ポッチさんのレビュー一覧

鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

単なる執着ものに非ず。

作家買い。
宮緒ワールドへようこそ!と言いたくなってしまう、宮緒さんらしい執着もの。好みが分かれそうな内容ですが、個人的にはめっちゃツボでした。


主人公は雪加。
雪加がまだ子どもだった時に両親が離婚。その後、父親に引き取られた。
がしかし、父親と再婚した継母は雪加に辛辣に当たり、実の父親ですら雪加を邪険に扱う。継母が生んだ腹違いの弟と雪加は、両親からの待遇があまりに違う。

孤…

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非BL作品

さんかく窓の外側は夜 8 コミック

ヤマシタトモコ 

実写映画化、おめでとうございます!

『さんかく窓の外側は夜』の8巻目。
ヤマシタ先生、実写映画化おめでとうございます。楽しみにしています。

ということでレビューを。

「先生」に襲われて倒れた逆木さん。
英莉可ちゃんを、子どものころからずっと守ってきてくれた逆木さんのピンチは一体どうなる?

というところで終わっていた7巻。

8巻は、その続きからスタートします。

先生の能力で一時生死の境目にいた逆木さん…

10

澪つくし (2) コミック

扇ゆずは 

過去が少しずつ見えてきます

扇作品は煌びやかだったり、華やかだったり、コミカルな雰囲気の作品が多いと感じていますが、その中で異彩を放つのが今作品。政治という世界の「裏」を舞台に繰り広げられるダークでシリアスな作品です。

前作は1巻だったということもあり多くの謎に満ちていましたが、2巻に突入し少しずつ謎が解き明かされていく展開でした。続きものなので前作未読だと理解できません。未読の方は1巻から読まれることをお勧めします。…

8

ジュリアが首ったけ 5 コミック

扇ゆずは 

当て馬くんがカッコよすぎて。

待ちに待った『ジュリアが首ったけ』の5巻。

前巻で、記憶喪失になりみきおのことを忘れてしまったジュリアと、ジュリアのために身を引くことを決意したみきお、の姿が描かれていて、なんとも切ない展開に悶え、続編を心待ちにしていたわけですが。

5巻で、ジュリアはみきおを思い出し、まるっと上手くいきました!

という展開には、はい、ならず、まだまだみきおの苦しみに読者が寄り添う展開でした。

21

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

ほっこり、ほのぼの、優しい読後感に包まれます

作家買い。

月村さんて包容力のある攻め×薄幸受けを描かれる作家さまのイメージが強いですが、今作品はそのイメージを大きく覆すCPでした。ツンデレならぬ、ツンツンツン攻め(デレなし)×健気で一途な受けくん。

が、めっちゃ良かった…!

作品の評価を大きく左右するキャラ設定ですが、今作品は完全にキャラ勝ち。主要キャラが素敵すぎて悶え捲ってしまう、そんな作品でした。

主人公は美容師の…

17

Lover Santa Claus (下) コミック

九重シャム 

読み手を選びそうな作品ではありますが

『Lover Sunta Claus』の上巻と同時発売された下巻。

このタイトルから、最後は甘々で、優しい結末が待っている…、のだと思って手に取りました。
が、最後の最後まで、救いはありません。

バッドエンド?
それともメリバ?
ここで終わり?

という、読後、ほのぼのするストーリーではありません。
ハピエンでない作品は好きじゃない、という腐姐さまには回れ右をお勧めします。…

7

Lover Santa Claus (上) コミック

九重シャム 

上下巻、まとめて購入されることをお勧めします

作家買い。
雑誌で何話か読んでいましたが今一つ話が分からず、頭の中に「?」マークが飛び交う作品でした。

が。

上下巻通して読んでみて、すごいストーリーに心が震えています。これは完全に好みが分かれる作品だと思います。いわゆる「ハピエン」を求めてBLを読まれる方には正直に言ってしまうとお勧めしづらい作品かと思われます。

でも、個人的には最高な作品でした。九重作品はほぼほぼ読んでいま…

2

滅法矢鱈と弱気にキス 1 コミック

腰乃 

オメガバースもの×腰乃先生=最高。

作家買い。

はじめに書いちゃいますが、オメガバースもの×腰乃先生=、最高!でした。
何度でも書いちゃうよ。

最&高。

腰乃さんというと、キレのいいギャグ、というイメージがあり、それが切なさ満載のオメガバースものを描かれるということでどんな作品になるのかと思ってましたが、ギャグと切なさのバランスが実に秀逸。

この世界観は腰乃さんならでは、というか、腰乃先生にしか描けない。

23

11人目のこいびとくん コミック

久松エイト 

『ハンドインハンド』のスピンオフ作品

作家買い。
電子で何話か読んでいて、コミックス化されたら買うと決めていた作品。

今作品は久松作品の『ハンドインハンド』のスピンオフです。

『ハンドインハンド』の受け・七尾が働く塾の同僚の講師が、今作品の攻めさんである佐野、というつながり。前作未読でも問題なく読めると思いますが、七尾は佐野の同僚として何度か(というか頻繁に)登場しますし、何より「佐野」という男性の根っこが前作を読んでい…

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最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

文句なしの面白さ

作家買い。
作家買いですが、挿絵が奈良さんということでそれも高ポイントではあるのですが、さらに今作品は中原さんお初のオメガバースもの。

ということで、発売を心待ちにしていました。

オメガバースは、その独特性からか作家さまによって設定が若干異なります。

今作品は、

Ωはαの子を産むための存在としてしか価値がない。
Ωは侮蔑の対象である。
Ωであるというただその一点におい…

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