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座裏屋蘭丸
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 座裏屋作品の『シャングリラの鳥』の2巻目。続きものなので1巻未読だと理解できません。未読の方は1巻から読まれることをお勧めします。 1巻の表紙はフィーでしたが2巻の表紙はアポロ。 どっちも素敵。 でも、どちらも一人のイラストなんですよね。いつか、二人並んでる表紙になるといいなあ…。 座裏屋さん作品と言えば麗しすぎる絵柄が大きな魅力の一つですが、綺麗なだけじゃないんです…
柳沢ゆきお
『僕が君を殺すまで』の下巻。続きものなので上巻未読だと理解できません。上巻を読まれてから、こちらを読まれることをお勧めします。 二人の男を殺した死刑囚である織田と、織田の死刑執行のために織田と同居している執行官の水谷のお話。 上巻で少しずつ心を通わし始めた二人の男たち。 織田はなぜ、殺人を犯したのか―。 刑を執行する人物として水谷はすべてを明らかにし…
タイトルと、ちるちるさんで掲載された作家インタビューを拝見して手に取りました。 基本的にBLってジャンル分けするならば恋愛ものだと思っていますが、今作品はなんて言うのかな。骨太な、あるいは社会派な? モラルとは。 正義とは。 愛とは。 正解は一つではなく、人によって、時代によって、あるいは社会によって変貌を遂げるそれらについて、「あなたはどう思う?」という問を投げられた気分に…
円陣闇丸 吉原理恵子
吉原先生原作の『二重螺旋』を、円陣さんがコミカライズしたコミック版『二重螺旋』の2巻目。 吉原先生のシリアスでダークな世界観はそのままに、円陣さんの描く美麗イラストが絶妙なバランスを醸し出していて素晴らしくお耽美な作品なのですが、絵柄が綺麗、原作が素晴らしい、ということはもちろんとして、とにかく円陣さんのコミカライズの仕方がお上手です。 吉原さんは非常に独特な文体を書かれる作家さまで、…
中村明日美子
『blanc』の2巻にして完結編。 いやー。 良かった…。 めっちゃ良かった…。 1巻も良かったですが、2巻もまじ神。 ハンカチ必須です。 心が洗われます。 中村明日美子という作家の才能とセンスにズキューンと撃ち抜かれました。 心して、読んでください。 東京と京都。 バンドマンと大学生。 物理的な距離と立場の違いから、少しずつすれ違い、…
りゆま加奈
作家買い。 りゆま作品の、『狼は恋に啼く』→『狼は花の馨り(全3巻)』に続く狼シリーズの3作目である『狼の花嫁』の3巻目にあたります。『狼は恋に啼く』、『狼は花の馨り』の前2シリーズはスピンオフなので未読でも問題なく読めますが、『狼の花嫁』は続きものなので1〜2巻が未読だと理解できません。未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。 狼を従える王族と、彼らと番になる白鹿がいる、とい…
沙野風結子 小山田あみ
作家買い。 沙野作品は個人的にハズレがないのでいつも新刊を楽しみにしていますが、今巻は挿絵が小山田さん。ということで否が応でも期待は高まる。 もうさ、表紙! なにこれ。 カッコよすぎる。 読後にじっくり拝見すると、この作品の世界観がぎっちりと詰め込まれていることが分かるのも良き。 ダークで、シリアスで、流血もある。 性的に襲われるシーンもある。 裏社会をバックボーン…
ためこう
ためこう先生は女の子の描き方がとってもお上手だといつも思っています。今作品も魅力的な女の子がたくさん登場します。 ララ(というかラムダンといった方が正解かな?)も男の子、というよりも女の子に見える。もちろん双子の妹の身代わりで嫁ぐというバックボーンのあるお話なので女の子に見えないと意味がないわけですが、それだけではなくって非常にジェンダーレス、っていうのかな。 女の子でも、男の子でも、…
RENA
『雷神とリーマン』の5巻にして完結編。 もうね、涙が止まりません。 ハンカチとティッシュを用意してから、読まれてください。 ゲイという性癖を抱え、孤独に生きてきたリーマン・大村。 長い年月「神」として存在してきて、けれど「人間」になりたいと願った雷游。 独りぼっちだった二人の男が出会い、そして。 大村は雷游に恋をしていますが、雷游は神ゆえに愛情というものが理解できない。…
蔓沢つた子
作家買い。 作家買いですが、蔓沢作品の中で『新妻くんと新夫くん』が一番好きなので新刊が出ると知って正座してお待ちしておりました。 んー。 めっちゃ分厚い…。 自立して立つんじゃね?という分厚さです。 そしてこの分厚さに負けない、甘くって、優しくって萌え禿げる内容がぎっちりと詰まってました。 俺さまだけど優しいホスト・新夫くん×ヤンデレ、なのにベストセラー作家の新妻くんの2人…