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むつこ
隅から隅まで完璧でした。 原作の良さが余すところなく入ってて、さらにそれを面白くしたような。 とにかく攻めの子安さんがハマり役でした。アホアホの変態なんだけど、いざって時にはしっかり大人なんですよね。そのへんの匙加減、子安さんが絶妙に演じてます。他の声優さんは考えられない。 もちろん受けの中村さんもピッタリです。子安さんがハマりすぎでそちらばかりを強調したくなるけど、中村さんの「男」のままの喘ぎが…
木原音瀬 あじみね朔生
多くの方が書いておられますが、このラスト最高ですね。 甘くて心地のよい“痛み”の余韻が…。 BLで甘くて心地のよいラストにならちょくちょく巡り合うことができますが、そこに痛みを伴わせることができるのは木原音瀬さんならではだと思いました。といっても、バッドエンドではありませんし、誰にとっても不快さは一片もありません。 そこにあるのは、誰もが知る、純度の高いシンプルで幸せな恋の痛みです。 リアル日常生…
依田沙江美
王道学園ものはあまり好きじゃない私ですが、依田沙江美さんの描かれるものは特別枠です。大好きです。 なんだろな、キャラが本当にいいんですよ。 天然の可愛い受けくんと、優等生の委員長というコンビ。 たんたんと続く学園生活の中、事故のようなキスを繰り返しながら少しずつ近づいていく二人の距離にたまらなく萌えます。 受けがちょくちょく泣くんですが、泣くタイミングがいちいち可愛いのもツボ。とくに、「天野さんを…
木原音瀬 志水ゆき
笑い死に萌え死ぬかと思いました。 アホアホでコミカルな作品なのに、ストーリー性はきっちりある。 シリアスな作品もコミカルな作品も、なんでこんなに私のツボど真ん中なのか木原音瀬さん。 さらに表紙絵の友晴のかっこ良さときたら!志水ゆきさんがイラストをお笑い路線に持っていかなかったことにセンスの良さを感じました。この腹筋このイケメンすぎる見た目で「オカマ言葉のオネエ、しかもバリタチ」っていうのがいいんで…
ARUKU
嗚咽してしまいました。 美しくて、同時に痛い物語でした。 成功した金持ちの音楽家と、食べるものにも事欠く貧乏な画家。 でも音楽家はスランプに陥り他人を信用できず、幸せではない。画家のほうはそれとは対照的に、売れない絵を描きつつも幸福に生きている。 そんな二人が出会い、互いに影響されていきます。音楽家は画家に惚れ、画家のほうも音楽家を憎からず思うようになる。 シンプルな展開が待ち受けてるような気がし…
七海
タイトルにあまり惹かれなかったんですが、評判高いなァと思って読んでみたら、めちゃくちゃ面白かったです。 隅から隅まで私好み! まず絵が物凄くいいんです。裸体の描き方が美しい。攻めも受けもちゃんと「男」なんですが、攻めはカッコよくて受けは可愛くて、理想的です。 そしてキャラもいい。 地味なメガネ受けがツボでした。ネガティブかと思いきや、天然でした。エッチした相手が自分にエッチしてくる理由を「もし…
雁須磨子
くううっ…ってなるシーンの連続でした。 本気に、ほんっとーに、ただの日常なんです。雁須磨子作品ってそうなんです。“キメッ”がない。キメシーンにキメゼリフ、「ここで萌えてくれ!」みたいな場面がないんですよ。 淡々と日常描写が続く。すべてをまとめるとすごくセンスがいいいんだけど、ひとつひとつはごくごく普通の会話があって、モノローグがあって。それが繋がって萌えになる。 たまらーーーーん!! 『こめかみ…
樋口美沙緒 小椋ムク
うひー、 面 白 か っ た ! 前作『愛はね、』のストーリーはまるまる記憶してたので、本を入手してからすぐに読み始めたんですが、数十ページ読んでから、「うわ、これは名作になる予感」と思って『愛はね、』を読み返しました。 望の視点で綴られる『愛はね、』の物語を読みながら、ひたすら俊一の気持ちだけを考えてました。以前とはかなり違ったスタンスの読み方です。 で、自分の感想が気になってちるちるに書いた…
吉田ナツ 鈴倉温
最高! あーもー、このお話ぜんぶが好きで、どこから話したらいいかわからない。 タイトルで「花嫁ものか…」と敬遠される方がいるかもですが、ご安心を。花嫁ものが好きな方でも嫌いな方でも、関係なく楽しめる作品だと思います。 なにが好きって、キャラクターですね! 天然ぽわぽわ系の王子様受けと、自由でおおらかな遊び人の攻め。 攻めは受けをいきなりベッドに誘ってエッチしちゃうんですが、展開がユーモアたっぷ…
凪良ゆう 穂波ゆきね
前半、切なかった。 でも後半の切なさは、痛くて痛くて半端なくてシャレにならんかった… 前半は幼馴染みものの王道というか、予定調和の中の切なさなんだよね。 攻めがずっと主人公の受けに片想いしてて、受けはそれを気づかないでいる。 ふとしたきっかけで、受けは攻めの強い恋情を知るんだけど、唐突すぎたそれを簡単には受け入れられない。 別離の日が迫り、気持ちが通い合うことはないまま、攻めの切羽詰まった求めに…