おまけ付きRenta!限定版
kindle unlimitedで気になっていたこちらを読んでみました。面白かった。すっごく良かった!ってまず書きたい。大好きすぎてですね、紙でそのままポチってしまいました。絵津鼓先生の作品、なんで今まで読まなかったんだろうと不思議なぐらいにハマりました!
最初、ノブルが大地に対する接し方が子供じみていて「めんどくさいなこいつ」と思っていたし、一々きつく当たられる大地が不憫だったのに、それがノブルの精一杯の葛藤なんだと思うと、ものすごく可愛く見えてくる。
大地がそんなノブルにも変わらずに優しいのは、元々の温和な性格もあるかもしれないけど、もっと深いところでノブルを信用しているからなんですよね。
美容学校のリアルな描写もとてもよかった。私も通っていたことがあるからよくわかる。努力家の大地と諦めタイプのノブル。私はどちらのタイプでもなかったな。
グループの子たちがノブル達の関係をあっさりと受け入れているところもすごくリアルだと思う。ゲイやバイの生徒も多くてあえてカミングアウトするわけじゃなかったけど、自然に溶け込んでいたなぁと懐かしくなりました。
大地が熱を出してジリジリとした関係が加速を始めるのですが、このシーンもいいんですよ。ノブルはいつも大地を見ているから誰よりも先に大地の体調に気が付くし、熱のある大地がめちゃくちゃ可愛くてですね。ノブルがつい告白しちゃった気持ちが手に取るように伝わってくる。たっぷりとページを割いて丁寧に丁寧に描かれていて、心をわしづかみにされました。そこからはもう萌えっぱなしですよ。
そしてそして、極めつけの初キス!!!!これはやばい。ほんとすごい。スーパーナチュラルでスーパースイートで、スーパードキドキした。自分のドキドキが彼らのそれとピッタリ重なるので、セリフもモノローグも擬音すらないのがとっても効果的なんです。ほんと心臓が飛び出るかと思っちゃった。ここで「絶対紙で買う!」って決めましたからね。
初キスシーンは本の半分ぐらいのところなんだけど、その後も引き続き萌えまくりでした。この二人がキスするたびにものすごくドキドキします。ムラムラしっぱなしのノブルが大地を諦めようとするシーンは泣けるし、沢山話して心も体も繋いだ二人の姿が本当に自然で、最高に素敵な気分で読了しました。
彼らの東京編が連載中なのですね。コミックスになるのが楽しみです。絶対買う。発売日に買っちゃう。
追記9/27:後にkindle unlimitedから削除されてしまったようです。
先に社会人になってからの「SUPER NATURAL/JAM」を読んで大感動しました。
初めて読んだ絵津鼓さんの作品も「ーJAM」で。
それで絶対にこちらも買わないといかん!と思っていたものの、つい「IN THE APARTMENT」の表紙に惹かれてそっちを買ってしまい、次の機会には「モアザンワーズ」上下巻を買ってしまい、その次は「ラストフライデイ」と、なぜか後回しにしていました。
やっと買った。やっと読めた。
暢と大地がまだ大阪の美容専門学校に通っていた頃の話。
意識してきついことを言ったと思えば懐柔しようとしたり、暢ってこんなにわけのわからない子だったのか!若いなあ!という驚きが一番大きかったです。
そして大地の可愛さが炸裂してますけれども。いいのでしょうか、あんなに可愛くて。しかもこんな努力家で優秀な子だったとは。やっぱり読んでみないと分からないことってあるし、イメージがだいぶ変わりました。
絵津鼓さんの絵はすごくシンプルなのにカッコいい子はちゃんとカッコよく、可愛い子はとことん可愛く見えるのが不思議です。バランスなのでしょうか?大地の横顔のラインがすごく綺麗だし、暢は髪型からカッコいい。
シンプルな線で目の表情がここまでしっかり出せるのってすごい。あとくちびるの質感、すごくないですか?個人的な意見ですが、キスシーンのたびにこんなにドキドキするのは絵津鼓さんと中村明日美子さんだけです。同じ線なのに不思議。
裏表紙の5人が好きだなあ。
ジーンズってすごくキャラが出ると思いませんか?
ストレートの裾をアンクル丈までロールアップしている大地は小柄でキュートな自分のイメージを分かってる。長めのストレートをだぼっと履いている暢は定番でも自分の味が出せる自信がありそうだし、スリムストレートをちょっとだけロールアップしている杉本はソツなくおしゃれを取り入れる感じ。背が高くて手足が長いリッちゃんはスキニー、逆にチビなマヤはショートパンツ。みんな、自分に似合うスタイルが分かっているなあ、さすが美容系と思って眺めてしまいました。
ぜひとも「ーJAM」とセットで読まれることをおすすめします。
絵津鼓さん、初読みです。
カラーの色使いが可愛らしくすごく好み。
一冊まるまる同じお話の読み応えも嬉しいところ。
台詞は関西弁(かなあ?)ですが、あまり気にならないですね。
攻めの暢のキャラ、すごい好きです。
これ、受けがこんなだと「ツンツンしてて嫌だわー」と思うところなのですが、気持ちの折り合いのつかなさにイライラしてる暢は可愛かった。
攻め視点なので、彼の後悔や切羽詰まった感や「好きかもとか思ってごめん」と思う気持ちがなんだかぐっと入り込んできました。
そして受けの大地もまた、違った意味でのかわい子ちゃん。
華奢で世話好きで頑張り屋で天然で…
暢が目を離せないとヤキモキするのも良くわかります。
なんというか、来るものは拒まず的になんでも受け入れてくれちゃいそうな感じなんですもんね。
専門学校でクラスも寮も一緒。
常に側にいて諦めることも進めることも出来ない暢の不幸なこと…(涙
なので初ちゅうにいたるまでのコマ割り!神だ!
超もじりましたとも。
そして心の中で万歳三唱いたしました!
もうこの数ページで絵津鼓さんの虜となってしまいました。
なんかこう、あらためて漫画のコマ割り演出ってすごいとか思っちゃいましたね。
こちらはKindleアンリミテッドで読んだのですが、買いますよ!もうもうこんな出会いをありがとう、Kindle!って感じです。
さっぱりしていて、それでいて可愛い!私好みの本でした!
美容学校に通うノブルくん(攻)と大地くん(受)のお話です。
2人は同じ寮で同じクラス。ノブルくんは大地くんが好きだけど、この気持ちを無かったことにしようと、必死になりすぎて逆にギクシャクしちゃってます。何か、かっこいいのに、大地くんのこととなると可笑しいノブルくんがいい!
大地くんは、実習も勉強も地道に真面目な子。小さくて、ノブルくんとの身長差に、まず萌えました。
実は大地くんも、ノブルくんを大好きだったり、離れたくないと思っていたり。
逆にノブルくんが、今まで何も考えずにいた進路を、男前に決めたり。
後半で、それまで見れなかった姿が見れ、終始楽しく読めました。
ナチュラルで可愛らしいのが好きな方に、オススメです。
絵津鼓 先生の作品を読んだのはこの漫画が初めてでした。とても楽しめました!
最初、攻め君のノブルが子供っぽいなーと思っていて、そんなんだと受け君に嫌われちゃうよとハラハラしてましたが、読んでいくと、実は攻め君はしっかりした考え方の人だと思いました。嫉妬心から子供っぽい言動もありますが、受けの大地の事を良く知っているし、考えている。自分の将来についても悩んでいましたが、自分のやりたい事、合った事、自分の中で何が大事か分かっている。だから、あっさりと、自分も東京に行くと決断出来る。(凄い・・・)続編のJAMの方が顕著に表れていると思いますが、物事を順序立てて考える、筋の通る考え方が出来る、賢い子だと思いました。
(髪の毛のパーマするやつも、大地曰くとても上手なようです。時間は掛かったようですが・・・。最初は周りと比べて課題などめんどくさーという感じですが、実は器用で色々な才能のある子ではないかと思いました。)
一方、受けの大地は一人であれこれ思い悩んでしまう。とてもまじめな子。ネガティブ思考。一生懸命取り組む姿勢。私自身、一人思い悩む性格なので、大地君にはとても共感できました。そんな大地君に、大地が大事、客観的にみてアドバイスしてくれる様なノブルの存在があって、良かったです。
お互い色々と救い救われの二人でした。性格が正反対な二人だから、助け合って生きていけるのだと思いました。まだ大学生でお若い二人なので、この一冊を通して、将来のこと、恋愛の事で、もだもだと二人で悩んでいます。
この漫画のみだと、ちょっと物足りない気もするかと思います。読み終わった頃には、この後の二人のこと知りたい!もっと!もっと!と思いました。続編が既に出ていたので、電子で2冊一緒に購入して、即JAMを読みました。それもまた最高でした。こちらの先生の作品をもっともっと読みたいと思えるような漫画でした。
あと、美容学校のこととか、美容院でのテクニックについてちょこちょこと漫画に出てきて、とても興味深かったです。