雀影さんのレビュー一覧

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

肉親ゆえに

ささやかな幸せ探しで健気に生きてきた子が、優しい年上の人と出会って、親との共依存から抜け出す一歩を踏み出すお話。
肉親だからこその、色々な葛藤やすれ違い。
律と両親とくに母親の関係は読んでいても辛いし、倫太朗と健児の関係は切ない。
そして律と倫太朗の関係は、もう最初から見え見えの甘々。
律は倫太朗に出会って、愛されることで、これからはもっと自分に自信を持てるようになるだろう。
甘いかもし…

4

灰の月 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

「月に笑う」とは別作品だと思っていいけど

同人誌でずっと追っていた惣一と嘉藤のお話が、まさか商業で出版されるとは思わなかった。
この本も、内容は全くノーチェックで、木原先生のBLレーベルの新刊は久しぶりだなぁって、作家名だけで予約してたから、読み始めてみて驚いたというかなんというか、
加筆修正はされているけど、それで惣一のダメさや、嘉藤の酷さが薄まったりするわけもないし、はっきり言えば、嘉藤の酷さがより明白になったくらいで、
この続…

4

秋山くん (3) コミック

のばらあいこ 

二人とも、随分成長したのね

秋山くんの第3巻、秋山くんにも柴くんにも随分久しぶりに会ったけど、秋山くんが随分成長したなって、
だって、あの、何考えているかわからなかったというか、何にも考えてなかったような秋山くんが、ちゃんと柴のこと考えてるモノローグとかあるんですもの、
柴は柴で、秋山くんに、しっかり踏み込んでいこうとするし、
なんだか、最初の、訳のわからないほどのおバカ展開からすると、よくぞここまでというか、恋が二人…

5

ほしの動物園恋物語 コミック

小山 

動物が人間に見えるって、リアルな人間サイズで見えてるでいいのかな

動物が人間の姿に見えておしゃべりもできる人間の栗山君が、動物園で様々な動物たちと交流するお話。
ケモ耳世界のお話とも、人外ファンタジーとも違う、見える系ファンタジーな所がちょっと珍しい。
基本設定は動物同士の恋模様を、栗山君が相談に乗ったり観察したりするお話ですが、栗山君のいない時やいない場所でも彼ら動物たちの生活は続いている訳で、それが、人型であったり動物型であったりと混然として展開していく…

2

「オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶-」コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子 特典

親子と1匹で楽しいピクニック

ルウミの骨髄移植手術も成功してすっかり元気になり、ギルバートと真雪とルウミは家族3人水入らずで幸せに暮らせるようになりました。
そんな幸せにあふれた三人が、郊外の牧場にピクニックに行くお話です。
牧場といってもただの牧場じゃない、真雪が自分で作る毛織物用に毛糸を仕入れていた牧場兼毛糸工場を、ギルバートが買い取って、英国の父親の企業傘下のデパートと取引して利益を上げているとか、ギルバートの無自覚…

2

オメガの恋は秘密の子を抱きしめる -シナモンロールの記憶- 小説

華藤えれな  コウキ。 

健気なスイーツ

オメガバースで子育て話。
華藤先生といえば安定の、健気受けで、ヨーロッパ観光、スイーツ風味です。
主人公は、お馴染みのともいえる薄幸健気受けちゃんですが、今回は彼をベータからオメガに突然変異させちゃった運命のアルファと早々に出会って、つかの間のラブラブ生活を送ったのちの、別離と再会そしてハッピーエンドに至る道筋には、悲惨な試練とまでいうほどの事は起きない(華藤先生作品比)ので、心安らかに読了。…

6

the best time of youth コミック

相良ちえ 

甘酸っぱい青春物です

青い春!って感じのカバーイラストに惹かれて買った初読み作家さんのコミックス。
初コミックスじゃなくて、2冊目コミックスなのね。

帯には「都会からのイケメン転校生と田舎のおバカDK」とあるけど、イケメン転校生の真木は、まあ、ある意味見たまんまのひねくれ具合。
対して大智は「特に苦労も悩みもなく平凡に田舎暮らし」してきただけで、おバカというよりは素直で明るい、すれたところのない子。
この二…

3

よるとあさの歌 Ec コミック

はらだ 

ヨルってこんなに、、、

この続巻アンコール編、前作から随分時間がたってしまっていたので、細かいエピソードは忘れていたのだけれど、こんな風なノリのバンド男子BL、これはこれで単体でも十分楽しかった。
それにしても、朝一とヨルってこんなに終始さかりまくるような、っていうか,ヨルってこんなに積極的なキャラなんだったっけ?
でも、この位、エネルギー(性欲)が有り余っているのって、い。っそ清々しい。
今回、脇キャラにメンヘラ…

0

リスタートはただいまのあとで コミック

ココミ 

表紙を裏切らない

表紙買いの初読み作家さんのコミックス。
このカバーイラストは、つい買わずにはいられないタイプのやつだ。
内容も、カバーイラストの印象を裏切らない、誠実で爽やかなお話でした。

会社を辞めて田舎に帰ってきた光臣が、大和と関わるうちにだんだんと変わっていく前半のストーリーは、光臣サイドに恋愛要素はほぼないが、そこから徐々に大和を恋愛対象として意識していく過程が自然で説得力がある。
最後までエ…

4

東雲探偵異聞録 コミック

たらつみジョン 

見えないの、最強

ちょっと妖しい探偵事務所のお話。
この、カバーイラストのこ汚い微妙なお年頃の男性に、何かピンとくるものを感じたら、狭いツボにヒットする可能性、大!
っていうか、私は好き!
この、堂珍和貴、特殊な生い立ちのせいで、なんというか、引き寄せがち。
前半は、そんなオカルトっぽいミステリー色の方が強めで、和貴が好きでアルバイトしている大学生の理科くんとの恋愛が、どうやったら成立するのかしらと、まあ、…

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