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ひるなま
雀影
最近の新人さんは、須らく皆、絵がお上手で、この方の絵もとってもきれいで感心する。 時代物ファンタジーの作品も次々と生まれてきて、時代考証や設定もしっかりしているし、みんな凄いよね。 元陰間の紫苑は額にできた瘤のせいで、旦那様に囲われていた家を出されて、薬師の能之の薬園に引き取られてきます。 紫苑、紫苑の元旦那様、能之、それぞれの思いのすれ違い。 秘める物が大きければ大きい程、それはどこかへ…
硯遼
続巻です。 前巻で悪魔となった主人公が、どのうように成長していき、悪魔Jとの関係がどのように変化していくのかのお話なんですが、結構、前のお話を忘れてて、っていうか、なんか、マコト君って、随分いい性格に成長したというか、なんというか、お話がどんどん壮大な方向へ展開していって、ついて行くのにかなり戸惑ったんですけど、、、。 前巻探し出してきて、通して再読すればもっと理解が深まると思うので、とりあえ…
イイモ
表題作は、かなりギャグテーストのおじさん受け作品。 忘年会シーズンにぴったりの、酒の席の余興が原因で、ノンケ上司が、うっかり年下の部下に堕とされちゃうお話。 このタイプのかわいい年上が、年下のできすぎイケメン君に迫られて右往左往するお話って好き。 この表題作は、割と誰にでも受け入れられそうな明るく楽しいお話だけど、実はこの本の本当のメインは、次の「土中の繭」の方。 こっちは、なかなかシリア…
未散ソノオ
これも、癖になる未散ソノオ作品。 未散先生の作品の好きな所って、登場するキャラクターが、なんだか不思議な強靭さを持っっていて、そこが他にないおもしろさで癖になる感じ。 この作品の木関は、自身のお世話焼き体質で、一歩間違うと超やばそうな闇属性になりかねないのに、ちゃんと踏みとどまっていられる強さがあるし、それにも増して、お世話されてるゆずの方に、木関の全てを受け止めて、自然に許す強靭さがあるのが…
三田六十
ネタバレ
寿命違いに問答無用で萌えてしまうので、人外系には評価が甘くなりがちなんですが、これはちょっと難しかった。 佐吉の、自分で拾って育てたアカへの、一貫性があるようでないような様々な気持ちも、どうしようもなく魅入られてしまったことへの葛藤も、絵として描かれたアカの美しさ、この一点ですべてが納得させられてしまう。 言葉では通じ合えないアカに、言葉でわかり合うことができないからこそ、アカの美しさに魅入ら…
文善やよひ
人魚と、人魚に見初められて伴侶にされてしまった人間の男のお話。 人魚はとても嫉妬深くて、伴侶に選んで自分の身を分け与えた人間には、死して別れることも許さず、不老不死の身にして、そして、その先は、、、。 寿命違いの恋には問答無用で萌えてしまう&泣いてしまうのですが、この作品も、朝から(読み始めたのが朝の8時半だったんです)気持ちよく泣いたわ。 時代設定は、多分今より100年以上昔、妖怪など…
豊田悠
BLとしては劇的に進展の遅い作品でしたが、ようやく、ようやく、ここまでたどり着いたかと、、、 自分の心の中にある感情が、恋愛感情だとゆっくり自覚していくお話は好物なんですが、3巻目にしてようやくここまでたどり着いたって事は、この先も、きっとかなりすったもんだするんでしょうね。 私としては、なにがなんでもエロエロってよりは、ストーリーをみたいので、全くエロなしでも、それはそれでかまわないし、むし…
水田ゆき
映画化の話題でしばしばちるちるのニュースに登場していた本作品、普段は紙の本派なんですが、今回は電子で買ってみました。 導入部から前半はかなり延々と露骨な性的シーンが続くのですが、白抜き修正のせいか、タブレットのツルツルした画面のせいか、読んだ印象もツルツル、さらさらしたものになってしまいました。 その後の、二人のそれぞれの心情の変化も、なんだかあっさりしたもので、性が劇薬過ぎたので、生がイージ…
ためこう
ララとウルジ、二人の前に、かつて家を飛び出したウルジの兄が現れて、という所から始まる第2巻。 その後、二人の結婚生活はそれなりに順調に続いて、時にララはウルジの仕事を手伝うようにもなり、ララはいつしかラムダンを好きになり始めます。 しかし義父に、子孫を繋ぐためにラムダンに第二婦人を迎えると言われ、ララは、、、。 すごく定石通りの嫁入り譚が展開されていきます。 次巻に続くララの苦難と冒険もき…
ミギノヤギ
このカバーイラスト、肌色率ほぼ100%なのに、モノトーンっぽくて肉々しく見えない。 中の印象でも、全体のページ数に占めるセックスしてるシーンの割合で言ったらかなりな分量で、汁気もたっぷり書き込まれている方だと思うけど、あんまり肉っぽかったり、汁っぽかったりしない。 ストーリーがトラウマの克服みたいに重いものだからというより、この印象は、主に絵からくるのかな。 私はこんな風に水分の少ない雰囲気…