total review:288047today:4
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
187/196(合計:1955件)
山田ユギ
ふばば
ネタバレ
1・2巻合わせてのレビューです。 好きな後輩(男)の結婚式で荒れた永井が出会ったのは、新婦の元カレ本田。 こんな奇妙な出会いが運命の?出会いになるとは… お互いノンケなのにどーしても気になる!曰く『年下の男ふたりの間でよろめき流され押し倒されて…』 意外と嫉妬深い本田と負けず嫌いな永井は、なにかっつーとケンカ。 でも、フラれ癖のついてる永井の気持ちは、今度は失いたくない、とはっきりし…
明治カナ子
「三村家」最終巻。 絵の雰囲気が少し違ってきていて、弓は激しさが抜けちゃって、敏夫はタレ目顔のモブ男みたい? ストーリーは動いていきます。2巻ラストでキスしてから恋愛的に敏夫を想う弓。逆に友達でいなきゃと諦めてる敏夫。 途中スミの暗い過去(多分森の中で車に連れ込まれてレイプされたっぽい)が仄めかされて、初恋と、汚された自分とビッチに転落した生活と。そして初恋の相手があっけなく結婚した事ではっ…
「三村家の息子」シリーズの1巻目。 主人公の二人は幼馴染で今は高校生。 攻め敏夫はちょっとおっさんぽくて、受けの弓は、この巻では甘さや幼さよりももっと尖った部分も持ち合わせていて、目つきなんかも随分きつい。 噂話や他人の家の事情も全て筒抜けの田舎の雰囲気、死体が埋まっていると言われている裏山、群がるカラス。 弓が好きなのに、代わりにゲイの遊び人、弓の兄スミと寝る敏夫。 心とは裏腹に肉欲に…
中原一也 立石涼
笑いあり、涙あり。 エロあり、人情?あり。 その上活劇もあり、のテンコ盛り。さすがBL界のエンタメ王?中原一也先生だ! 冒頭、いつものキファーフのどーしょもない下ネタや、ランプの精の皆様の長〜いフルネームなど、お笑いっぽいのが苦手な方は本を閉じてしまいそうです。 今作は新キャラ、美しい女王様的なイシュタルが登場します。高慢ですぐキファーフを誘うイシュタルですが、心に秘めた何かがありそう。 …
ユギ祭りにはまっている今日この頃、満を持して「人はなぜ〜」です。 バツ1で仕事イマイチ、ルックスもイマイチ、さえない40男の先輩社員中津になぜかメロメロの門倉。自分はイケメンなのにね。 執着してるけど、コメディタッチで楽しく読めます。 「closed」 みみそうじ、のお話し。俺だけが知っているこいつの耳の中のちっちゃいほくろ…キスもHも無いけど雰囲気エロ。 「僕らはただ走るだけ」…
のばらあいこ
暴力とか、脅迫とか、レイプとか。 苦手要素なんですよねー。でもソレははじめから分かってて読むんで。「こういうのダメです〜」じゃ話にならんからフラットな気持ちで読みました。 第一印象は、少年誌青年誌の筋、ですよね。今BLでもDVとかボコり愛とか増えてて、バイオレンスもフツーにひとつのジャンルになった感がある。 で、この作品。 ガチヤクザが経営するカジノで族あがりの半グレがカネをちょろまかし、…
西条公威 茶屋町勝呂
前半「スペル・イー・エス」シリーズ、後半webサイトよりの掌編、そして書き下ろし作品1点が収録されております。 この前半と後半のテイストの違い、というか振り幅が大きくて、この一冊が見た目の厚さ以上の一つの小宇宙のようです。 後半の掌編たちは、あとがきでの作者様の言葉で言えば、白であり透明でありまたピンク色の淡いグラデーション。 BL未満の、年上の従兄に抱く憧れや、仔猫を抱く友達にお前の方が可…
ひなこ
1巻の、恋愛にとらわれるや否やの緊迫感と、痛々しく切ない高校生たちの姿に大いに萌え、2巻を心待ちにしておりました。期待は……裏切られなかった! 恋といじめ、告白できない片想い、友達への罪悪感。高校生モノBLの言わば王道中の王道、それなのになぜか目が離せない作品です。 高校生ものBLの醍醐味っていうのは多分、この気持ちがバレたらこの世界が終わってしまう、とまで思わせる学校内だけの小さな世界・閉じ…
楢崎壮太
癒されますね〜。と、陳腐な表現しかできないのですが、ホントに可愛いうぃぃぃ。 ハニー&ダーリンのシリーズのファンの方、中でも特に猫派の方にはたまらない一冊でしょう。特別猫に思い入れのない方でも「腹モフ」はやってみたくなるのでは? ちなみにウチには長毛の猫がいますが、腹モフは一切やらせてくれません。 今作にはBL要素は全然無くて全編ねこ〜なのですが、黒川くんが小さい頃から亜以に優しかっ…
1〜3巻まで一気に読みましたので、満足度の大変高い読後感でした。 1巻のゲイ隠しの不倫慰謝料のお話は、ちょっと詰めが甘いかなあとも感じましたが、2・3巻で繰り広げられる三上の恋人小野田の死、それに絡む遺産相続の話は読み応えあり! 三上と片山は、二人とも小野田の死に傷つき、二人ともお互いその死に責任がある、と罪悪感に苦しんで。でもその時の当事者ではない早坂を間に挟むことによって、特に片山は今まで…