あんたが悪い感情をずっと抱えてるなんて、 そういうことが悲しいんだ

さんかく窓の外側は夜 (8)

sankakumado no sotogawa wa yoru

さんかく窓の外側は夜 (8)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
66
評価数
15
平均
4.5 / 5
神率
66.7%
著者
ヤマシタトモコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
クロフネコミックス
シリーズ
さんかく窓の外側は夜
発売日
価格
ISBN
9784799746707

あらすじ

冷川と三角の事務所に暗号メモが届く。
それは英莉可からのボイスチャット招待アドレスだった。
英莉可は無事、教団から身を隠すことができたのだ。
「先生」の正体を明らかにしようと、チームが結託して動く中、
一人冷川は別のことを考えていた。
「金も力も何もかも、直接奪いに行けばいいんですよ」
冷川の考え方の稚拙さを指摘した三角だが、
そんな三角を冷川は冷たく突き放し、
呪いの池へとぶっ飛ばして…!?

表題作さんかく窓の外側は夜 (8)

レビュー投稿数2

実写映画化、おめでとうございます!

『さんかく窓の外側は夜』の8巻目。
ヤマシタ先生、実写映画化おめでとうございます。楽しみにしています。

ということでレビューを。

「先生」に襲われて倒れた逆木さん。
英莉可ちゃんを、子どものころからずっと守ってきてくれた逆木さんのピンチは一体どうなる?

というところで終わっていた7巻。

8巻は、その続きからスタートします。

先生の能力で一時生死の境目にいた逆木さんですが、英莉可ちゃんの能力によって救われます。
そして、英莉可ちゃんを救ってくれる人物がもう一人。
英莉可ちゃんのお母さんです。

英莉可ちゃんの能力を恐れ、夫に逆らうこともできずに英莉可ちゃんを先生に差し出す形になっていたお母さんですが、英莉可ちゃんを助け出すために水面下で計画を練っていた模様。この騒動に乗じて、英莉可ちゃんは無事逆木さんと共に脱出します。

この時のお母さんの愛情に、不覚にも涙腺が緩みました。
お母さんも早く助け出してほしいな。

英莉可ちゃんとお母さんの関係が修復されたことにほっとするのもつかの間、次なる試練が三角くんたちを襲います。

先生をはじめとする教団と、どう対峙するか。

そのことで冷川さんと三角くんが衝突します。

できることなら先生を含むすべての人を傷つけずに助け出したい三角くん(をはじめとする半澤さん、迎くん、英莉可ちゃん)たちと、いっそのことすべて破壊し奪いつくせばいいと思う冷川さん。

意見が食い違ったことで、冷川さんは「呪いの池」(3巻・第13話参照)に三角くんを閉じ込めてしまい―?

というお話。

今までも衝突することもありつつ仲良くコンビを組んできた二人の、初めてのガチ衝突。

今まで、その能力のために教団の食い物にされてきた英莉可ちゃん。
孤独と葛藤の中にいながらも、彼女には子どもの時から傍にいて守ってくれていた逆木さんがいた。そして今では母親もまた、自分を愛し守ってくれていると理解している。

子どもの時から父はなく、霊が視えるという特殊能力を持ちながらも、彼には深く愛情を注いでくれた母親がいた。

けれど冷川さんは―?
彼は守り、慈しんでくれる大人がいなかった。
やられたくなければ、先にやるしかない。
搾取されるだけの存在だった自分には、相手をやっつける、その力がある―。

そこが、冷川さんと、三角くんたちの違いなのかな、と思うのです。

8巻の終盤で「先生」と三角くんたちが対峙するシーンがあります。
全く無関係の人を救おうとする三角くんに対して、冷川さんは「自分を守ってくれることの無かった大人たち」と三角くんがオーバーラップしてしまう。

冷川さんと先生には共通点がある。
どちらも、こちら側に帰ってきてほしいし、闇に堕ちてほしくない。

どうかどうか、三角くんたちの願いが届きますように。

7

遠ざかったな…

6巻でもたったなと思い、7巻で不気味さが舞い戻ってきたと思い、そしてこの8巻。
遠ざかったな。
また遠ざかっちまったな…
英莉可はイイコになり。まあそれはいいけど。
先生はまだ正体の白黒つかず。
冷川の心は引きこもってしまい。
それに伴って、冷川と三角の関係性は進まずどころか衝突してる。
(ただしここはBLファンじゃない層にとっては関係ない話だろう。)
呪い、というもの。そのキーは「名前」、なんだろうな。
先生の前で一回「三角」って出ちゃったよね。
これ、新たな惨劇起こるんじゃないの?と感じる。
私としては「名前」の持つ呪力、というか、名前というものの恐ろしさ、そこを深掘りして欲しいんだけど、今回はさんかく窓から変な空間に三角が飛ばされる〜なんていう枝葉エピソードが長かった。異論あるだろうけど、ともかく私には枝葉に感じたということ。だって「憎しみが人を支える」事を三角に伝えるためだけにならこのエピソード長すぎ。
さて、8巻は冷川・三角・先生の3人が直接対峙してるシーンで終わるわけですが、なーんかまだ先生と対決しなさそう。冷川と三角がこじれて〜の方が先にきそう。
またまた不気味イメージの増幅だけで行くんだろうか?
雰囲気イケメンならぬ雰囲気ホラーになってしまうのならがっかりだな。
絵に言及すると、背景白いです。

2

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