みざきさんのレビュー一覧

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

最悪な日の最高の出会い

珈琲・レトロな純喫茶好きにはたまらない1冊。
常連客ほど注文しないと噂のおすすめコーヒーを私も飲んでみたい。
派手さはないけれど味がある好みのタイプのお話でした。
作品全体の雰囲気もカフェオレのようなまろやかさです。

恋人同士だと思っていたはずが、知らず知らずの内に自分が不倫相手となっていた…と、ベッドの上で今まさに抱かれている状態で恋人が既婚者だと知る最悪の29歳の誕生日。
そんな…

2

PUNKS△TRIANGLE コミック

沖田有帆 

パンクとピュアのミスマッチの良さ

すごくかわいい2人だったなあ…!
タイトルにもパンクとあるようにパンク系ファッションが印象的な作品ではあるのですが、描かれているのは好きというシンプルで純粋な気持ちなのです。
しっかりとしたストーリーで飽きさせませんし、話運びも丁寧なので、2人の関係性が少しずつ変化していく様子をじっくりと読めるのがうれしい。
パンクなのにピュア。真逆のようにも感じるギャップが効いていてとっても良かったです。…

7

獣の王と狼面の番 下 コミック

奥田枠 

この世界観が好き

見開きページの背景が圧巻の美しさ。
ゼンの目を通して、獣たちが生きる自然豊かで美しい世界が眼前に飛び込んでくるかのよう。
作画に苦労をされたとのことで、小物のひとつひとつから印象的で緻密な柄の建築物まで、苦労をしたとの言葉にも納得の説得力のある素晴らしい世界観が繊細に描写されていました。本当に美しいです。

さて、下巻についてですが、すごくすごく良かったです。
上巻のレビューで、ときめき…

11

獣の王と狼面の番 上 コミック

奥田枠 

すごくツボにはまりました

上巻のみを読み終えた状態でこのレビューを書いています。
ものすっっごく面白かった…!!萌えた…!!
美しい動植物やオリジナリティあふれるファンタジー設定が好みの方はぜひ1度読んでみてほしいです。きっと胸踊るはず…!背景もとっても美しいのです。惚れ惚れしてしまいました。
小難しい設定はありません。導入からもう面白いので、そのまま流れに身を任せて読んでいけば自然と入ってくるので大丈夫です。

4

拒まない男 コミック

三月えみ 

1冊で何度も楽しめる面白さ

コンシェルジュの白石さんの上品さと、なんでも叶えてくれる拒まない男という魅力的な肩書きにふらふらと惹かれて本を開き読み進め、おやおやおや…?!と、想像とは異なる展開の数々に読む手が止まらず夢中になり、作中で起こる出来事にぐるぐると翻弄されながら最後は見事な着地をする。
いやはやすごい。スタンディングオベーションです。
BL成分もたっぷり楽しめますし、なにより非常によく練られたストーリーと展開に…

2

夜も、朝も コミック

 

極上のありふれた日々

世先生の作品を読むとなんだか胸がぽかぽかとします。
ごく普通の日常が描かれているのだけれど、普通だからこそじわじわと心にポッと絶妙な温度のあたたかさが広がっていく。
幸せという言葉を極力使わずに多幸感に満ちあふれた日常を描くのが本当にお上手だと思います。
今作もとても心地良い小さな幸せが詰まっていました。

藤と升麻は同棲を始めて2ヶ月の恋人同士。
読者が知っていることはそれだけです。…

3

飼い犬に手を咬まれるな 小説

夏乃穂足  笠井あゆみ 

書き手の熱量と作品の迫力に圧倒された

いわゆる、読む人を選ぶ作品が大好きです。
こちらの作品はまさにそういう人間のどろどろとしたものが凝縮されている、ちょっと読む人を選ぶ作品かなと思います。
ストーリー重視の方はぜひ。

360Pを超えるページ数に濃厚な愛憎入り混じる夏乃先生渾身の1冊。文章力が凄まじかったです。
読みながら非常にゾクゾクとしましたし、この分厚さになるのがわかる濃密すぎるエピソードに読み進める手が止まらないと…

1

異界で魔物に愛玩されています 小説

夕映月子  陵クミコ 

本当に大好きでした

もうすぐ2年になるのですね。
先生の訃報を知り、非常にショックを受けたのを思い出します。
「楽園暮らしはどうですか?」「倦怠期は犬も食わない」他、夕映先生が書かれる、好きという純粋な気持ちや愛情に満ちあふれた作品たちが大好きでした。

以前、小説Dear+のファンタジー特集に掲載されていたこちらの作品を拝読した際に、今まであまり見たことがない独自の世界観とサタナキアのキャラクター像にすっか…

7

きみの春花 2 コミック

有馬嵐 

かっこ良くてかわいい2人

も、も、も、萌えた〜〜〜!!!
1巻が本当に素晴らしかったので期待を大にして読み始め、読み終わった今大の字になっています。
はーーー…ものすごく良かったな…かわいかった…純恋も卓もかわいかった…

お互いに1学年ずつ進級して環境も少し変化していく2人。
付き合った後の出来上がっている2人のその後というものを見るのが好きで、この2人はいったいどうなるのかなあなんて思っていたのです。
繰り…

5

今、風が梢を渡る時〈後編〉 小説

かわい有美子  笠井あゆみ 

寄宿舎ものの名作

淡く爽やかで、それでいてどことなくノスタルジックな気持ちになる。
そんな心地の良い読了感で満たされる美しい作品でした。
しばらくこの寄宿舎の世界に浸っていたい。
大正の時代背景もこちらの作品を魅力的なものにしている要素のひとつかもしれません。
細やかな時代考証も笠井あゆみ先生の挿画も素晴らしかったです。

学校や寮といった閉塞的な空間の中で、時に苦しみもがきながら成長をし続ける青少年た…

5
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