あさだ2枚さんのレビュー一覧

よだかは唄わない コミック

濱久実 

サスペンス

サスペンス小説っぽい展開にずっとドキドキしながら読みした。カバー裏の感じなんてまさに小説っぽい。こういう恋愛が本筋でないBL作品大好きです。恋愛に起因する逃避行ではない学生の逃避行ものってあまりない気がする。その分ラブ面がやや物足りないのかもしれないけれど、昌の表情や態度が可愛いので抜け感もあって雰囲気は良いです。ひょっとしたらその抜け感が、対象の読者をどっちつかずにさせたのかもしれないけど。泰良…

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勇気をだして コミック

松本ノダ 

青春毛作品

デビュー単行本でしょうか?この頃から松本ノダ先生は松本ノダ先生なんだなぁ。

◾️いちについて
汗と雨の汁気、10代の爽やかさと10代のエロティックさむんむん。

◾️マイロールダウン
詩的です。短編小説や短編映画にしてもグッときそうな話運びとカメラ運び。

◾️憂悶少年
毛フェチ作品。これもまたノダ先生らしい青春のもやもやとムラムラ。安田みたいなキャラの BLなくないですか!ビ…

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僕等の夜は嘘吐き コミック

ヨシダリョウ 

爆弾

短編集です。ちるちるの作家ページにリンク貼ってあるpixivを拝見したら、短編があげてあって、そちらもこの本と同じ雰囲気の作品でした。一貫している。BL漫画を描く方、というより一般漫画っぽい雰囲気だな〜と思ったらやはりそんな感じでした。

7つの作品のどれもが爆弾を抱えてるけど、短編なのでそれが爆発するところは見ないで終わっていくところが、面白いです。
表題、不倫してる男と男の終着点を描くか…

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海に魚はたくさんいても 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

FBIも警察官も不在

こちらもKindle Unlimitedで。Kindle Unlimited様様である。

表紙右がブレアーで、左がフィンです。ちょこちょこ視点も切り替わり、風貌の描写も冒頭にはないから(体格差の記述が途中である)序盤探り探り読みました。

「クリスマスの航路」同じくカタリナ島が!結局カタリナ島に行くことはありませんでしたけれど。
ジョシュ・ラニョン先生の作品の中で、FBIも警察官も出て…

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愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

兄さま

執着年下溺愛(なのに非童貞というのも大好き)攻め×高潔美人受けが単純に好きです。央太の真耶兄さま呼びがすっごくいい!僕×僕CPなのもツボでした。
シリーズの各作品に少しずつ登場していた真耶の振る舞いが伏線になっているかのようで、長く続くシリーズものならでは。

本音を言えば真耶なら、こんなにぐるぐるしないでも、もっとはやく答えに辿り着きそうだなと。
央太も言う通り、今までの主役陣と違って真…

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愛の在り処をさがせ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

続刊があると知って読めるありがたさ

子供が3歳以上に成長していることが分かった状態で始まる構成、安心する始まり方。

半分ぐらい読んで、どんどんシモンが絆されていってるのが面白かったのだけど、そこからそれ自体にシモンが葛藤し出すという構成も良い!戸惑うよな…と深く納得できる。

以下、マイナスの感想

テオがいなければ2人の関係はいっこうに進行しなかっただろうな。こちらの偶然は物語として良い偶然。一方、ホテルの清掃に葵が…

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愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ5作目

ちょこちょこ登場してくださる、皆大好き真耶さん。

シリーズで一番好きでした!だって攻めが性悪じゃない笑
今までの攻め陣の自分勝手なことよ…綾人さんは好きだったけど。大和の「ハイクラスなんてみんな、自己主張の塊」ってモノローグに笑ってしまう。シリーズ思い返してもその通りで。大和の振る舞いも、高校生らしい照れ隠しっぽくていい塩梅。基本的には最初から最後まで優しい男でしたし。

そして今まで…

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愛の裁きを受けろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ3作目

「愛の巣へ落ちろ!」の感想で「陶也と澄也のキスシーンがツボ。この2人がキス以上に致していたような設定は公式では無いだろうけど〜」と書いたのですが、まさかの公式だった…どっちがどっちですか?やっぱりリバ?読みたい…

さて本編。様式美になってきた、財力があって頭も良い文字通りハイクラスの攻め×身体は弱いが人を愛せる受け、3連チャンです。
あまり立ち止まることもなくサクサク読み進められます。これ…

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愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ2作目

「愛の巣へ落ちろ!」よりも好きでした。色々突っ込みたいところはあれど、「愛の巣へ落ちろ!」同様にテンポいいし読みやすいし、娯楽としては自分に合っています。

終盤までの里久のうじうじ加減や、対話しないことで生まれるすれ違いにはうんざりしていたのですが、それを上回って綾人が好きでした。
王になる血統、優秀な頭脳、穏和な性格を持ちながら完全に恋に溺れた男…もっと楽な生き方があっただろうに。里久に…

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僕のおまわりさん 3 小冊子付き初回限定版 コミック

にやま 

見開きで是非

見開きで読んでて良かった。一番に言いたいのはこれです。電子の方、見開きで読もう!!

今回はストーリーで一冊というより、単話ネタで一冊の構成です。今までの積み上げがじんわりくる。

私は年上受けには絶対的な色気を求めてるんです。それがこれ程までに無いのに(すみません)愛しいCPはなかなかない。
1話早々、ほんと晋はなんでこの人にこんな興奮してんのよと、肛門のシワとか言ってるよと思いはすれ…

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