雀影さんのレビュー一覧

月を目指す、星になる 下 コミック

中陸なか 

同録の短編が好き

同録の短編「ユアリーカ」が好みだったのでこの評価にしました。
高校生が、無自覚に仲のいい友達として付き合っていたのに、その執着や独占欲や嫉妬が、恋愛感情だと気付くっていうパターンのお話が大好物なのです。
ただ仲良く、わいわいでも、まったりでも、とにかく、ごく平和に日常生活を送っている平凡な高校生男子の間に、無理やり乙女チックな恋愛をねじ込むところにBLの面白さがあると思っていて、その子たちが平…

0

好きになっちゃうよ。 コミック

未散ソノオ 

おしゃれ隠居はじじ作り

AIとおじさんを取り合うお話。
間中と会話をやり取りすることで成長していく、AIのDDの話し方が上品かつユーモアがあって素敵。
それって結局、間中や万木の人品の良さから来ているのよね。
間中や万木、万木の先輩の佐伯など、主要キャラの性格付けとか、万木がどんどん間中を好きになっていくストーリーの展開はすごく好き。
お話はすごくよかった。
ただ、お話自体がいいから、読んでいるときはストーリー…

3

一方その頃 コミック

山田2丁目 

一色さんったら

確かに「マジカル☆エロエロBL! 」でした。
絵がしっかりシリアスなので、相当アレなアホエロエロでも、ちゃんとエロいです。
こんな風なとんでも展開のギャグマンガでも、と言うか、こんな風なアホい内容だからこそ、こんな風にきれいでしっかりした絵でど真ん中ストレートに真っ向から攻められるといっそ清々しいです。
黒石所長のかわいらしさも相当だけれど、赤屋父の方のエロさもとんでもないです。
基本、赤…

1

誤算で不幸な恋話 コミック

緒川千世 

烏堂兄!ほんとそれにつきる

そう!そう!
もう、ほんと、烏堂兄が可愛いに尽きるし!
長い片思いをこじらせて、素直に愛されることを受け入れられない烏堂兄のいじらしさ。
リバ派民としては、今後の展開として清竹が自分も受けたいとか言い出して烏堂が無理ってジタバタする展開とか読んでみたいが、どうでしょう。
その位清竹の愛は広くて深いと思うんだけどな。

こうやって特典ペーパーや同人誌の周辺作品をまとめたコミックスって、人…

4

希うオリゾンテ コミック

星名あんじ 

いろいろ感心しました

カバーイラストに惹かれて購入。
この色使いも構図も、一人表紙が目立つ昨今にしてはちょっと珍しい。
内容は、地方の漁村を舞台に、一度は故郷を離れた主人公が地元に戻って幼なじみと再会し、囚われていた過去のわだかまりを超えて自分の気持ちと向き合い、体だけの関係で始まった幼なじみとの間に愛を育んでいくという、しっかりしたストーリー。
絵もすごく繊細できれいだし、エロもきれいだし、最近のマンガ家さんっ…

1

胸にとげさすことばかり(上) コミック

雁須磨子 

上下巻、一気に読んでね

父親を捨てて家を出たゲイ青年が、父の急死で家に戻ったら、そこには父と暮らしていたという自分より年下のイケメンがいて…?
自分が家を出た後の、自分が知らなかった父の姿にうだうだと戸惑うお話。
手っ取り早いエロとは無縁の、非常にまどろっこしい展開の作品だけれど、このぐるぐるうだうだ感がむしろBLの醍醐味!
絵もキラキラしてたりエロエロ色っぽかったりは全然しないけど、お話の力があるからそれがまたこ…

2

Red Hood コミック

ハジ 

ヒロインは赤ずきんちゃん

この作品の何が面白かったって、ヒロイン(受け)の赤ずきんちゃんが目つきが悪くて無口なガチムチ人間キャラで、その赤ずきんに振り回されるのがウブなツンデレワンコ(人狼)で、この恋愛初心者な二人が、初めての恋に戸惑いながらお互いに近づいていく正統ラブストーリーと、血みどろみどろでグールや魔女と闘うファンタジーストーリーがしっかりした絵でちゃんと両立している所だと思う。
ゴルダの雄っパイやガッツリ張った…

3

性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

男前です。

工場系リーマンラブ物。
「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」のカバーイラストにいたクール眼鏡さんのお話、という事をすっかり忘れて、積み本箱から発掘。
このお話はこれで完結しているので「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」を読んでいなくても全く問題ありません。
むしろ、途中で「草食む~」の牧野が実に意味ありげにでちょっと登場するので、この話にこれ以上の当て馬キャラは必要か???状態に陥ったりしたりしなか…

2

Flaver コミック

さちも 

性癖詰め合わせ

とってもイチャイチャな、クズとゲスの攻め×攻めラブ。

ドS系バリタチ同士が、お互いを「堕としてやる」ってせめぎ合う。
それも、高校時代からの腐れ縁って、子供時代(高校生なんて当然お子ちゃまよ)の甘苦い恋を引きずっている大人の話とか、リバが好きな私の性癖にクリーンヒット。
加えて言えば、このカバーイラストの下條の、吊り眉たれ目なお顔で黒髪も好みだし、同じく下條の高校時代の眼鏡顔も好み。

2

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

自分から踏み出せば

人生にある様々な分岐点で、どんな答えを選んだのか、そして、その結末は…、な下巻。
盛りだくさんだった登場人物たちの中で、主人公の宮と高砂の二人は、ようやく宮が一人で行動を起こしたことでめでたく結ばれて、これで宮の物語としては一応の決着となって、よかった、よかった。
その前に、高砂と鼎の関係にも決着。
人生には何度選択のチャンスがあっても、結局結ばれないめぐり合わせというものはどうしてもあり、…

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