感動してキュンキュンしたものでした。 今再読して感じるのは、余村さん卑屈過ぎ…という事。 確かに、自分の悪口的心の声を聞いたらショックを受ける、というのは当然です。でも、聞こえてくる声は楽しい事、笑える事、微笑ましい事、ブラックな事など様々だったはず。 あと、引っかかったのが「なぜ長谷部は…
三池ろむこ
もこ
お兄ちゃん’S(´;ω;`)ウッ… 今回の見どころは2点ですね。 一つは、受が屋敷に来てからの周囲の人間の変化。 攻は優しくなり、少しずつだが外に出るようになった。 使用人にお礼を言ったり、社交の場に顔を出したり。 明らかな変化はほほえましくて良い。 恋愛的に話が進んでいるかといえば、まだその段階ではない。 ではないのだけれど、目に見える変化はすごく良かった。 リンゴのお菓子が…
杉原理生 三池ろむこ
マキヲ
「幼い頃から(実は)受に恋している攻」というお題で、答姐トピでご紹介いただいて読みました。まさに息もとまるほどドキドキしたシーンもあって、とても面白かったです。彰彦の静かで優しい執着ぶりに「そう、この感じ!」と思いました笑 家族愛と恋愛――人によって価値観は違えど、この二つは基本的には別の感情だと思います。どちらも厄介で、面倒で、けれど欠けがえのない存在。その二つをただ一人の相手に感じてしま…
ポッチ
『言ノ葉』シリーズはお名前は存じ上げていましたが、未読。何冊か出ているシリーズなので、人気作なんだろうなと思って購入してみました。 えっと。 アホな私はこれが1作目だと思い込んで購入したのですが3冊目だったんですね。ということで、『言ノ葉』シリーズの先入観ナシ&初読みでの感想を。 まずこれだけでも何の問題もなく理解できました。 人の心が読めること、そして両親がおらず親戚をたらい…
雨月夜道 三池ろむこ
ちゅんちゅん
高校生の彗太(受け)はマンションに引っ越してきて早々妖に襲われますが、昔から仲良くしていた田舎の神社の御先稲荷の那智(攻め)に助けられます。那智は東京に遊学に来たので、しばらく家においてくれないかと頼みます。 1人で寂しかった彗太は大好きな那智がそばにいてくれると喜んで承知します。 彗太は霊媒体質で霊や妖が視えてしまい、その為に様々な霊がらみのトラブルに巻き込まれ、両親に疎まれてしまいます…
桜町
砂原先生のお話が好きで購入しました。 正直、深山さんの行動や言動にいちいちがくっとさせられることが多かったです。 年上として、若者の未来を自分のせいで変えてしまったという責任感があるのは分かります。 けれど、愛するがゆえの心配や不安が、ただ洸生を心から信用できていないように見えてしまって...(後半部はできていましたが) とりあえず、洸生が不憫で見ていられなかったというのが正直な感想です。…
春咲
シリーズ3作品すべて読みましたが、このお話が一番好きでした。 長谷部(攻め)が余村(受け)をまっすぐに慕う気持ちが、余村の固く閉ざされた心を徐々に開いていくのですが、この長谷部の心の声を読んでる読者も相当癒されます(笑) 見た目は無表情で無口な長谷部の心の中はめちゃくちゃ熱いという、そのギャップもまたすごくいい。 人が人をまっすぐに思う気持ち、恋い焦がれる言葉の数々が胸を打ちます。 余村の…