マキヲさんのレビュー一覧

不器用なサイレント(3) コミック

高永ひなこ 

相良がいい子すぎて萌え

放っておいてもラブラブな主人公カップルはちょっと脇に置いておいて…。第3巻は前巻で登場した第二のカップル・加賀見×相良のお話から始まります。生徒会長でありながらチャラチャラしている加賀見の言動に公私共に振り回されている相良ですが、加賀見の真面目な一面を知り、弱っているところをさりげなくサポートされたことで、彼に対する印象が徐々に変わってゆきます。

第1巻で登場した頃には想像できなかったほど、…

3

不器用なサイレント(2) コミック

高永ひなこ 

遠野ママ面白い

第1巻は「萌」寄りの「萌x2」評価だったのですが、第2巻は迷いなく「萌x2」評価です。主人公・遠野の両親が登場人物の誰よりもコメディー担当というまさかの展開で、私このパパママが大好きです。遠野パパに出会えて遠野ママはとっても幸せですね~。「おなべ放置は困るなぁ」と笑うパパが最高でした。

パパママの話はこれぐらいにして…。遠野と田宮のお話が半分、第1巻で登場した遠野の幼馴染・相良と新キャラであ…

3

不器用なサイレント コミック

高永ひなこ 

可愛いくて可笑しい

BLコミック読者のためのバイエル的なシリーズの一つだと思います。高校の同級生でカッコ良い攻と可愛い受、二人ともイイ子で、萌えの王道をきっちり押さえていて読みやすいです。そして何より面白いのは、主人公・遠野の無表情ぶり!表情には全然出ないのに、脳内(心の声)は感情豊かで喜怒哀楽がハッキリしていてもう可愛いやら可笑しいやら。

攻の田宮は若干暑苦しいところがあるのですが、爽やかで男前です。個人的に…

3

優しいSの育て方 小説

榎田尤利  草間さかえ 

お見事!

清々しいほどタイトルでネタバレしている上に、読む人を選びがちな「SM」がテーマであるにも関わらず、最後まで本当に楽しく、喜怒哀楽と萌えを感じながら読むことができる作品でした。

今まで読んだSMモノの作品って攻と受のどちらか一方(あるいは両方)がSかMに目覚めるという展開の場合、そういう変態ちっくなプレイが快感になるのは愛ゆえなのだ!…というロジックが多かったような気がするのですが、この作品の…

4

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

こんな恋物語があってほしい!

本当にこんな男子高校生ふたりの恋物語があったらいいな~!と思える作品で、可愛くてキュンキュンしました。恋って…恋っていいよね!!と全力で思いました。

自分の話で恐縮ですが私も大学の二次試験でデッサンを経験しました。私の場合は美大ではなく理系(工学系)だったのでそんなに本格的なものではありませんが、それでも記憶にある緊張感を思い出して久しぶりに青春気分を味わいました笑

安西リカさんの作品…

5

坊主かわいや袈裟までいとし 1 コミック

本間アキラ 

体格差萌え~

実家の寺の副住職に就いた大円と、実家の寺が廃業してしまって美容師になった弥六。子供の頃――思春期の短期間だけ僧侶としての修業の場で寝食をともにした二人は、実はお互いが初恋の相手だけれど、その想いの方向性はちょっぴり違っているようです。

大円がまあ可愛い。こう思ってしまうとショタ色が増してしまうのですが、子供のような可愛さです。自分はショタ萌えはしないので「大円は大人…成人…」と言い聞かせなが…

3

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

…痴話喧嘩かよ!

前作「不浄の回廊」から一年半を経て刊行された続刊です。恋人として同棲を開始して半年――相変わらずボケッとしたところのある歩と俺様ツンデレな西条は、なんやかんやと言い合いながらも仲睦まじく暮らしています。

今作では、二人の同級生である果穂とその知人の女性が登場して物語が展開していきます。前作に続いてちょっぴりオカルトなエピソードもありますが、終わってみれば、果穂の存在に動揺する歩と、実は歩以上…

4

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

嵐だって悪くない

オトナの社会人BL…で真っ先に思い出す作品の一つです。続編が電子限定版でリリースされると知り久しぶりに読んでみました。

ゲイの男性がストレートの男性と出会って恋をする――それだけと言えばそれだけのシンプルな物語なのに何度読んでもドキドキするのは何故かしら…と考えるに、ドライでクールな“デキる男”然とした榊が恋の嵐に翻弄されて、自分らしくなくなったり、足掻いたりして、結局はただの“恋する男”に…

4

会社は踊る 小説

鳩村衣杏  小椋ムク 

地に足の着いたロマンス

出版社を舞台にした素敵な作品でした。過度にロマンティックがてんこ盛り…というのではなく、社会人として頑張る日常で出会う、地に足の着いたロマンスとでも言いましょうか。導入部分の軽妙な会話劇から惹き込まれ、鳩村さんの小説は設定やキャラクターにブレがないので安心して読めるなぁと改めて思いました。

主人公の利光は前の職場でワーカホリックを拗らせて、出版社「トラフィック・ブレイン」に転職してきた若手編…

3

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

めでたし、めでたし

BL小説としての萌えや切なさもありつつ、昔ばなしを読んだような不思議な読後感の作品でした。

半妖の夏生は半妖ゆえに人間離れした美しい容姿を持つ青年です。しかし、人間とは異なる時の流れに生きる彼は孤独で、唯一こころを許せるのは長年一緒に旅をしている妖犬の壱ノ護だけ。人間への愛憎や半妖として生きる運命への哀しさに疲弊する夏生を守り、癒そうと、壱ノ護は全身全霊をかけて愛情表現します…ワンコなりに。…

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