Sakura0904![]()
漫画家同士の恋愛ということで、元アシで自分より後にデビューした後輩作家の方が売れて人気者になっていくことへの嫉妬や、映画化が決まったと思ったら脚本の内容が大幅に変わっており、作家本人が手を加えようとしても忙し過ぎて回らず結局白紙になったりなど、この職業の過酷さ、光の当たらない部分に焦点が当てられていて、時折苦しく感じるほどでした。締め切り前の徹夜が当たり前の世界。体力と気力を極限まですり減らして…
桜の描写とここのつ先生のタッチも相俟って、終始綺麗な印象の作品でした。単にリーマン同士の恋愛作品かと思っていたので、実は攻めの水上に作家として評価された過去があり、受けの加久田がそのファンだったという展開はなかなか面白かったです。体から始まってしまう関係だけど、行為がどんなに淫らでも、2人の純情さは常に伝わってきて不思議とずっと安心できる濡れ場でした。ただ、互いを好きになった動機が若干薄いという…
全編通して修羅場を感じる作品、このドキドキ感がたまらないなぁと思いました。妻子持ちで雪文を自分に都合のいい従順なオモチャとして仕込んだエリート雨津木、そんな彼の元から雪文を解放し自分と一緒に過ごして欲しいと願うラーメン屋店員の慧介。対極的な2人の男の間で揺れつつも、やはり自分を拾ってくれて長年面倒を見てくれた雨津木をそう簡単には忘れられない雪文。ベタっちゃベタな三角関係ですが、ダヨオ先生のタッチ…
苑生先生のすっきりとした綺麗なタッチが大好きなので、2作目を読むことができてとても嬉しいです。サラサラの黒髪を真ん中分けして黒目がちな環が儚げで美しいのはもちろん、洵太の方も幼い頃はちょっと愛想のなさそうな顔立ちだったのが、成長した途端色っぽい目付きになっていて、その変化にやられました。キャラデザ、描き分けが冴えてるなぁと思いました。
ストーリーの方もありそうであんまりないような展開でし…
実親の虐待から逃れ、養子となった先で可愛がられて育った累。新しい両親はとても穏やかで優しくて、一見何の不自由もないように見えてしまうけれど、血が繋がっていないという事実は彼にとって自分を縛る鎖のようなものでもあって。虐待から救ってもらって養子となったからには、息子として恥ずかしくない振る舞いをしなければならない、少しでも道を踏み外したら捨てられる。どんなに優しくされても、そういう考えを捨てきれな…
萌2に近い萌です。主人公のヤギが、自分が読んでいた少女漫画のヒロインと同様の状況に陥っていくのが面白く、この流れはきっと王子じゃなくて同僚の黒瀬とくっつくんだろうなぁと最初に読めてしまうのですが、それでも黒瀬がどんな風にヤギを堕とすのかワクワクせずにはいられませんでした。王子的存在である白崎を抱くことを想定しているヤギが、黒瀬と予行練習する際は抱かれる側に回ってしまう。白崎の男のプライドを傷付け…
なんとなくドタバタ感が1巻の時くらいに戻ったような、そんな気がしました。さすがにギャグシーンを逐一数えているわけではないので実際はそうでもないのかもしれないけれど、個人的な感覚としては、2巻が一番落ち着いていたように感じます。マコトとしのぶの攻め受けが逆転したり、しのぶが経営する店がオープンしたりと、話の展開的にも濃いイベント続きだったというのもあるのかも。あまり2人の甘く穏やかな日々に浸れた感…
ストーリーはすごく面白かったですし、メインキャラの2人も魅力的で、次巻もすぐ読みたくなりました。ただ、ドタバタなコメディ調のシーンがほとんどなので、ここは静かに余韻に浸りたい!というシーンでもすぐ笑いに持って行かれるのは、ちょっと合わないと感じたかも。ハイテンションにもずっと着いていける自信のある方はすごくハマると思いますが、私はメリハリがないと疲れてしまうので、せめて10年も寝たきりだったしの…
今まで焦らしていた分、5巻は最初から結構飛ばしていましたね。顕の星への話し方は相変わらず素っ気なくてツンツンしているけれど、星を可愛いと思う気持ちが割とダダ漏れになってきていて、顕も変わったなぁと思いました。バカだけど素直な分、星の行動力や発言に顕は度々驚かされるわけですが、このやりとりにはもはや年季が入っているとすら感じます(笑)。
男同士でのやり方をふわっとしか知らない受けには、久々…
罰ゲームで告白するとか、本気で告白したのに罰ゲームだと思われるなどの導入は珍しくないですが、相手がゲイか確かめるために告白するというのは斬新な掴みで面白かったです。最初は安村視点だったのが、章が変わると飯田視点になって、お互いの気持ちのすれ違いが攻め受け両方の視点で読めるというのも、まだまだBL界では少ない演出。安村は分かりやすいけれど、飯田の言葉はこういう意味だろうなと受け取ったら、意外と本人…
