最新レビュー一覧

夏の果てタイブレーク コミック

笹波いし 

長い片思いの後で

 引退を決断した野球選手の来斗と会社員の佑のお話です。二人は高校時代に同じ野球部で、先輩、後輩の関係です。
 大人になった二人が飲み会で再会するときは、先輩、後輩の関係は崩れませんが、二人きりになると、先輩、後輩の延長の関係になります。
 来斗はプロ野球ではけがに苦しみ、思うような結果が出せないまま引退の決断になりましたが、引退を決めたことで「どんな野球がやりたいか」、弟との関わりの中から自分…

0

長浜To Be, or Not To Be コミック

スカーレット・ベリ子 

手紙の鮭の意味

 幼なじみの凪沙と一颯のお話です。凪沙は先生に注意されながらも高校に通っていますが、一颯は市場での仕事、魚や漁師の仕事に魅力を感じているため高校にはすでに通っておらず、退学を考えています。
 私は、一颯の方言や一颯が時々見せるおじいちゃんのような言動がツボでした。
 一颯が漁船に乗るためにしばらく凪沙と会えなくなりますが、一颯が凪沙に宛てた手紙に朝ご飯に「鮭を食べよう」と書きます。この「鮭を食…

0

偽x恋ボーイフレンド 電子限定描き下ろし 特典

不憫な巡君…

電子版購入の時に付いてきた1ページの描きおろし漫画です。
どうやらベッドの上でハグしながらダラダラと過ごしている2人。
昼寝をしたくなってきたと可愛い格好の巡ちゃんに「ぎゅ~ってして♥」とねだる綜太郎君なのですが、長髪のウィッグが絡むだろうと着替え始める巡君。
それに気づいた綜太郎君は…というお話なのですが…
本編でも綜太郎君になかなか気づいてもらえなくて可哀相な巡君でしたが、このエピソー…

0

恋を描けば色が咲く コミック

紺しょーた 

思い描いた将来ではないかもしれないけれど

 同じ大学に通う龍二と獅のお話です。獅は顔、態度が怖いことからみんなから付き合いづらい印象を持たれていますが、コミュニケーション能力が高い龍二の場合は違います。いつも元気で明るくて、人気者の龍二は、獅とも早々に打ち解けます。
 龍二と獅は同じ中学校の同級生で、龍二は大好きなサッカーをけがのため、獅は大好きな絵を描くことを色覚異常のためにいったん断念した過去を持っています。
 二人とも大好きなも…

0

むかつくアイツに撫でられたい。 コミック

泉くれは 

むかつくアイツに撫でられたい。

絵柄の通り、キャラクターは全体的にかっこいいより可愛い雰囲気が多いし、考え込めずにサクサクページが進みます

フィクションなので、実社会とか界隈はわからないしこういうのもあるかもしれないのかなとページを進めます。

重度の手フェチで理想の手を探している柚木
ある日探していた理想の手を発見、その手を持つのが仕事のライバルで同期の綾瀬で、、、

柚木が体調を崩して綾瀬に介抱されたら理想の…

0

エロ神様のえろ結び コミック

露久ふみ 

えっちゃんの存在感

 このお話は、エロ、セックスが下手な人の前に現れるというエロの神様、えっちゃんがもたらすなんとも言えない不思議なラブコメディーです。
 えっちゃんがセックスが下手な悟の元に現れて、悟と相性のよい相手を探し、セックスを指南していくのです。
 えっちゃんが見つけたのは俳優の慎也ですが、えっちゃんが悟に憑依して、普段の悟なら絶対にとらないような言動で慎也とセックスを始めることになります。
 えっち…

0

このスパダリ、とびきり愛が重い!~理想の男は執着ヤバめ!? コミック

狸木埜サバ 

一途は一途でも

丸ごと1冊スパダリの執着溺愛を堪能させていただきました。
ごちそうさまでした…(満腹)


大学生の佐倉はいつも恋人に尽くすも
セフレ扱いされてフラれてばかり。

そんな佐倉を見かねたゲイバーのママから人を紹介されると
やってきたのは極上イケメンの米澤で…。

イケメンかつ紳士で出会った瞬間から佐倉に溺愛モードな米澤。
初っ端からスパダリ全開すぎて糖分の供給過多でした!!

0

純情ロマンチカ(26) コミック

中村春菊 

いよいよそのときが来た

 美咲に宛てた孝浩からの電話は、二人きりで話したいとのことですが、いよいよ美咲はウサギさんとの関係を孝浩に話すことになります。
 ウサギさんの家での同棲を経ていますが、孝浩に美咲の本当の気持ちを伝えたのは初めてだったのではないでしょうか。
 私は孝浩の積極的に肯定もせず、かといって否定もしない態度が心に残りました。美咲はやっとの思いでウサギさんへの気持ちを孝浩に伝えますが、孝浩が兄としてどう受…

0

恋が落ちたら コミック

上田アキ 

パンツから始まる恋

 失恋したばかりの伊瀬さんと、洗濯物を街路樹に落としてばかりの菱本さんのお話です。
 洗濯物、パンツまで落とすのはどうなのかなと思ったのですが、きっと菱本さんは伊瀬さんに気づいて欲しかったのですね。
 菱本さんのさりげない優しさや気遣い、振る舞いは、さすが年の功です。菱本さんがイケオジと呼ばれるのも分かります。
 私は、二人が神社でおみくじを木の枝に結ぶシーンが心に残りました。二人の願い通り…

0

おすわり、よくできました 2 コミック

三栖よこ 

No Title

一、二巻ともにストーリー展開(外的要因による波乱の起こり方)はあまり好みでは無いのですが、主人公に好感が持てるのでなんやかんやで楽しく読めている作品です。

明るくポジティブかつ包容力のある主人公です。
壁にぶつかった時には悩みながらも一人で突っ走らず、周りを頼りながら前に進んで行くので読んでいて安心感がありました。
主人公とパートナーの対話や、監督などの友好な関係を築いている人物と関わる…

0
PAGE TOP