kurinnさんのレビュー一覧

砂漠に花の降るように~世界で一番愛しいオメガ~ 小説

海野幸  明神翼 

暗くないオメガバース作品

カバーイラストから受けに勝手に可憐なイメージを抱いてしまってました。
良い意味で裏切られました。ww

泉生は旅先で急にヒートに襲われ、サイード王子に助けられます。一目惚れされ王子から溺愛展開と思いきや、全然違いました。

王子が運命の番だと確信した泉生は、大型犬よろしく王子にアタックしまくります。
他の作品にありがちなオメガのイメージが全く無いです。

王子がオメガやアルファの匂…

2

「覇狼王の后 下」コミコミ特典SSペーパー 特典

本編とは違って笑い多し

ヴォルフとアリーシェの長男のフェリシオ視点のお話でした。
フェリシオはヴォルフの異母弟に勉強を教わっており、その後の関係が良好なのが分かります。
大好きなアリーシェの元に行くと膝枕でヴォルフが昼寝しています。ヴォルフが気を許して寝るのはアリーシェただ1人、5人の王子が近づくと気配を察して直ぐに覚醒すると書いてあります。

アリーシェは30歳で5人の王子にお腹にはもう1人います。ちょっと下巻…

4

覇狼王の后 下 小説

宮緒葵  yoshi 

素晴らしい読後感!

下巻は面白くて面白くてページをめくる手が止まりませんでした。

母親に両性である為に酷い言葉を浴びせられ続けたアリーシェに、ヴォルフは根気よく愛の言葉を捧げ続けます。アリーシェは心を開き始めヴォルフに掛ける言葉も違って来るのですが、それに悶絶せんばかりに喜ぶヴォルフが犬化して行きます。さすが宮緒先生です。

貴族の娘のウルリーケに媚びられてもスルーなヴォルフにスカッとすること間違い無しです…

5

覇狼王の后 上 小説

宮緒葵  yoshi 

上下巻一気読みをお勧め

上下巻一気読みしました。
どちらもボリュームあったので読み応えありました。世界観に浸る為にも続けて読むことをお勧めします。

上巻はアリーシェの自己否定と卑下が凄いので、イラっとする方も多いかもしれません。
ヴォルフがアリーシェを好き過ぎる為に話を聞かずに身体を繋げるので、嫌悪感を持つ人もいるでしょう。
BLだから両性が受け付けないって読まず嫌いしないでください。

私はヴォルフの悪…

4

烈火の血族 小説

夜光花  奈良千春 

素晴らしいシリーズになるでしょう

凄く面白くて一巻が終わって欲しくない作品は久しぶりでした。
登場人物の誰にも役割があって、無駄な人物が誰一人居ませんでした。そして素晴らしい文章力に感嘆しました。
あとがきで夜光先生が最初はレオンが攻めで、ノアが当て馬だったと書かれていて変更してくれて感謝しかありません。

とにかくノアがとても魅力的でした。そしてマホロがとても可愛らしい。最後の方はノアがマホロを可愛いしか言ってないです。…

7

ブレイク俳優に熱愛されてます 小説

ナツ之えだまめ  すずくらはる 

作者買い

新多が「野良のイケメン」から大人になって、一人前の俳優に変化していくのがとても面白かったです。

最初はどうなのかと思ってましたが、新多の舞台シーンを読んでいて引き込まれました。舞台前にアガってしまった新多をびっくりさせる為に、西島がキスした事は安易すぎる展開かなとちょっと冷めました。

2人の関係がバレた事によりマネージャーを辞めた西島ですが、再会が一年後ってとても短いと思いましたが、西…

0

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

流石の文章力

死者の姿をスケッチする主人公とあらすじにあったので、恐々しながら読みましたが全然怖くなかったです。
むしろ死者より生きている人間の方が、とても恐い作品でした。流石の宮緒先生です。
狭い世界で守られていた水琴が、広い世界に出て行こうと決心したきっかけは奥槻です。
不思議ちゃんな水琴の考えを先読みして、行動出来る奥槻はスパダリでした。
義弟の犯罪が暴かれるまでは下僕のような扱いでしたが、解放さ…

2

良き隣人のための怪異指南 小説

海野幸  街子マドカ 

面白かった

日常に潜む怪異に深夜にドキドキしながら、面白くて一気読みしました。

頼もしい隣人が現れたと思いきや、怪異現象の原因だったとか怖すぎます。御影の恐怖の夢って幼き頃に誰もが経験するような内容だけに、余計に怖かったです。まぁ実際に起きたら怪我とかは無いんですけど。

夢子の解決の仕方になるほどと感心したのですが、友春の父親が現れるシーンに号泣してしまいました。
それから友春の母親と義父は良い…

6

王と獣騎士の聖約 小説

かわい恋  小椋ムク 

一気に楽しんで読めた

小椋先生のイラストも麗しいですが、内容もとても好みでした。

窮地に立たされた若き美貌の王と、忌み嫌われている黒獅子のお話しです。黒獅子は醜い姿ではなくユリウスには魅力的で美しい獣に思えます。人型の時のネヴィルもとても美形で素敵です。聖騎士親善試合のネヴィルの圧倒的な強さは読んでいてワクワクしました。

王国に聖騎士として残って貰う取引きとして、ユリウスの精気をネヴィルに与えるわけです。最…

4

シークレットノート コミック

 

スピンオフより好き

『ハイドランジア ケージ』を読んで、こちらのスピンオフ作品だったと知り読んでみました。

私はこちらの作品の方が好きでした。
双葉も15歳で身寄りが居なくなって住み込みで働いたりと不憫ではありますが、快晴とのやり取りに悲壮感がありません。

快晴も乱暴な言葉遣いだったり、俺様ですが雨情のようにアルファ以外を人とも思って無いような思考の持ち主ではなかったです。まともな感覚の不器用なだけの優…

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