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成宮ゆり 桜城やや
むつこ
『野蛮な恋人』で成宮ゆりさんを知り、めっちゃ面白かったので色々読んでたんですが、二作目三作目とイマイチつまんなくて断念しかけたんですが、この作品は面白かったー。 そうそう、こういうのが読みたかったんだよーと、嬉しかったです。 主人公はデザイン会社の社長(受け)。自転車操業な会社のために必死で働いてる。 社長は三年前に盗作をしたことがあり、それでずっと心を痛めてる。 その会社に、盗作した相手の男(…
榎田尤利 志水ゆき
『Pet Lovers』シリーズの二作目です。 このシリーズは作品ごとの独立性が高くて、登場人物もほぼかぶってないので、どこから読んでも大丈夫です。 Pet Loversでは、会員制の高級デリバリーペット派遣業をしてます。そこから犬や猫、ライオンなど(といっても人間ですが)が派遣されます。セックスは、するとは限らない。 今作で出てくるペットはライオン。獰猛な野獣です。激しいセックスをお好みのかたに…
夜光花 水名瀬雅良
麻痺したんでしょうか、それとも夜光花さんのこの小説だからでしょうか、異母兄弟による近親相姦の話なんですが、まったく禁忌感を感じなかったです。 兄は人気俳優、弟は大学生です。 過疎化のすすむ故郷を離れ、東京で二人で仲良く暮らしている。お互いに相手への思慕を心の奥深くに秘めて。 そんなとき、故郷の友人から弟のもとへ、一通の手紙が届く。それを読んだ弟は動揺する。実は彼には、繰り返し見るある夢があり、自…
月村奎 佐久間智代
月村さんらしい、マイナス思考たっぷりなお話でしたw 高校生同士の恋です。 主人公の受けは、友達が多くて明るい性格です。でも、心には大きなトラウマがある。義理の兄に性的虐待を受けており、それを誰にも言えずにいる。 攻めは同じクラスの優等生くん。 あるきっかけで、主人公は優等生くんに、トラウマのことを知られてしまう。誰にも言えなかった過去を始めてぶちまけることができて、主人公はホッとする。 それをき…
榊花月 荻山知弘
抱きしめたいシリーズの、旧版の第二作目です。 短編が三つ入ってます。 簡単にいうと、付き合って七年以上になる二人が、ひたすら痴話喧嘩してる話ですw 傍若無人でわがままで浮気者の彰と、そんな彰に振り回される真面目な歴也。 出来上がったカップルの話はあんまり好きじゃないんだけど、このシリーズは妙に好きです。 でもでもこの2巻はあんまり好きじゃないかな。ほんとにただの痴話喧嘩なんだもの。やっぱスリルが欲…
橘紅緒 北畠あけ乃
初読みの作家さんでした。 なんか不思議な文体でした。詩的というか純文学チックな文体。するする読めるのに頭に残りにくくて、最初はちょっと慣れるまで苦労しました。リズムを覚えたらサクサク読めましたが。 女装モノというんでしょうか。モデルとして働いてる主人公なため、物語の大半で女装してます。 この主人公が、とにかく鈍かった! 最初は代打としてしぶしぶ引き受けたモデルの仕事なんですが、カメラマンをしてる…
志水ゆき
人気シリーズながら、恐る恐る手に取りました。 設定やあらすじ等は知ってたんですが、それを読む限り、いまいち好みじゃないっぽいという印象だったので。ファンタジー系は苦手なのだ。 でも面白かったです。 改めて、『苦手といっても作品しだい』というのを認識しなおしました。 なにせ、キャラが良かった。最初から登場人物は多いのに、一人一人の個性の描き分けがきっちりできてるので、こんがらがることなく、すぐにス…
雪代鞠絵 金ひかる
性格の悪い攻めです。性悪っぷりが足りないので、私の好みからは少しズレてますがw 攻めは野心家のリーマンです。で、バイセクシャル。時期社長といわれている専務の娘と婚約して、虎視眈々と出世を狙っている。 そんなとき、二年間の大阪出向が決まる。でも、攻めが遊びで寝てた男との別れ話がもつれた喧嘩を、婚約者の弟に見られてしまう。 婚約者の弟に弱味を握られてしまった攻めは、『二年間だけ付き合ってほしい』という…
月村奎 夢花李
良かった! 司法書士と高校生の、年の差恋愛です。 月村さんらしく、相変わらずエロ度は低いですが、そのかわりハートがいっぱい詰まってます。 主人公は高校生(受け)。いい子を演じてしまう自分のことを嫌っている。 ある日、ふとしたきっかけで、主人公は、司法書士をしている攻めと出会い、年の離れた茶飲み友達みたいな関係になる。 居心地のいい攻めのそばで、受けは癒される。 けど攻めはオトナで、自覚のあるゲイ…
抱きしめたいシリーズの旧版の三冊目です。 二冊目からはググッと時間が遡ります。視点も攻めへと変わる。 付き合ってまもない大学生なりたての頃の『雨のち晴れ』、大学四回生の『マーマレード・キッス』、それから社会人となってからの『BLUE』。 すべてが攻めからの視点で、時系列でいうと、シリーズ一冊目の『抱きしめたい』はこの『BLUE』の後ですね。 攻め視点に移って分かるのは、攻めがどれだけ一途に必死に…