SUPER NATURAL/JAM

SUPER NATURAL/JAM
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神58
  • 萌×211
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

32

レビュー数
6
得点
344
評価数
73
平均
4.7 / 5
神率
79.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784829685921

あらすじ

アパレル店員の暢(24)と
美容師の大地(24)は、
美容専門学校で出会った元同級生。
学生時代に付き合い、
一緒に上京して同居生活を始め、
気付けば4年の月日が経っていた。
周囲には付き合っていることを
隠しているけど順調にはいっている。仲も良い。
でもその一方で、
「男同士」である不安を消すことはできず、
その小さな不安から二人はすれ違い始めてしまい……。

表題作SUPER NATURAL/JAM

浅田 暢(24歳・アパレル店員)
植村 大地(24歳・美容師)

その他の収録作品

  • ①その後 それぞれ
  • ②プレゼント
  • ③無縁
  • ④一番大事なこと
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

自然を貫くには努力がいるのだ

あれから4年。
絵柄的には前作と同じく、サラサラっとシンプル。人物たちの経年変化描写は特にありません。
特に大地くんは可愛らしいまんま。
前作では「男同士」の葛藤は特になく、ナチュラルに自然に恋愛が始まる、という物語だったけど、一緒に住んで4年、受けの大地が葛藤を感じ始める…という展開です。
傍観者(読者)としては、確かに暢は大地を女の子扱いしてるようにも見えますね。過保護な感じっていうの?特に大地の小柄で可愛らしい外見のせいで余計そう見える。だから大地の苛立ち、不安、不満は理解できる。
でもその葛藤、4年経っての今?
前作は正に発行の2015年にあった「最早男同士はナチュラルです。これから世界はそうなるんです」的空気に満ちてたのに、今2017年で俺はやっぱり女の代わり?って後退しちゃったの?
まあ、ちゃんと言いたい事言えて、お互いの想いを確認して、甘く収まったのはめでたい。
吹っ切れた後の大地はこれまた可愛らしいですなあ〜。
私がいいな、と思ったのは、暢の表情です。この作者様の絵柄ってすごくシンプルなのに、大地といる時の暢と職場の人といる時の暢の顔がちゃんと違う。そ続きこ凄いな、と。

0

こんな人ばかりならいいのに

もともとノンケの二人ならではの悩みでしたね。(←妄想だけど)男同士、対等なはずなのに女役だから女扱いされてるとか、そう言うのが駄々漏れしてるのか?とか、悩む大地がなんか切なかったです。そして、そういう悩みを素早く気づいたり、怒っている大地に安易に謝ったりせずにものすごく一生懸命考えてあげる暢がめちゃくちゃ素敵です。とりあえず謝ってその場を取り繕えばいいんだろ?では、根本的な解決にはならないですもんね。

アパレルにしても美容にしても業界にそっち系が多いからと言うのはあるのでしょうが、そんなの個性だしとさらっと言う友達も素敵。

絵津鼓さんのお話は根っから悪い人がいないのも読んでいてモヤモヤしませんね。

0

4年間の先にあるものは。

前作『SUPER NATURAL』の爽やかさから一転、こちらでは最初からほぼ一冊、好きな気持ちはあるものの、いつ壊れてもおかしくないような不穏な雰囲気。
前作の流れからはちょっと違和感を感じたのですが、読めば読むほど切ない想いがじわじわと胸に迫ってきて、やっぱり絵津鼓先生好きだなぁ~とじみじみ。ストーリーにぴったり合っているさらっとした絵も本当に好き。

元々ノンケだった二人だけに恋人が同性であることが周囲にどう思われるのか?
たまたま好きになった相手が同性だっただけでゲイになった訳ではないのに、男性の同僚に嫉妬する恋人にイラっとしたり、本来感じる部分ではないところで感じるようになっていく体の変化に動揺したり、暢が女の子が好きになったら…と怯える反面、女の子のように甘やかされる扱いに傷ついたり、山程の不安要素を抱えながらも、どうしたらいいかわからず、口にすることさえできずに、もがき苦しむ大地の姿に胸を締めつけられました。

大地のそんな苦しみの片鱗を切ないキスで表現したり、声を殺して泣く姿で表現されるとたまらない気持ちになる一方で、理由はわからずも何かに苦しんでいる大地の髪続きをそっとなぜたり、ぎゅっと抱き締める暢の優しさにはキュン…。前作では子どもっぽさがあった暢ですがスゴくカッコいい大人になっていてドキドキ…。絵津鼓先生は機微を表現するのが本当にうまいです…うるうる

好きだからこそ不安に押し潰されそうな大地、好きだからこそ自分らしくいられない大地のために身を切るような決断をする暢、そんな二人の葛藤は胸にぐっと迫りくるものがありました。

ノンケくん同士だったが故に苦しいこともいっぱいあった二人ですが、悩み苦しんで乗り越えた分、かけがえのない相手と巡り合って結ばれるってやっぱりいいなぁ~と幸せな気持ちにさせる一冊でした。

3

上京後の2人

SUPER NATURAL の続編
上京後の2人です。美容師の大地と暢は美容学校時代の同級生で、学校時代に付き合って大地が東京で就職することになって、暢も大地についていく形で東京で就職して、今は一緒に暮らしています。

絵津鼓先生のかわいらしい絵と自然な関西弁が心地良いです。
前作では暢の方が大地に対してヤキモキしていたのですが、今作では大地が暢に対して不安になったりしていてもどかしいです。

前作では暢がヤキモチ妬いたりして子供っぽかったのですが、今作では大地のこと凄く愛していて気遣いもできるスパダリみたいになってて、とてもいい男になっててちょっと驚きました。
大地の様子が変なのもすぐ気づいたり、大地があまり言わないので察するものの何に対して大地が不安になってるのかはなかなか気付かなくて、大地も自分自身で最初漠然とした不安の正体がわからずもやもやが募っていきます。

もともとノンケ同士の2人なので、大地は暢が職場の女子と一緒にいるところを見て更に不安になってしまって、今までもいくつか違和感があったけど、もう溢れてきてしまって喧嘩して暢に別れたいってことなん?といわせ続きてしまって別々の場所で寝ます。大地の気持ちもわかるけど、暢はいつも大地のこと想ってきたし、一番大事にしていたけど、伝わってない部分もあって少しのすれ違いがたまって爆発しちゃった感じで、大地にそういう思いをさせてたことに暢は傷ついて悲しくなりました。大地も好きすぎるから不安になったり、ヤキモチ妬いちゃう自分が嫌で、酷いことを言ってしまったと後悔して暢にあやまってもう1回俺と付き合ってと仲直り。

大地は内にため込んじゃうタイプなので、喧嘩したことで、今までの想いをぶつけたのが良かったのか、喧嘩した後は更にラブラブになった2人。
職場ではお互い彼女がいる、そして同居人がいるということにしていたけど、カミングアウトして、外でも堂々と手をつないだりして本当に素敵なカップルになれて良かった。

絵津鼓先生は割とエロはあっさりめで、Hの描写少な目なイメージだったのですが、今回は割と多めでちょっと嬉しかったです。
2人がいちゃいちゃしてたり、くっついて座ってたり、眠ってたりの日常の描写も素敵で、まわりに出てくる職場の人たちや学生時代の友達との会話とかが自然で読んでいて気持ちよいです。

1

感想ですが…。

レビューというより感想です。
前作よりさらに、暢が見た目も中身もカッコ良くなっていました。
大地の事を気にかけ、大切に思い、真剣に考えていて、その姿に泣けてしまいました。
二人で散歩するシーンは、本当に胸に刺さります。
二人が悩みながらも、成長し、自分達らしく、共に生きていってくれる事を願ってやみません。

2

ノンケ同士ゆえに…

『SUPER NATURAL』の続編。
専門学校を卒業して、暢はアパレル店員、大地は美容師となり、東京で一緒に住んでます。
付き合って数年、すっかり恋人として落ち着いているように見えるけれど、二人ともゲイではないから、大地は抱かれるカラダに変わってしまっているのに暢が女の子を好きになったらどうしようと不安になったり、暢が気づかいで優しくしてるのを「女の代わりじゃなく、男として対等にみてほしい」と拗ねたり…大地がすごく不安定です。
そんな大地にどう接すればいいのか暢は戸惑って…

前作の暢はちょっとやんちゃなイメージがあったのに、大地の不安定さを気づかいながら冷静に受け止めていて、すっかり大人になってます!
そして不安を乗り越えた大地はめちゃくちゃかわいくなります!

大きな問題が起こるわけではないけれど、長く付き合っていても、ノンケ同士ゆえに感じる不安や戸惑いを繊細に描きだした良作だと思います。

4

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