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間之あまの 花小蒔朔衣
ポッチ
ネタバレ
糖度の高い作品を書かれるイメージの強い間之さん。 その糖度の高さに時々お腹いっぱいになってしまうこともあるのですが(ごめんなさい、個人的な好みです)、今作品は甘々なだけではなくってちょっぴりスパイスのきいた作品でした。 今作品は2012年に刊行された間之先生のデビュー作でもある同名の作品の新装版。旧版は未読なので違いはわかりません(絶版で手に入らなかった…)。終盤に2篇の短編「恋人は旦那様…
片岡 みずかねりょう
初読みの作家さまですが、みずかねさんホイホイされてお買い上げ。 不憫で薄幸な受けさんが個人的にドツボなのですが、今作品の受けさんはいい…!性癖ドストライクに突き刺さる健気受けさんでした。ネタバレ含んでいます、ご注意ください。 主人公はルカ。 貴族・レジオン家の子息で、現国王の第五王子のシセの従者としてシセのもとにやってきた青年である。 腐敗しきった王族は国民たち…
ねこ田米蔵
『酷くしないで』の10巻目。 1巻が出たのが2007年。長きにわたって、読者からも、そしてねこ田先生からも愛されている人気作品なんだなあ、としみじみ思いつつ読み始めました。 正直に言ってしまうとネムくんの白ブリーフにもちょっと飽きてきたなとか思ったり(BLで白ブリーフって斬新で、始めは新鮮に読めたのですが)、くっついた後の2人ってどうしても展開が読めることもあって今巻も買おうかどうしようか…
小中大豆 みずかねりょう
作家買い。 小中先生はコミカルなものからドシリアスなものまで書かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はコミカル寄りなお話。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公はしがないリーマンの青年。 ゲイではあるが腐男子ではないその青年だが、とあるBLゲームをクリアしたばかり。挿絵は神、でも肝心の中身は非常に面白くないと言われているBLゲーム「SAINT」。彼がそのゲ…
田中森よこた
作家買い。 今作品は田中森作品の『ところで今は何番目でしょうか。』の続編です。 もうタイトルが秀逸です。 何番目でも良い、と言っていた健気受け・れんげちゃんが、史郎くんのいちばんめになりました!っていうね。 えっと。 『史郎くんのいちばんめ。』は同人誌でも刊行されています。2021年4月現在4話まで刊行されており、さらにその4話分が1冊にまとまった『史郎くんのいちばんめ。(1)【…
さきしたせんむ
作家買い。 さきしたさん作品は綺麗な身体に美しビジュアル、そしてこってり濃厚な濡れ場が大きな魅力の一つだと常々思っていますが、今作品はその魅力が最大限に生かされた、そんな1冊でした。 表題作と、短編が3話収録された短編集。 短編集ってページ数が少ない分どうしても読み足りないと感じることもありますが、今作品の短編集は短いページ数にぎっちりと愛とエロがぶっこまれていて非常に読みごたえがありま…
志水ゆき
「花鳥風月」の9巻目。 「花鳥風月」で最も糖度が低いCPは吉利谷×財前の2人だと思っていますが、 キタコレ―! 甘です。 甘々です。 拗らせ捲った男たちの着地点が、やっと見えた、そんな巻でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 前巻で登場した財前の元カノ・天城さん。 財前は人見のことが好きだと思い込んでいた吉利谷にとって、財前の「元カノ」とい…
小綱実波 一夜人見
「背中を預けるには」の2巻。 続きものなので前作未読だと理解できません。1巻を未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。 んー。 今巻も最高だった…。 異能の力を持つ騎士・イオニアの記憶を持つ辺境伯の末子レオリーノ。 イオニアとは異なり屈強な身体も、敵を倒し主を守る力を持たない美貌の少年・レオリーノだが、彼はイオニアの記憶をもとに愛するグラヴィスを守るための孤独な闘いを始め…
池玲文
作家買い。 めっちゃ良かった…。 あとがきで池先生も書かれていますが、池作品がCharaコミックスで刊行されるのはお初。Charaコミックス、ということもあるのかな?池先生にしてはエロ度はやや低め。 それでいて、漏れ出る深い愛情がきちんと描かれているのはさすが池先生といったところか。エロが少なくてもこれだけ萌える。素晴らしいです。 偉大な魔術師・シルヴァンが営む「魔術師シルヴァンの…
ハルモト紺
初読みの作家さまでしたが、電子で序盤を読んで、そのままお買い上げ。 切なくて、けれど真摯な深い愛情が胸を打つ、深い深い愛情を描いた作品でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は落ちぶれた貴族の嫡子・レオン。 彼の家が没落したのには理由がある。彼の父親の存在だ。 色ボケした、色狂いの傲慢な爺・オワイン。 もともと高貴な家の出でありながらその放蕩…