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樋口美沙緒 yoco
ココナッツ
ネタバレ
yocoさんの挿絵でほいほいされ購入してあったものの、樋口さんは不憫受けを書かれる方の中でもリアルに泣きたくなる不憫受けなので申し訳なくも積んでいました。 ただ最近虫シリーズを一気読みし耐性がついたために、手に取りました。 ********************** 受けは、日本人の母を持つ大人しい礼。 二人きりの母子家庭であった為必死で母を支えていましたが、母親を突然亡くし12歳で…
凪良ゆう 葛西リカコ
いくつかにお話が分かれている作品です。 一話目が高校時代。二話目が大学生。 そこまでは攻め視点です。 三話目は大学生で受け視点。そして最後は再び攻め視点となります。 ********************** 攻めの平良は子供の頃から吃音があり、それも相まってカーストの底辺に生きる高校生。 それが大学で自分の吃音を受け入れられ、世界が一変します。 受けはカーストの頂点に立つ…
さとみちる 秀良子
三人称。章でわけられた両視点です。 エロスも極々低めで、もしかしたらこれは男性でも読めそうな気がします。 ********************** 攻めの赤城は家電メーカーに勤めるサラリーマン。 高校時代は輝いていたもののその後は怠惰な生活を送り、今ではただ惰性で生活するために仕事をしています。 受けは赤城の高校の後輩、小椋。 地元の自然公園の職員で、小柄で華奢だった過去と…
森世
オメガバースは今増えておりますが、個人的には出産やら生○やらが男子に必要?と思っておりますし、なんだろ、暴力的な描写がオメガバース漫画には多いイメージがあって、両性具有系は買ってもオメガバースだとなんとなく避けていました。 が、今回これ読んで本当良かった! 間違えて買ったんですけど、自分グッジョブでした。 オメガバースについての詳しいお話は省きますが、今回のカップルは受けがΩの計で攻めが…
一ノ瀬ゆま
230ページ超えの一ノ瀬さんの連載作品。 かなり厚いです、力作です。 そして本編には下巻へ続くとなっていますが、中巻も出ることとなっています。 ボクシングBLというのも珍しいのですが、とにかく一ノ瀬さんの画力と構成が素晴らしいです。 画力がなければ動きの多いお話は描けませんし、構成がうまくなければ薄っぺらくなってしまう。 両方を兼ね備えてらっしゃるからこそ、こういう難しいお話が描けるのだ…
SHOOWA
もともとは恋と椿のカップルが好きで前巻もその延長線で読んでいましたが、この巻は良かった。本当に。 攻めの源も受けの吉宗も、体の関係は持ちつつも付き合っているわけでも愛を囁き合う関係でもない。 わざわざそれを口に出して確認しなくても良いよなと思っていた吉宗に対して、しっかり言質をとりたい源がきちんと伝えることができたのがまず「頑張ったね、源!」でした。 そしてそれに対して頷けたのも、吉宗自身が…
葵居ゆゆ ビリー・バリバリー
随分前に読んでいて、ただ好き過ぎて、なかなか感想を書くことができませんでした。 読み始めた時「あれ?受け一人称?」なんて思い、苦手パターンだけどなぁとぐずったものですが、本編は受け視点の三人称。 ちょっとわかりにくいのですが、受けの回想になると受け一人称になっているようです。 ただその回想はかなりの回数訪れるので、そこは一人称か三人称の違いだけでなく、ちょこっとでも章タイトルか何かでわかりや…
座裏屋蘭丸
電子同人誌時代18禁の女王と称されていた座裏屋さんも、商業誌だとやっぱり修正ガッツリだよね…と買うたびにがっくりさせられていましたので、この仕様はありがとうございます!という気持ちです。 内容はたくさんレビューが上がっていますので、感想を… カバーがないということ自体は同人誌と同じで、わたしは好きです。 商業誌のカバーは、時々邪魔になって外して読むこともあるので。 ただ、表紙の紙の手触…
一ノ瀬ゆまさんが今まで出されたハイキュー!!本の再録集です。 ちなみに原作小説があるhope is you.のシリーズや、『あの氷の手の、千切れる熱の、止まない鼓動の、』のシリーズは未収録となっています。 再録集にあるものは全て既読でレビュー済みの物も多いですが、個人的に再録されて嬉しかったのは… 『終わりの3月で君を待つ』 これはもう泣いて泣いてだったので… 高校卒業後二人の進む道…
絵津鼓
絵津鼓さん、初読みです。 カラーの色使いが可愛らしくすごく好み。 一冊まるまる同じお話の読み応えも嬉しいところ。 台詞は関西弁(かなあ?)ですが、あまり気にならないですね。 攻めの暢のキャラ、すごい好きです。 これ、受けがこんなだと「ツンツンしてて嫌だわー」と思うところなのですが、気持ちの折り合いのつかなさにイライラしてる暢は可愛かった。 攻め視点なので、彼の後悔や切羽詰まった感や…