ふばばさんのレビュー一覧

Sexドランカー 5 コミック

B.T.あづま 

何でもいいから挿れて…棚田喬という男〜Sexドランカー(5)

「Sexドランカー」5巻です。
冒頭にこれまでのあらすじが文章で2ページ書かれていて、非常にわかりやすい。親切です〜。

さて、この5巻は4巻の終わりに棚田が失踪した後トラックの運転手に拾われて〜という所から始まります。
棚田は特に何の意思表示もせず運転手のするがままに抱かれていますが、彼の仕事中は一人きり。そして何も食べずにどんどんやせ細っていく。
ここで、子供の頃父の田中社長と性的行…

1

愛だというには切なくて 小説

中原一也  奈良千春 

俺のトマホークが発射寸前だ…シリーズ第4作

私が勝手に「愛してる」シリーズと呼んでる一連ものの、第4作目。
本作は、これまで脇役の1人として大きな存在感を見せていた「双葉」が主人公。
双葉は、メインCPの攻め・斑目の悪友で、若いけれど肝が据わってて、軽く明るくドヤ街を盛り立てるムードメーカー。
その双葉が、無かったことにしたいと隠していた過去が追いかけてくる。
それは、一つは借金絡みの男達。
もう一つは、双葉が情を交わした女性の影…

1

Sexドランカー 4 コミック

B.T.あづま 

本当は嫌だった…棚田喬という男〜Sexドランカー(4)

「Sexドランカー」4巻です。

この巻は、これまでの3巻分とは少しテイストが違います。
というのは、棚田のリーマンサイドの甘イチャ恋人・穂高が前面に出ている。
棚田のもう一つの顔、誰を相手に何をしているのかを知らない穂高は、棚田が本当に自分に恋してくれているのか、自分を必要としてくれてるのかに不安を抱いている…
…というこの作品にしては?真っ当な恋人たちのすれ違いが描かれます。
タナ…

2

愛されすぎだというけれど 小説

中原一也  奈良千春 

俺のフェアリーはギンギンで弾けそうだ…シリーズ第3作

私が勝手に「愛してる」シリーズと呼んでる一連ものの、第3作目。
本作では、冷酷なヤクザで斑目の異母弟・克幸が汚い手を使って医師・坂下を揺さぶってくる…という展開。
ドヤ街のおっちゃんたちが集う坂下診療所の、下品だけど人間味のある人情ものとしてのテイストと、ヤクザが欲しいものを手に入れるためには全く手段を選ばない鬼畜さをこれでもか!と描写するハードボイルドなテイスト。
この両輪が見事に噛み合っ…

1

Sexドランカー 3 コミック

B.T.あづま 

どうして死んじゃいけないの?棚田喬という男〜Sexドランカー(3)

「Sexドランカー」3巻です。

冒頭は、棚田を共有して飼っている財界の超大物・4人のオジサンがいかに棚田にメロメロなのか、という4Pプレイの描写から始まります。
棚田がオジ①に挿れオジ②に挿れられ連結サンドイッチプレイ。この事がリバありという事なのかもしれない。
可愛い顔した棚田はともかく、4人のオジサンのリアルオジサン体型は強烈!
ここはキモ面白いギャグっぽい始まり。
しかしそれ以…

2

Sexドランカー 2 コミック

B.T.あづま 

「征服されざる者」、棚田喬という男〜Sexドランカー(2)

「Sexドランカー」の2巻です。
いやはや、引き続きスゴイ!

ここから1巻のネタバレから書くので、よろしくお願いします。


↓↓↓↓


棚田が務める健康器具メーカー「タナカ」の社長・田中は、棚田の初めての男であり、棚田を調教し尽くした男であり、棚田を捨てた男であり、今は離れていった棚田を憎んでいるような男、である。
そして、1巻でも棚田の言葉があったんだけど、どうやら棚田…

2

Sexドランカー 1 コミック

B.T.あづま 

お前は何者だ⁈ 棚田喬という男〜Sexドランカー(1)

ずっとずっと読みたくて、でも全く手に入らずだった本作。今や電子でポチッとお手軽に買えてしまう〜!
で、なんでずっと読みたかったのか、というのは「リバ」があるという噂を聞いたから。ですが、この1巻ではリバ描写はありませんでした。
しかし、予想していたよりも何倍も強烈でした…
主人公は、健康器具会社の新入社員・棚田。
この棚田がもう…
不憫なかわい子ちゃん、かと思えば策士、いやビッチ?
と…

1

愛しているにもほどがある 小説

中原一也  奈良千春 

ぶっといお注射が必要だな…シリーズ第2作

私が勝手に「愛してる」シリーズと呼んでる一連ものの、第2作目。
引き続き、ドヤ街で色々な重石を背負って生きている男たちを決して見捨てず、医療を受けさせようと奮闘するお人好しの医師・坂下の奮闘が、エンタメ色豊かに描かれています。
人生の吹き溜まりのような場所でその日暮らしをしている男達。
そんな彼らは、ここにやってくるまでに様々に人を傷付け、家族を裏切り、家族に見放され、という過去を背負ってい…

2

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

ドヤ街で、日雇い労働者と医師が恋をする。シリーズ1作目

私が勝手に「愛してる」シリーズ、と呼んでいる一連ものの、第1作目!
中原一也先生お得意の、男臭いオヤジ攻めです。
オヤジ、といっても年齢的には30代なんだけど、人生経験その他、酸いも甘いも知り尽くして清濁併せ呑む懐の深いオトコ、という人物像なのです。
舞台はドヤ街。
主人公は、利益度外視、人道的見地から診療所を営み、路上生活者や日雇い労働者の診察を続ける真面目な医師・坂下。
そんな坂下に…

5

とろけるたまごとベッドの中で コミック

ミブヨシカズ 

真面目な話。可愛いふたり。

インタビューを読んで、買わねば!と購入。
期待を裏切らず、可愛らしいカップルの愛に満ちたお話でした。
2人が出会いからずっとお互いを想いあって、心も体も求め合って、という甘エロな空気感もすごく萌えます。
そして、現実のゲイカップル、LGBT達が日々直面している問題や生きづらさ、萎縮してしまう場面、傷付く場面、そんなものもしっかりと描写され、押し付けがましくない問題提起にもなっていると感じまし…

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