Krovopizzaさんのレビュー一覧

解ける箱庭(1) コミック

三池ろむこ 

謎をはらんだ心優しい物語

架空の時代・国が舞台ですが、大正時代辺りの日本が下敷きになっている?
しかし服装や街並みはどちらかというとヨーロッパを思わせる世界観です。

登場人物達の過去はそれなりに重そうで、まだ色々と謎がありそうですが、ほのぼのした優しいタッチで進むストーリがとても心地よい読後感です♪
色っぽいシーンは今の所キスくらいですが、このまま二人の関係をゆったり描いていってほしいなと思います。


上…

5

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

みずみずしいタッチで描かれる夏の日々

兄弟愛と恋愛感情の狭間をじっくり描いた話。
エロなし(キスどまり)だけど、この作品のテーマや空気感にはそのピュアさが似つかわしく思えます。二人の微妙な距離感を楽しむ作品。子供の頃の夏休みの終わり間際に感じたような、どこか切なく焦れ焦れする気持ちを思い出しました。

8年間手紙のやり取りをしてきた兄の稔が実家に帰ってきて、一緒に夏を過ごす。
子どもの頃から非常に仲の良かった二人だが、豊は稔へ…

9

プライスレス・ライフ~幸せは貧乏神とやってくる~ 小説

雨月夜道  テクノサマタ 

こんな貧乏神なら一家に一神欲しい

『恋愛小説は書けない』が非常に面白かった雨月先生の二作目。

あらすじを見たときは、貧乏神受けって未知数だったのですが、初っ端から飛ばしてて安心感抜群でしたw 攻め受けともに登場時からすごくキャラが立っていて、ちょっとした脇キャラの台詞の端々まで面白かったです♪
前回ほど性格的にぶっ飛んだキャラはいなくて、そういう意味ではテンション低めですが。日常を丁寧に描いたほのぼの路線で少ししんみりする…

4

運命の男 小説

五条レナ  円陣闇丸 

これぞ理想の吐息系

いきなり即物的な話で恐縮ですが、喘ぎだけでなく絡みのシーン全体が、近年稀に見る超好みな描かれ方だったので、ついタイトルにしてしまいました。

無駄を排したシンプルな文体ながら、スーツの衣擦れの音が聞こえてくるような、ストイックな色気漂う描写で、そうそうこういうのが読みたかったんたんだよ!と頷くことしきり。
絡みのシーンが、それ以外のシーンの静謐さを崩していないところが素晴らしいです。

2

くされ縁~人気ミステリ作家としがないライターの場合~ 小説

森本あき  小椋ムク 

くされ縁が、恋愛へ

小説家とライター。
学生時代から不思議と縁が切れない二人が、30歳を過ぎてようやく恋人になるまで(気持ちを打ち明け合うまで)のお話。

大学時代のミステリ研の友人で、今では同居生活を送る麦太郎と勲斗。
ライター業で何とか生計を立てつつ、新人賞に小説を投稿している麦太郎と、公務員志望だったが今では超売れっ子ミステリ作家の勲斗。
二人は学生時代、遊び感覚で身体関係にあり、卒業後再会して同居を…

4

フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ゲイ・ミステリに開眼

海外小説でゲイ・ミステリと言えば、1980年代から90年代くらいにかけて日本語に訳されていたイメージがあり。海外物に興味はあったのですが、できればもっと最近の小説の翻訳版が出ないかなと思っていたので、今回【モノクローム・ロマンス文庫】として英語圏から二冊bl翻訳小説が出たことは嬉しい限りです。

元FBIで現在は大学教員のエリオットが、学生失踪事件の依頼を受け、
元恋人でFBI捜査官のタッカ…

13

迷う男 コミック

鹿乃しうこ 

マニアックプレイを爽やかに探求

ぶっ飛んだコメディのようですが、何事にも迷っている男・御薗生が自分の性癖を自覚し、本能のままにマニアックな方向に進むことができるようになるまでのストーリーと捉えると、自分探しの物語として何か深いものも感じますw

若手建築家・御薗生はタイトル通りの「迷う男」であり。
道にもしょっ中迷うし、ランチのメニューも即決できないし、自分がゲイなのか、誰と付き合うかもハッキリしないし…とずーっと迷ってい…

3

つまさきに火 コミック

柳沢ゆきお 

人生の一瞬を切り取ったような

もう少し読みたいとも思うけど、人生の一瞬のきらめきや思い出をダイジェストで見せているような、一度しかない生の舞台に立つダンサーを描いた作品に合った刹那的な魅力を感じました。

パリを舞台に、主人公を変え、時代を変えて語られるバレエダンサー達の日常、葛藤、愛情。全部で三つのカップルの話から成る短篇集で、各話にはつながりがあります。
最も印象に残ったのは、【Au revoir】前/後篇です。

8

恋する丸メガネ コミック

ケビン小峰 

多田と王子のカプ(コンビ)が最高に面白い!

全部で3カプのお話が入っいて、ほのぼの~ドタバタコメディまであります。
個人的には、一番テンションの高い3組目がツボでしたw

1組目は大学生カプで、色々気にしすぎなヘタレ・肉彦と、綺麗な見た目の割に細かいことは気にしない男前な良介がいい組み合わせで、ほのぼのした可愛いお話でした。
カバー下の「良介くぅぅぅん!!!」(バリバリ)「普通に脱げねえのかお前は!!」というやり取りに爆笑。

3

一途な独占欲 小説

吉田ナツ  周防佑未 

マイペースで庶民派の受けが好き

オビの通り、「セレブ社長に愛されるスイートラブ」です。

しかし、受けが攻めになかなか落ちない、マイペースで我が道を行くタイプなので、一筋縄ではいかないところもあり。セレブな攻めやその友人に囲まれてもあまり染まらないというか、庶民派のポリシーを通す時は通すところが面白かったです。
初恋の相手に失恋したばかりという事情も手伝って、意外なストーリー展開はないけど大人の恋愛のもどかしさを楽しむこと…

7
PAGE TOP